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Archive for the ‘農作業’ Category

有機の効果か

22 5月

あまーいイチゴ
 趣味的に家内と二人で家庭菜園に取り組んでいる。いや、明らかに家内が主で私は従かもしれない。野菜栽培の本を買ったり農業雑誌『家の光』の作物関係のページを切り抜いたり、地区の人に栽培法を聞いたりしている。

 しかし、結局は、それらを総合して取捨選択し、自分流に栽培法を考え出すしかない。今年はどういうわけか、イチゴの味がとてもよい。粒はそんなに大きくないが、味には自信がある。

 シーズン前には、時々イチゴを買うがそのどれらにも負けない味だと思う。なぜこうなったのだろうか。六呂師の牛糞堆肥や油かすなどの有機肥料が効いたからだろうか。

 いつも気になることは、毎年毎年狭い場所で野菜を栽培していると、いつか土地が痩せてしまうのではないかと気になる。そこで、牛糞堆肥をたっぷり入れることにしている。

 エンドウやジャガイモも、他の人たちに負けないくらい立派に育っている。これもやはり有機肥料のせいだろうか。野菜栽培の決め手は畑の土なのだろうか。住んでいる環境が人を育てるように、植物も生育環境が決め手になっているのではないかと思う。

(日記 今日も曇りや雨の天気。こんなときは、気持ちよく数学がやれる。弁当を家内に持ってきてもらって午前も午後も事務所で数学。午後4時半頃、来月の市民会館で銭太鼓『片瀬豊年ばやし』の伴奏(三味線)をしてもらうSさんが事務所へやって来た。私は、Sさんの三味線に合わせて篠笛を吹いた。何とか、10月までにはしっかりと生伴奏ができるようにしたい。)

 
 

草との戦い

30 4月

何で草と対抗するか

春は若葉と 草萌える
米も野菜も 草に負け

田植え直前の田んぼの草刈り。後2回は草刈りをしなければならない。そこで、今後は、一部「防草シート」も使いたいと思う。」

田植え直前の田んぼの草刈り。後2回は草刈りをしなければならない。そこで、今後は、一部「防草シート」も使いたいと思う。」

収穫減では 情けない
なんとか草に 負けまいと

あの手この手で 考える
手間か薬で 対抗だ

手間をかけるにゃ 先ず鎌で
次に使うは 草刈り機

生える後から 追いかける
いたちごっこで 日々過ごす

手間がなければ 除草剤
健康被害が 気にはなる

野菜や米は 草の他
獣害鳥害 細菌も

店に並んだ 数々の
野菜はどうして 育ったか

手間と薬が 半々か
見ているだけでは 分からない

安心野菜は 自家用で
育てて食べる 気持ちよさ

(日記 午前中は『猪野瀬地区活性化委員会』の書類作り。午後は田んぼの畦の草刈り。草刈り機で草を刈ったほか、一部の土手に「防草シート」を張った。5年は持つというが果たしてどうか。)

 
 

夏野菜の植え付け

27 4月

3ヶ月後の収穫を目指して

夏の野菜の 植え付けの
時期が今年も やって来た

先ずは植え床 準備して
早速苗を 買ってきた

トマト・キュウリは 接ぎ木苗
ナス・ピーマンは 普通苗

この他シシトウ サツマイモ
収穫までの 3ヶ月

世話して成長 願うだけ
育つ過程も 楽しみだ

昨年植えた 作物は
順次収穫 始まった

時間をかけて 世話をする
菜園経験 宝物

自宅の庭で育てた「ウド」。苦みは少ないがそれでも美味しい。

自宅の庭で育てた「ウド」。苦みは少ないがそれでも美味しい。

(日記 午前中は、GWに向けて家の清掃や書籍の整理。午後は、家庭菜園作業。午後7時過ぎまで頑張った。こうして植えておけば、三ヶ月後には収穫できるだろう。昨年植えた作物は今どんどん生長して間もなく収穫できる。いろんな作物を植えておけば、常に何かは収穫できる。今日も庭の隅に植えておいた「ウド」を収穫した。私は「ウド」の味噌汁が大好物。葉っぱは天ぷらにして食べた。籾殻をたっぷりかけてあるので、「ウド」は軟化し苦みも少ない。私は、「ウド」の苦みが大好きだ。その点で家での「ウド」は少し物足りない。)

 
 

まちづくり

24 4月

実りある会議

前向く者が 集まって
猪野瀬地域の 活性化

語る時間の 楽しさよ
今日も一歩の 前進だ

一年二年 三年と
経てば実りは あるだろう

一村一品 特産を
目指すも楽し 夢もある

昔のよさを 生かすのも
これまた楽し 夢がある

前向く者が 集まって
時間忘れる 楽しさよ

3年ほど前に出向いた県主催の『山菜講座』でいただいた「うど」がようやく収穫できるようになった。早速、夜調理していただいた。

3年ほど前に出向いた県主催の『山菜講座』でいただいた「うど」がようやく収穫できるようになった。早速、夜調理していただいた。

(日記 朝から活性化委員会の資料つくり。途中で市役所の担当者と書類提出について相談する。帰宅して作業機継続。午後は、明日の中国人の研修生の皆さんに対する講義の資料作り。午後7時半より猪野瀬公民館で『猪野瀬地区活性化委員会』の定例委員会。今年度の全体計画と補助金申請のための話し合いをする。午後10時過ぎまでかかった。かなり忙しい一日だった。)

