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『ふしぎな岬の物語』をみて考えさせられる

13 10月

生き方を考える
ようやく超多忙から解放された。娘を福井駅を送った帰りに、家内と映画を見ることにした。『不思議な岬の物語』だ。私自身はよい映画だったと思う。

『爺ちゃん勉強』の後の、横浜の孫たちとの楽しい語らい。

『爺ちゃん勉強』の後の、横浜の孫たちとの楽しい語らい。

自分の生き方を振り返る機会を得たように思う。人は、支えあって生きていくものだということをつくづく考えさせられた映画であった。

年をとるにつれて、頑固になりがちだが、そうではなくて、だれとでも親しくできる丸さが必要だと思った。タイトルにはあるように、確かに“不思議な物語”であった。

昔の映画評論家ではないが、「映画って本当に素晴らしい」と思った。映画はフィクションであっても、その中にはいくつかの真実が含まれているように思う。

そして、それが人に感動を与えるのだと思う。最後に、登場人物やスタッフが移されていたが、一本の映画に数百人の人間がかかわっていたようだ。いつか、短編映画でも、作ってみたいと思いながら、帰宅した。

(日記 午前11時に自宅を出て、娘を福井へ送っていった。その帰りに、ショッピングをした。本屋では増田寛也氏の書いた『日本消滅』、と藤巻健史氏の書いた『迫りくる日本経済の崩壊』を買った。その後、映画『ふしぎな岬の物語』を見た。夕食後、横浜の孫の『爺ちゃん勉強』。のんびり過ごした一日だった。)

 
 

全国大会で発表

12 10月

『エコミュージアム研究会 全国大会 in 勝山』で発表
 いよいよ今日は、エコミュージアムの全国大会が市内で行われ、研究会に先立ち、私達が銭太鼓『片瀬豊年ばやし』の発表をする日だ。しかし、明らかに、新しい挿入芸の部分は練習不足である。

 6時起床。午前7時過ぎに市民会館へ向かう。マイクセット。芸の確認。そして、いよいよ本番へ。今日の日が私たちの一つの目標と定めていた。

 そして、本番が始まった。元々、多少のユーモアのある昭和の米作りを芸として発表しているのだが、問題はそれぞれの芸の間合いだった。まだまだ練習新開ければならないと痛感して演技は終わった。

 しかし、研究会参加者の感想は好意的であった。「楽しかった」という人、「来年は是非うちの文化祭で発表して下さい」という人、「また、バージョンアップしましたね」という市関係者。

 反応はいろいろであった。とにかく、目標にしていた大会が終わった。何とか、地域の郷土芸能として定着させたいものだ。明日から、また、のんびりと次の目標に向かって頑張りたいと思う。反省もあるが、充実した一日だった。

(日記 午前中、エコミュージアム研究会の全国大会に、我が片瀬地区の銭太鼓保存会が出演。ようやく一つの目標が終わった。まだまだ練習すべきだが、一つの方向性は固まりつつある。この、数ヶ月間、いろいろ大変でもあったが、あっという間に終わってしまった。また、次の出番に向けて頑張りたい。)

 
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自作アニメ、「まほろば」で上映

11 10月

終わったことの充実感
 ここ焼く1ヶ月半あまり、連日、『平泉寺物語』のアニメ作りに集中していた。そして、いよいよ今日は、「エコミュージアム研究会」でできたてのアニメの発表日。

 午後1時少し前に、平泉寺の「まほろば」へ行く。平泉寺の子どもたちの発表の後、いよいよ上映。少しだけ前置きをして発表開始。

 とにかく、完成したことにホッとした。映像を見ているうちに、改善点がいくつか見受けられた。樹影が終わった後、参加者の一人から、「売っていただけませんか」と言われたが、まだまだ未完成だ。

 貸し出すことはかまわないが、売ることについては、自分が満足できるレベルになるまで、できないと思っている。先ずは、もう少し完成度を上げなければと思う。

 それでも、何人かから「ご苦労さんでした」との声がかかった。それだけでも、取り組んだ回があったと思っている。一つのことをやり終えた満足感に浸りながら平泉寺を後にした。

(日記 午前中は、最終チェック。午後12時半過ぎに、平泉寺の「まほろば」へ向かう。午後1時半過ぎから上映開始。午後3時頃、「全国さといも産地交流会(コロちゃんまつり2014)に出演のために楽器を運搬。午後6時半頃、懇親会で『片瀬豊年ばやし』を発表。色々あった一日だった。)

 
 

ついに完成 バンザーイ!

