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ものの少ない生活

05 7月

行動範囲を取捨選択
 最近、我が家の行事の関係もあって、少しずつ家を片付けている。ものが少なくなった部屋は落ち着く。ものは、いつか何かに間に合うのではと思っているとなかなか片付かない。

 本とは、書籍なら、図書館があり、ネットがある。知識的なものならそんなに要らないはずである。しかし、自分が作ったり、記録してきたものは、捨てたらそれで永久にこの世から消えてしまう。

 だからといって、そんなに価値のあることをしているのだろうか。40数年間、教育に関わり、悪戦苦闘したり、書いたり、考えたりしたことだけは、簡単には捨てたくない。誰の役にも立たないだろうけれども。

 そんなことを考えているうちに、家の中には捨てられないものがたまっていくのだ。写真にしても、残したところで誰も見たりはしないあろう。ごく、少し残せばよいだけだ。しかし、たくさんのアルバムがあり、たくさんの思い出が詰まっている。

 こんなことを考えると、残さないでもよいものを、残しているようにも思える。しかし、こうしたことを繰り返しているうちに、少しずつ、ものが減っているのは間違いがない。ああ、いつになったら、家の中がスッキリするのだろうか。全ては、自分の気持ちにかかっているだけだ。

(日記 朝は、部屋の整理。午後、家内は外出。私は数学。果たして、こんなことをしていて価値があるのだろうかと時々思うが、また、勇気を出してやり続けているという感じだ。周囲の、高校生や昔の教え子達に励まされて。)

 
 

少子高齢化は防げるだろうか

04 7月

学者や政治家の考えていることが通用するだろうか
少子高齢化が止まらない。政治家や学者はああでもないこうでもないといろんなことを述べる。しかし、そんなことで簡単に少子化が防げるだろうか。いつも、そう思う。

高校を出れば多くの子供たちは都会を目指す。昨日も、能登の先端にあり原発を導入しなかった珠洲市のまちづくりについてテレビで放映されていた。

多くの若者は、関東、東京、そして金沢を目指すらしい。漁業に取り組んでいるのは高齢者が多い。若者が地元に残らないのは、働き場所がないからだという。

本当に働き場所がないのかというと必ずしもそうではなかろう。漁業や農業もないわけではないが、収入面に問題があったり、仕事がきつい場合があろう。

そのため、一極集中していくのだと思う。その点、昔の為政者は都をあちこちへ移したのは先見の明があったのかもしれない。また、各地で大名が地域の活性化のために、産業を興したのも素晴らしいことではなかろうか。本気で少子高齢化に対する実効ある背策を講じないと日本はどんどんいびつになっていくように思えてならない。

(日記 午後福井へ行くので、午前中、事務所で数学。途中で、パソコンのグッズを買うために大野へ。午前11時半ごろ、家内と福井へ向かった。買い物をした後、長女の家へ行き、二人の子供(孫)の子守。なかなかやんちゃな男の子二人、でもそれなりに可愛い。午後6時半過ぎまで子守をした後、帰宅。)

 
 

雑誌の切り抜き

03 7月

現職時代の癖
私は、今でも雑誌の切り抜きを行っている。最初は、毎月とっている雑誌などを本箱に入れておくが、数が増えてくると場所をとることになる。そこで、一定の数がたまったら処分しなければならない。

しかし、せっかく金を出した雑誌を資源回収に出すだけではさみしい。そこで、捨てる前に、興味のある記事だけをカッターナイフで切り取ってファイルに保存している。

イチゴの苗作り。

イチゴの苗作り。

しかし、そのスクラップも何十年と時間が経過すると、どんどん増えてしまう。そこで、今後使う機会や時間がないのではと思うものは、心を鬼にして古紙として資源回収に出すことにしている。

今日も、雑誌1年分の切り抜きを行った。おかげで本箱には少しばかり、空間ができた。切り抜いたものは、まちづくり、童話、モノづくりなどであった。

童話は、やはりプロの童話作家や素人の入選作をよく読むことは私にとっては、童話づくりの教科書だと思っている。こうして自分で作った童話を年に2、3作だけ紙芝居にしているのである。まちづくりや創作に関する記事だけは今でも集める癖がついている。

