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ハワイアンギターと蕗採り

01 6月

懐かしのハワイアンギター
 昔できたことが今できるかとなると、そうはいかないことをこの頃分かってきた。悲しいことである。

 例えば、ギターであるが、せっかく苦労して覚えた数々の曲目が、忘れてしまって一部しか思い出せないことがある。そうかと思えば、曲はちゃんと覚えているのだが、手が思うように動かないこともある。

 また、私はコマ回しがかなりできたと思っている。今から10年ぐらいまでは昔のようにいろんな曲芸的な回し方ができたものだ。しかし、今は昔のようには行かない。

 このようにして、あれもできない、これもできないという風に忘れ去っていくのだろうか?

 昔できたことの一つに、ハワイアンギターの演奏がある。ハワイアンのスタンダードナンバーは楽譜なしでもかなり弾けたものだ。しかし、最近大昔のギターを物置から取りだして弾こうとしたが、所々、弾けない部分があるのだ。

 退職記念にアコーディオンを買ったが、これも昔はかなり弾けたつもりだが。思うように手が動かない。勘も働かない。

 これはいかんと、せめてハワイアンギターだけでも数曲弾けるようにしたいと思って、練習のためのカラオケを作った。このカラオケに合わせて一週間に何回かは練習したいと思って、練習を始めて数日が経った。前途洋々たるものがあるが、ボケ防止だと思って頑張りたい。

所々に残雪が見える新緑の林道

 

 みずみずしいフキの群落

 

久々のふき取り
 午後、家内と二人でふき取りに出かけた。フキは生えている土地によってみずみずしさや堅さが異なるのだ。

 あちこち移動しながら、フキを採り続けた。平日にフキ取りができるなんて生まれて始めてだ。山道で出会ったのは二組の夫婦だけだった。

 帰り際に、かなりフキが密集しているところに出くわした。予想以上にフキが採れた。これだけあれば、何回かはフキの煮物を食べることができる。また、「きゃらぶき」にして保存しておけば、一年中、「山の幸」を味わうことができる。満足して帰路についた。

 帰宅するなりシャワーをして事務所へ出かけた。今日は、ALTの先生に太鼓を教える日だ。といっても、彼女はアメリカの大学で和太鼓を学んでいるのだ。「三宅」なる曲を習ったらしいが、フォームはかなり様になっている。

 7月には帰国するらしいのだが、「三宅」とは異なる太鼓のたたき方を教えてあげたいと思っている。太鼓を学びたいという気持ちが強いので、上達もはやい。

 帰宅すると、今日のメニューの中にフキの煮物があった。ニシンといっしょに煮たのだ。多少の苦みがあるが、私はこの苦みが好きだ。ウドもその苦みが大好きだ。いかにも山菜を食べているという気がするからだ。

 充実した一日だった。

 
 

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