10 10月
『平泉寺物語』の一場面

『平泉寺物語』の一場面

簡易アニメーション『平泉寺物語』
 明日の、『日本エコミュージアム研究会~全国大会 in 勝山』で使用する簡易アニメーションが完成した。

 ここ一ヶ月半、連日十数時間以上の作業の結果、完成した。完成までには、三つの難関があった。簡易とは言え、たくさんの絵を描かなければならないこと、セリフや音楽とナレーションと合わせること、そして、最後にDVDに書き出すこと。

 データが重いのか、パソコンは10分に一回はフリーズし、作業は停止。できかけのものを保存していなければそこまでの作業は水の泡。

 最後には、一分ごとに保存しての作業となった。そして、何とか、DVDに焼くことができた。しかし、いざ完成してみれば、作品の未熟さにガッカリもした。

 何よりも目が限界に達していた。音声データの波形はとても見にくく、目が異常に疲れた。この二週間は、ブログを書くどころではなかった。それでも、何とか、前日までに完成した。よしとしなければならないだろう。とにかく疲れた。でも、少しの満足感は残っている。

(日記 午前中は、映像編集作業。午後1時に昨日できたテスト版を持って本番の会場である「歴史探遊館まほろば」で上映してみる。帰宅して、再び、編集作業継続。最後に完成したのは午後11時過ぎであった。)

 
 

簡易アニメ、最後の追い込み

09 10月

試作に安堵
 今日も朝から、アニメ作り。未完成ながら、とにかく、焼いてみた。そして、何とか、焼けた。自宅のテレビで見てみると、何とか、見られる。

4枚の絵で僧侶を走らせようとするので、チョうっと無理がかかるが致し方ない。

4枚の絵で僧侶を走らせようとするので、チョうっと無理がかかるが致し方ない。

 第一に関門突破。とにかく、DVDに焼けるかどうかが心配だった。パソコンのフリーズとの戦いであった。パソコンの能力が悪いのか、使い方が悪いのか。

 特に、テロップを編集しているときに、八割ぐらいはパソコンがフリーズしてしまった。悪戦苦闘しながら、テスト版でも何でもいい。最悪の事態は免れた。

 後は、少しでも、校正すればいいのだ。1秒間に1枚の絵が必要でも、1分にはかなりの絵が必要だ。今回間に合わなくても、いつか、もう少し完成度を上げたいと思う。

 眼が限界に達している。眼科へも通ったが、目を酷使しているので、改善しない。これが済んだら、ゆっくり眼を休めたいと思うが、なかなかそうもいかないだろうな。

(日記 例によってアニメ作り。難関は最後のDVDに焼く部分だ。やってみたが、うまくいかなかった。止む無くマニュアルを見てmpg.2ファイルに焼いた。夕方、Y君に来てもらって教えてもらった。午後7時から市民会館で、“豊年ばやし”のステージリハーサル。何度も練習した。本番は、日曜日だが、まだまだだ。)

 
 

車……複合副作用②

08 10月

車社会がもたらすもの
 私も、車の恩恵に浴しているので、車のメリットは十分に認識しているつもりだ。しかし、あえてそのデメリットを考えてみたい。

 先ずは、車の発達によって鉄道が大きな打撃を受け、全国的にもかなりの路線が廃線に追い込まれてしまった。また、生き残っていても、3セク等で財政的な支援を受けて辛うじて、生き残っている場合が少なくない。バス路線も赤字で廃線になったり、生き残っても間引き運転で辛うじて残っている場合が少なくない。

 公共交通機関の廃止の影響は少なくない。特に、車を運転できない学生や高齢者には影響が大きい。若いうちはよいが、高齢者になると、医者通いや買い物も不便になる。地域では、生活がしづらく、地域の衰退を招いている。

 80歳を超えても車を運転せざるを得ない高齢者も少なくない。被害者だけでなく加害者になる高齢者も増えている。さらに、車で自宅と職場を往復する生活が続いたので、人間関係が疎遠になってしまったように思う。

 交通事故だけでなく、車を使った犯罪も少なくない。車依存により、足腰の弱体化も顕著だ。また、車を持つことによる経済的負担も無視できない。車を持つために必要以上に働かなければならない若者もいるのではなかろうか。世の中のモノにはよい面と悪い面が表裏一体となっていると思う。

(日記 終日アニメ作り。いよいよ追い込みだ。午後7時から太鼓のSさんと篠笛のFさんと家内と私の4人で『片瀬豊年ばやし』の伴奏練習。本番間近だ。)

 
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スマホの影響……複合副作用①

07 10月

スマホの何が問題か
 以前にも書いたが、モノには、それを作ったねらいやメリットがたくさんあるのだが、同時に、予期せぬ(場合によっては予想できるが)デメリットも少なくない。

 例えば、スマホだが、そのメリットは今更述べるまでもない。しかし、そのデメリットも、軽視できない。私自身は、携帯電話がこの世に出たときから、気になっていたことがある。

 それは、膨大な時間がそれによって使われることだ。高校1年生では9割の者がスマホを持っている。そして、そのうちの、半数が休日に3時間以上も使っているとのことだ。

 また、平日でも3時間時用ネットを使っている高校生は、3割以上だという。休日に6時間以上ネットを使っている生徒は15%強だという。

 いろんなことを体験してほしい高校時代に、1日に何時間も、スマホでメールをしたり、ネットをしたりしていることに私は問題を感じるがどうだろうか。このような依存実態に不安を感じている。女子の半数以上が「一度も会ったことのない友人がネット上にいる」というのも、異常だと思う。スマホによって,真のコミュニケーションがとれない若者が増えているとのことだ。これらも、スマホの副作用だと思う。