(日記 雑誌の切り抜きと部屋の整理。午後は、事務所で数学。家内は雨の中、イチゴの苗作り。ちょっと悪いなあと思った。夕方、音楽仲間のOさんが事務所へやってきた。しばし音楽談義。のんびりした時間が流れた一日だった。)

イチゴの孫蔓をポットに入れて洗濯ばさみでとめて作った苗。まだ、みんな親株につながっている。

イチゴの孫蔓をポットに入れて洗濯ばさみでとめて作った苗。まだ、みんな親株につながっている。

 
 

『越前大野はげっしょ鯖物語』(2)

02 7月

大野で紙芝居
昨年、大野のショッピングセンターで依頼を受けて制作した創作紙芝居『越前大野はげっしょ鯖物語』を今年も披露してほしいとの依頼を受けた。

紙芝居に先立って手遊び歌。園児たちも楽しそう歌ってくれた。

紙芝居に先立って手遊び歌。園児たちも楽しそう歌ってくれた。

昨日までに、昨年より絵を2枚増やし、脚本を少し変更した。午前10時に自宅を出発した。午前10時半からの第1回目は、開成保育園の年長組の幼児の前で演じた。紙芝居に先立って、手遊び歌を3曲程みんなで歌ってから、紙芝居を始めた。

その後、園児達ははげっしょ鯖を焼いているところを見学し、鯖と鯖の入ったたこ焼きを試食していた。最後に、園児たちと一緒に、七夕飾りの前で「七夕の歌」を歌って別れた。

子供たちとは楽しそうに歌い、紙芝居を見てくれた。手を振りながら、保育園へ帰って行った。2回目は、大人を相手に、紙芝居を演じた。ショッピングセンターの人たちともいろんな話をすることができた。

担当者からは、「開成保育園の年中行事にするので来年も紙芝居をお願いします」と聞かされた。園児たちと交流できることはありがたいことだと思った。子供たちとの交流を通して、勇気をもらったような気がした。

紙芝居『越前大野はげっしょ鯖物語』を子供たちは集中して見てくれた。

紙芝居『越前大野はげっしょ鯖物語』を子供たちは集中して見てくれた。

(日記 午前中は、大野のショッピングセンターで、創作紙芝居『越前大野はげっしょ鯖物語』を演じた。その後、外食して帰宅。午後は、事務所で数学。夜は録画したビデオを見た。充実した一日だった。)

 
 

『越前大野はげっしょ鯖物語』(1)

01 7月

紙芝居の絵を追加
 午後は、創作紙芝居『越前大野はげっしょ鯖物語』の絵を追加することにした。昨年は、一月弱をかけてこのの紙芝居を作ったが、今年は少しだけ、直して明日大野のショッピングセンターで上演するつもりだ。

 この「はげっしょ鯖」については、大野が発祥の地と言われているが、同じ奥越の勝山でもかなり広まっている。はげっしょになると、一匹の鯖をもらって食べたものだ。

「四ケ浦港から年貢の代わりに鯖を納めさせては」と進言する大野藩の家老。

「四ケ浦港から年貢の代わりに鯖を納めさせては」と進言する大野藩の家老。

 昔のように、粗末な食べ物しかなかった時代には、ご馳走であると共に、それこそ貴重なタンパク源であった。何よりもあの香ばしさが食欲をそそった。

 今は、店頭で売られている鯖の多くは外国産ではなかろうか。外国産にも色々あっておいしいのもあればそうでないものもある。できればおいしい鯖を食したいものだ。

 ここ数日間、この『はげっしょ鯖』に関する番組が少なくない。大野では、旧大野藩の領地であった「四ケ浦」から実際に歩いて鯖を運ぶイベントが毎年行われているそうだ。私も、紙芝居で、このような場面を描いておいた。明日が楽しみだ。

(午前中は、里芋の追肥と子ズイキ切り。そして畝の間の草取り。家内と二人で行った。その後は、昨年の種がこぼれて畑に生えてきたトマトの苗を西瓜と同様、鉢植えにした。果たして実るだろうか。午前の作業は暑かった。午後は、紙芝居の絵描き。夜、東京に住む次女とスカイプ。顔を見ると安心だ。)

 
 

スイカの鉢植え

30 6月

収穫よりも盆栽としての楽しみ
家内が、友達から小玉スイカの苗を2本もらってきた。スイカは昔作ったことがあるが、最近は作っていない。そこで、今年は、大型の植木鉢で育ててみることにした。