 

サンデー・ファーマー

07 4月

家庭菜園バンザイ

雪が解けたら 先ず水菜
お浸しにすりゃ 飯進む

春の作業の 一番は
畑耕し ジャガイモだ

去年の秋に 準備した
ニンニク、玉ねぎ エンドウが

冬を過ごして 春の陽に
すくすく育つ 楽しさよ

寸暇を惜しんで、ジャガイモを植える場所を耕した。

寸暇を惜しんで、ジャガイモを植える場所を耕した。

風に揺れてる エンドウに
あわてて支柱 立てたから

きっと今年も 腹いっぱい
ゆでエンドウを 食えるだろう

4月も終わりに 近づけば
畑にぎわす 夏野菜

ナスにトマトに 豆・キュウリ
食卓にぎわす 自家野菜

一石二鳥の うれしさよ
だから畑は 止められぬ

時には病気 虫やカビ
悲しいことも あるけれど

手をかけた分 作物は
応えてくれる うれしさよ

だから畑は 生き甲斐だ
我が家になくて ならぬもの

(日記 午前中は、歯医者へ行く。医者へ行く機会が多くなたように思う。体に気をつけなくっちゃ。午後は、エンドウに支柱を立てる。今年も、生育は順調なので、たっぷり塩ゆでしたエンドウを食べることができるだろう。午後4時から隣の高校生に数学を始動。というよりも数学の質問を受け付けている。数学をわかろうとしているので教え甲斐がある。それに、私の参考書作りに大いに役立っている。学校以上にわかりやすく指導したいものだ。)

 
 

イノシシ

02 4月

村を襲うイノシシ

せっかく植えた 作物を
一夜で全て 食い荒らす
里のギャングに 百姓は
怒り心頭 打つ手なし

春の作業の 一番に
植えたジャガイモ 一晩に
全て掘られて 食べられて
作業は全て やり直し

猪(いのしし)害に 悩まされ
何とかせねばと 隣村
電気の柵を 張ったけど
効果あがらず 次の策

里芋の穴開け作業。専用の用具があるが、私は杭に足を乗せる台を付けたものを作った。

里芋の穴開け作業。専用の用具があるが、私は杭に足を乗せる台を付けたものを作った。

田畑を全て 金網で
囲ったまでは よかったが
行き場失い 猪(いのしし)は
我が村めがけて やって来た

河川の堤防 掘り起こし
林道の土手も 掘り返し
それでも足りずに 田畑まで
餌を探しに やって来た

慌てた村の 百姓は
電気の柵を 張ったけど
効果のほどは どうだろか
いずれは相手が 勝つだろう

時代はいくら 進んでも
農家悩ます 敵多し
猪(いのしし)熊に ハクビシン
虫にカラスに モグラまで

(日記 午前中は、猪野瀬地区の活性化案を考える。午後は、家内と里芋を植えるために、組合から借りた畑へ出かけだ。村の集団農場だ。そこで、分かったことだが、ジャガイモを植えた畑が荒らされたようだ。種のジャガイモが全て猪に食べられたNさんは、改めて、耕耘機で畑を耕し、ジャガイモを植え直していた。そのため、組合の役員が電気柵を張っていた。我が家のジャガイモは、自分の畑に植えたので今のところは、大丈夫だ。最近、特に、我が村の田畑は猪に荒らされるようになった。)

 
 

のんびりと籾殻燻炭づくり

18 11月

小雨の中で
朝から、天気が悪く、小雨が降っている。こんな日は燻炭づくりに最適だ。先ず、竹製のプランターの使い古したものを割ってたき火の材料とする。杉葉に火をつけて竹を燃やす。

そこへ、煙突をかぶせ、周囲に籾殻を置く。しばらくして、籾殻が炭化を始める。区の事務処理をしながら、時々、燃え具合をみる。

煙が出るので隣の人に燻炭を作っていることを告げる。洗濯物に匂いがつくと申し訳ないからだ。昼頃できあがる。できあがった籾殻燻炭に水を撒いて完成。

炭化を終えてもみ殻燻炭に水をかけたところ。何度も水をかけないと、炭化が継続し、火がつくことがあるので要注意。

炭化を終えてもみ殻燻炭に水をかけたところ。何度も水をかけないと、炭化が継続し、火がつくことがあるので要注意。

水をかけても油断はできない。火が消えているとは限らない。再び、火がつくことが少なくないので、一晩は屋内へ入れることはできない。

私は、燻炭などの炭は、生物の成育によい微生物の住処になると信じている。そんなわけで、今年も、これで二回の燻炭づくりを終えた。もう一回できればと思う。

昨日までとは違ってのんびりした一日だった。燻炭は、来年の家庭菜園にふんだんに使えるかと思うとうれしくなる。それに、燻炭は消毒にもよいような気がする。

(日記 午前中は籾殻燻炭作り。午後は、花いっぱい運動の花の購入に家内と二人でホームセンターへ行く。花と土を買ってきた。今日は寒いので植えるのは明日にしたい。)