(日記 終日、アニメ作り。眼が疲れる。)

 
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“平泉寺”の大きさと素晴らしさ

06 10月

調べれば調べるほど興味が湧いてくる
 土曜日に行われる「エコミュージアム研究会」の全国大会に発表する簡易アニメ『平泉寺物語』制作を通じて、毎日平泉寺について、考えながら作業をしているが、平泉寺についての興味は尽きない。

アニメに登場する平泉寺の僧達と寛永寺創建の天海僧正と徳川家光

アニメに登場する平泉寺の僧達と寛永寺創建の天海僧正と徳川家光

 今、平泉寺は奥越の山際の小さな集落で過疎化も激しい地域だ。敷かし、かつては、宗教都市とまでいわれる大きな町だったというのだ。簡単には信じがたいことだ。

 しかし、かつては、全国的にも存在の知られた大きな存在だった。先ずは、福井藩初代の松平秀康の平泉寺に対する対応だ。県内では破格の200石を寄進し、その後も、福井藩は平泉寺に対して厚くもてなしたのだ。

 また、源氏と平家の争い、南北朝の争いなど天下分け目の戦いでも、平泉寺は関わっている。また、平泉寺は、比叡山の末寺から、江戸幕府の安泰と万民の平安を祈願するために創建された上野の寛永寺の末寺になっている。

 そのため、江戸幕府とは強いつながりを持つようになったのだ。平家物語にも、太平記にも登場するなど県内のどの寺社よりも大きな存在だったのだ。しかし、このことを知っている人は非常に少ないように思う。これからも、平泉寺の素晴らしさを紙芝居やアニメなどを通して多くの人たちに知ってもらいたいと思う。

(日記 終日、アニメ制作。午後7時過ぎから、Tさんと『片瀬豊年ばやし』の伴奏練習。Tさんは、普段フルートを吹いているので、時々、篠笛をお願いしているのだ。)

 
 

永平寺町で紙芝居と手遊び 

05 10月

永平寺で紙芝居と手遊び
 私たち夫婦が、子育てマイスターとして、紙芝居や手遊びで呼ばれる地域は、主に勝山市と大野市だったが、少し範囲が広がり、今日は永平寺町での2回目の活動だ。

永平寺町の子育て支援センターで手遊びと紙芝居を演じた。

永平寺町の子育て支援センターで手遊びと紙芝居を演じた。

 でも、難しいのは、対称となる子どもだ。今日は、0歳から2歳の幼児とその保護者だ。ストーリーのある紙芝居は無理だと思って、今日は、幼児向けの二種類の紙芝居を演じることにした。

 2つの紙芝居とは、『かくれんぼ』と『のぞいてみよう』だ。切り抜いた景色の後ろに動物が隠れているもの、もう一つは大・中・小の穴の開いている紙を、小→中→大の順に引き抜いていき、穴の中から見える動物を言い当てるというものだ。

 はじめは、小声で答えていた子ども達もだんだん大きな声で答えてくれるのだ。この紙芝居も、3、4、5歳児になると会場は騒然となるのだ。答えを大声で言うためだ。

 紙芝居以外では、親子がふれあえる『ぞうきんの歌』などいくつかの手遊びをした。合間に、若い保護者に向けて子育てに関する“ミニ講話”をして、会場を後にした。

(日記 午前10時半頃から、永平寺町で“子育てマイスター”として、紙芝居や手遊び歌を演じ、子育てミニ講話をした。それにしても、0~2歳児の前での活動は難しい。)

 
 

どんなモノにもあるメリットとデメリット……複合副作用

04 10月

スマホのデメリットは時間泥棒(私見)
 もしも私に本を書く能力があるとしたら、『複合副作用』というタイトルで本を書いてみたいと思う。しかし、実際にはそういう才能はないので、このブログでも文を書くしか方法はないだろうが。

 世の中には、いろんな「モノ」が次々と産み出されている。“どれもこれも、世の中のためになる、特に経済的なメリットがある”つもりだろうし、そう思う。

 メリットは否定しない。しかし、その副作用に注目する人はそんなに多くないのではなかろうか。しかし、一つ一つの、デメリットも静かに確実に世の中を蝕んでいるように思う。

 そして、それらの副作用が2つ3つと重なったときには、メリットを超えるかも知れない。それが私の考える『複合副作用』だ。これを、しっかりと、世の中にアピールできたらと思う。

 「円安」も「スマホ」にも、メリットと同時に、大きなデメリットがある。「円安」でいえば、政治家は、メリットばかりを強調しているが、デメリットで会社の存亡の危機に瀕しているところも少なくないのだ。スマホのデメリットは、子どもや若者の時間泥棒と言えなくもない。

(日記 Aさんが自宅にやって来る。「市長と語る会」について意見交換。)

 
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