自宅の植木鉢でスイカを育てるために行燈仕立ての支柱を作った。

自宅の植木鉢でスイカを育てるために行燈仕立ての支柱を作った。

畑でスイカを作っても、最近は動物にやられる可能性が大きい。そこで、まくわ瓜などの甘瓜は作っても、スイカは敬遠していた。しかし、せっかくもらった苗なので植木鉢で育てようと二人で決めた。

何日間か鉢植えにしておいたが、蔓が伸び始めたので、自宅へ持ち帰り行燈仕立てにすることにした。植木鉢に竹の支柱を4本立てて、籐で輪を作って支柱にくくりつけた。

収穫はあまり期待しないが、毎朝成長を見る楽しみはあると思っている。田んぼでは大小のカボチャが実を付けている。その成長を見るのはとても楽しみだ。

トマトも接ぎ木苗を買って育てているが、家庭菜園には昨年の種が落ちてあちこちに何本かのトマトが生えている。これも近々、畑とは別に植木鉢で育てたいと思っている。作物の成長を見るのは本当に楽しい。

(日記 午前中、自宅でスイカの支柱作り。意外と時間がかかった。午後は、事務所で数学。時々家庭菜園に出て家内の作業の手伝い。トマトもトウモロコシもイチゴも、鳥や獣のために、網を張っておかなければならない。余分な作業だが仕方がない。途中で、紙芝居の絵を1枚描いた。明後日、大野で演ずる創作紙芝居『越前大野・半夏生さば物語』のための絵だ。一日があっという間に終わってしまった。)

 
 

“ギターデュオ”なるか

29 6月

頭の体操とボランティア
夕方、事務所へOさんを誘った。昔、高校のPTAの役員をお願いして以来、知り合いになった。昔バンドをやっていたこと、今もギターに興味を持っていることなど、私と共通部分が多い。

Oさんとの楽しいギター練習。彼は10歳ほど若いので頼もしい。

Oさんとの楽しいギター練習。彼は10歳ほど若いので頼もしい。

そんなわけで、ハワイアンバンドのギターをお願いしたこともある。これからは、二人のギターを中心に、いろんな曲を練習して音楽ボランティアとして奉仕活動ができればと思っている。

今日は、『夜霧のしのび逢い』、『朝日のあたる家』、『ブルドッグ』、『フラガール』、『君といつまでも』などギター演奏曲を練習した。こうした曲にハワイアンや演歌を加え、歌を入れればそれなりに格好がつくと思う。思う。

リードギターは交互に務めることにした。昔、軽々と演奏できた曲も、今弾いてみると、手の動きは悪い。しかし、やらなければ、ますます下手になって何もできなくなるあろう。

これからは、時間を見て、週一回ぐらいは、頭の体操として練習してみたいと思う。遊びでもあるが、私にとっては、脳の体操でもあると思っている。そして、少しでも誰かに喜んでいただけたらそれこそ最高の喜びだ。

去年も一緒に演奏したOさん(左端)。

去年も一緒に演奏したOさん(左端)。

(日記 朝から雨。午前中は、車庫の整理。わずかな時間で、気持ちよくなった。午後は、事務所で数学。午後4時頃からOさんを呼んでギターの練習。とても楽しい時間を持つことができた。)

 
 

子どもたちよ、健やかに

28 6月

大野市『誓念寺保育園』で講演

話の中で使った自作の絵

話の中で使った自作の絵

誓念寺の住職で園長の藤井氏からのお誘いを受けて保育園で話をすることになった。昨年『誓念寺中野保育園』で話をさせていただいたが、今年もお誘いを受けてありがたかった。

私のような者の話が、果たして保護者に対して「何かのお役に立つかどうか」わからないが、これまでの学校生活や市教委勤務、3人の子育て、そして孫達と接している中から筋道を立てて話をさせていただいた。

今日寄せていただいた『誓念寺保育園』は昨年新築したという近代的な保育園だった。照明一つとっても全保育室は間接照明だった。園長のお話に寄れば幼児の目にやさしいということだった。

