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芸能デー

24 8月

『津軽じょんから節』に悪戦苦闘
 私も最近『津軽じょんから節』の練習を始めた。娘達のピアノを思い出す。私の娘達はずっとピアノを習っていた。特に姉の方は、練習に苦労していたようだ。妹の方はあまり言わなくいても、自ら練習していた。その娘達がピアノを習うように、私も、先々週から、月に2回三味線の先生に無理なお願いをして『津軽じょんから節』を教えていただくことになった。

 三味線もろくに弾けない私が、いきなり『津軽じょんから節』を教えていただくなんて、我ながら厚かましいにもほどがあると思った。それだけに、娘達のピアノではないが、ここ一週間、多少まじめに練習をしたつもりだ。

 そして、今日が2回目の個人レッスンがあった。独学では無理だと思った。通販で安物の三味線も買ったし、教則本も手に入れたが、途中で投げ出していたのだ。先生に指導をお願いしてから、少しずつ奏法を教えていただくことができるようになった。

 やはり基本は、しっかりした人に習うべきだと思った。ギターと違って楽譜を見ながら弾くことができない。手元が見えないからだ。かといって、なかなか曲を覚えられない。正に、年齢との戦いである。昔なら、1、2日あれば覚えられる曲の長さだが、今はそれが覚えられない。

 果たして、短いこの曲を覚えられるのだろうかという不安が頭をよぎる。しかし、覚えられないからこそ脳のためになっているんだと自分に言い聞かせている。後は練習あるのみだ。

 来月始めのレッスンまでには、少なくとも、今日よりは進歩していたい。練習は大変だが、面白い。

 私には、『津軽じょんから節』を学ぶ理由が二つある。一つは、和太鼓の伴奏に三味線を使いたいからだ。そして、『津軽じょんから節』をヒントにメロディーを
考えたいからだ。もう一つは、じょんから節を活かした演歌を作りたいからだ。

 以上の二つの理由のために始めた『津軽じょんから節』だが、最近では三味線そのものが面白くなり始めている。少なくとも、この一曲だけはマスターしたい。できればひと前で弾けるぐらいに。

新しい郷土芸能づくり
 夜、7時半から集会所で郷土芸能づくりのための会合があった。区長の説明の後、様々な意見が飛び交った。全て想定内である。これまで伝わっていたものを新しいものにする必要があるのかという意見が多い。

 私の意見はこうである。

「確かに片瀬に伝わる銭太鼓は、かなりの伝統があるが、“安木節”に合わせてとじょうすくいを入れて飾りバチを振るのである。他県の郷土芸能のコピーである。いくら頑張っても、物まね芸であって郷土芸能にはなり得ない。それくらいなら、これらを使って新しいものを作ったほうがよい。」

 安木節をのメロディーを活かして詩を変えたらという意見もあった。それでは、替え歌である。いっそのこと新しいものを作った方がよいと思う。とにかく、試験的にやってみようといいことで話が落ち着いた。そして、基本的なバチの振り方を練習した。

 今後、年長者からもいろんな意見が出るだろうと思う。それらを説き伏せられるかどうかは、試験的にやった芸能が受け入れられるかどうかだ。そのためには、試験的とはいえ、真剣にやらなければならないと思う。責任重大でもある。

 非難覚悟でやらなければならないだろう。とにかく、始まった。後は、少しでもよいものを作るしかない。またまた忙しい日々が始まる。それが済んでからが、本当の夏休み、いや秋休みになるのかも知れない。

(日記:午前中、三味線練習とホームページ研究。午後は新民謡のCD作り。夕方、『津軽じょんから節(三味線)』の個人レッスン。そして、家庭菜園の水やり。午後7時半よ利、片瀬地区の郷土芸能を考える会に出席。銭太鼓の練習。)

 
 

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