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勝山夏祭り

14 8月

天候だけは……
 今日は勝山夏祭り。しかし朝から雨が降っている。最近まで晴れた暑い日が続いたが、ここ数日間天候が安定しない。今日は勝山の夏祭りのメインイベントがある日だ。恐竜パレード、ヨサコイ系のパフォーマンス『勝ち山ワッショイ』、そして花火だ。

 関係者はやきもきしていたのではなかろうか。全くの悪天候だ。どんなに文明が発達しても、今のところ天候だけはいかんともしがたい。人工的に雨を回避する技術はないわけではないが、勝山市レベルではどうしようもない。

 明日は、私が6月頃から取り組んできた『ふるさとの踊り大会がある日だ。合わせて、『手打ちそばまつり』も開催してもらった。それに、和太鼓などの郷土芸能発表もある。しかし、雨となると人の出足はぐっと減るだろう。

 今日の悪天候により花火大会は明日に順延となった。明日は、民謡大会と花火が同じ時間帯に開催されることになる。途中から人の流れが変わるのではないかと心配である。かなりの人が「ゆめおーれ」広場から、弁天河原へ移動するだろう。

 先ずは、晴れること、そしてそれなりの人が集まることを期待したい。広場で盆踊りを楽しんでもらいたい。

 盆踊りが、手打ちそばとドッキングした。人が集まれば、何かが始まる。そこには出会いもあればビジネスも生まれる。盆踊りだけではどうしようもない。盆踊りをきっかけに人が集まり、食と結びつき、健康と結びつき、人とのふれあいが始まり、まちの活性化に繋がることを望みたい。

市役所前を出発する恐竜パレード

恐竜パレードを見て 
 
勝山が全国に誇れるものは何だろうかと考えれば誰もが恐竜と答えるのではなかろうか。それだけに、『県立恐竜博物館』の開館10周年の今年は、勝山あげて夏祭りで恐竜を全国に発信してもらたいと、私は昨年から考えていた。

 期待を胸に、恐竜パレードの出発地点である市役所前の駐車場へ出かけた。かなりの人が集まり、出発式を行っていた。そして、恐竜パレードが始まった。高校のマーチングやプロの業者が作ったリアルで動く恐竜もあったが、この恐竜パレードで市外・県内外から人を呼べるだろうかと考えると、残念ながら十分ではなかろう。

 恐竜に関するパフォーマンスを一般公募する前に、どのようにして勝山が全国に誇る恐竜を夏祭りに取り込むかを十分考えなければならなかったのではなかろうか。1回目だからこれでいいだろうという人がいるかも知れないが、1回目だからこそ、もっともっと練って練って恐竜をアピールしてほしかったと思う。

 勝山でやっても、福井でやっても、敦賀でやっても、同じであるというようなものでは、県内外から観光客を呼ぶことは困難であろう。町の文化祭をやるのか、まちなか観光元年として、全国に誇れるものを目指すのか、コンセプトがはっきりしなかったように思う。

 勝山独特のものをやり、それがある程度のレベルに達していれば、人は集まるであろう。恐竜の活かし方は、まだまだあるように思う。

 勝山の全国に誇れる観光資源は恐竜だから、「恐竜パレードをやろう!」ということまでは理解できても、そこから先、もっともっと議論して、恐竜をどのように生かすのかを考えるべきではなかったか。今日のパレードで満足していては、いつまで経っても、ご町内の文化祭レベルを超えられないのではないか。

 私も参加したかったが、あまりにも多忙で準備ができなかった。それというのも、6月以来、ずっと「盆踊り復活」のためのアクションに時間をとられていたからだ。材料は買ってあるので、今後もこのような催しがあるのならば、私も評論家のごとくが外野席から意見を述べるだけではなく、参加して見たい。

(日記:午前中、事務所でパソコンの勉強。午後、明日の郷土芸能発表のために和太鼓運搬。そして、恐竜パレード見学。夕方、墓の清掃と墓参り。村の当番として、延命地蔵の供養。夜、明日の盆踊り大会の準備。カセットテープの音楽をCDに焼く。多忙な一日であった。)

 
 

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