また、部屋の仕切りは全て可動式で、園児の数に応じて部屋を大きくしたり小さくしたりできるものだった。設計者は設計部門で日本一になった方ということだった。

パワーポイントを使って、約一時間、話をさせていただいたが、とても貴重な経験になった。講演に先立って、子どもたちは保護者と一緒に七夕飾りを作っていた。子どもたちの前途に幸多かれと祈りながら、同園を後にした。

(日記 朝起きて、講演の準備をしようと思い、パソコンのスイッチを入れたが、起動しない。昨日パワーポイントで作った資料が使えない。あわてて、ノートパソコンにある元となった資料を使って作り直し開始。時間は、1時間あまりしかない。昨日作ったものとは少し異なるが、我慢して作り直したものを使おうと決めた。そして、念のためと思ってデスクトップパソコンのスイッチを入れると起動するではないか。あわてて作った資料は使わなくてもよくなった。朝からあわてた一日だった。午前10時に自宅を出発。大野市の『誓念寺中野保育園』で保育講演。午後は、のんびりと過ごした。)

 
 

庭木「ナンジャモンジャの木」の植え替え

27 6月

父から受け継いだ庭
父親が亡くなってから50数年が過ぎた。その間自宅前に庭の樹木を守ってきたが、多くは枯れたりしてしまった。庭木らしい庭木はイチイの木1本になってしまった。

樫の木は大きくなったが、落葉が多いので、3、4年に一度、専門家に枝を切ってもらわなければならない。落ちた実からは常に芽が出て木が生えてくる。

今日は大きめの植木鉢に植えておいた「ナンジャモンジャの木」を庭に植え替えた。このナンジャモンジャの木についてはネットには次のように書かれていた。

『自生地以外の場所に植栽されたものを見ても誰も木の名前がわからず「何の木じゃ」と言っていたものが転じて「ナンジャモンジャ」になったというお話がありますがこれ以外にも諸説ありはっきりしません。』

本当の名前は「ヒトツバタゴ」と言うらしいが、なかなか花が咲かないらしい。我が家のナンジャモンジャは、今年初めて植木鉢の中で白い可憐な花を咲かせた。ゆっくり成長するらしいが、大きくなったときのことを考えると、植える場所にも気を遣う。ここでどれくらいの大きさの木になるのだろうか。

(日記 午前中は、庭の草取りと鉢植えのナンジャモンジャの木を庭に定植した。午後は、明日の講演の資料作り。資料はパワーポイントで作った。夜9時頃に完成した。大野の『誓念寺保育園』で講話をするからだ。楽しい仕事である。)

 
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雑草対策

26 6月

家と事務所と田んぼの雑草
草の対策を迫られる場所は、大きく分けると3カ所だ。一つは家の周囲だ。たいした庭ではないが、次から次へと雑草が生えてくる。コンクリートの部分があるから助かるが、そうでない部分の雑草対策を真剣に考えなければならない。

次は、事務所の周辺だ。事務所の横の家庭菜園はまだいいが、そうでない部分、キウイ棚の下などは何とかしなければと思う。お金はかかるが、今日、防草シートを張った。これで、少なくとも5年間は草が生えないはずだ。

もう一つは、田んぼの畦だ。田んぼでの米作りは、組合に任せてあるのだ、安心だが、畦の草は田んぼの持ち主がすることになっている。年に3回は草刈り機で刈らなければならない。

今年は、畦の一部に防草シートシートを張り、残りの部分は草刈り機で刈ることにしたが、時々、除草剤も撒布することにした。

午前中は、今年2回目の除草剤を撒布したが、手動式なので、かなりハードな仕事だった。左手で常にポンプを動かし、右手で撒布するのだ。背中には、10㍑の液が入ったタンクを背負っているのだが、暑さで汗をたくさんかいた。草の対策には頭が痛い。

久々のギター練習。腕はかなり落ちたがそれでも楽しい。

久々のギター練習。腕はかなり落ちたがそれでも楽しい。

(日記 午前中は除草剤撒布。午後は、事務所の周辺のキウイ棚の下辺りに防草シートを張った。午後4時頃から、事務所で数学。途中で、カラオケに合わせてギター練習。若い頃簡単にできたことが今は簡単にはいかない。それでも、ギターを弾いていると気持ちだけはワクワクする。午後7時半から横浜の孫の『爺ちゃん勉強』。 )