 
 

里芋収穫

31 10月

共同作業は楽し
急に「里芋の収穫作業の呼び出しがかかった。私も、私たち夫婦や子どもたちだけでは食べきれないほど自分で里芋を作っている。

子どもの頃から食べ慣れているが、それでも美味しい。この里芋を村の多くの人は自分で作っているが、組合でも作っている。

今日はその作業だ。集まったのは、男子8名、女子7名。先ず、里芋の茎を切り、黒マルチを取り除くと、トラクターで里芋を掘り起こす。

その後、里芋についている土を取り除き、トラクターで農舎へ運搬。昨日までの雨で、田んぼはぬかるんでいて、泥だらけになった。それでも、多くの人たちと話しながら、作業をするのは楽しい。

仲間での作業だと、全員にノルマがあり、勝手に休憩することができないのはちょっと窮屈だが、作業そのものは楽しい。

そういう意味では、組合を作り、共同で作業をするのは、区民の親睦にもなり、私にとっては喜ばしいことだが、そうは思わない人もいることだろう。

午前10時頃、全員、農舎前で休憩。ジュースを飲み、菓子をかじりながらの休憩。こんな作業がなかったら、村の人たちと話をすることも少なかっただろう。

午前10時頃、全員、農舎前で休憩。ジュースを飲み、菓子をかじりながらの休憩。こんな作業がなかったら、村の人たちと話をすることも少なかっただろう。

ただ、このシステムが、次の世代も引き継いでくれるかとなると、甚だ疑問だ。TPP問題もあり農業は曲がり角に来ているのは間違いなさそうだ。

選挙のことを考えると、政治家の皆さんも簡単には方向性を見いだせないのではなかろうか。私の予想では、ある程度、農産物も自由化し、その代わりに何らかの補助金で穴埋めするのではなかろうか。

結局、農業を保護する政策は変わらないのではなかろうか。しかし、村づくりの観点から考えると、農業を効率や利益優先で考えることは危険だと私は思う。それは、地方が崩壊しかねないからだ。

(日記 午前中は組合の里芋収穫作業の出る。午後は、紙芝居の描画作業。本番は明後日後だというのに、まだ、校正作業が続いている。明日は何が何でも完成させなければならない。午後7時半より、同じく明後日のさつき苑の文化祭に出演するために、銭太鼓の練習。忙しい一日だった。)

 
 

家庭菜園

22 10月

来年に向けて
家庭菜園は私たち夫婦の大きな楽しみの一つだ。安全な野菜を食べることができ、青空の下で作業する楽しみを味わうこともでき、一石二鳥だ。

素人が家庭菜園を楽しむには、連作だけは気をつけなければならないと思っている。私も、小さな畑を大きく4ブロックに分け、さらにそれぞれを二つに分けてローテーションしている。

色々やっているうちに、最近何をどれだけ作るかが問題になってきた。普段は夫婦二人暮らしなので、作りすぎると大変なことになる。冷凍したり、塩漬けにできるものはよいが、そうでないものは無駄になる。

まもなく熟すイチジクがたくさん家庭菜園で待っている。畑へ行く楽しみだ。

まもなく熟すイチジクがたくさん家庭菜園で待っている。畑へ行く楽しみだ。

来年は何をどれだけ作るかよく考えて植えようということになった。ニンニクも今年は作りすぎてしまった。里芋も来年は少し減らそうと決めた。

エンドウ、トウモロコシ、トマトなどは増やしたい。イチゴはジャムで保存できる。このジャムは引く手あまただ。添加物がないので安心できる。

それから、家庭菜園へ行く楽しみがもう一つある。それは初夏から晩秋までイチジクがほぼ毎日数個ずつ収穫できることだ。甘く熟したイチジクは、休憩時のおやつとして最高だ。

今年も、いよいよ家庭菜園の仕舞い時。それと同時に春の準備が始まっている。土の恵みに感謝して来年も健康で頑張りたい。

家庭菜園には、やや小ぶりだがたくさんのキウイが実っている。これはリンゴなどで追熟しなければ食べられないが、冬の楽しみだ。

家庭菜園には、やや小ぶりだがたくさんのキウイが実っている。これはリンゴなどで追熟しなければ食べられないが、冬の楽しみだ。

(日記 午前中は区の事務処理。区民の要望の回答を求めて市役所へ行ったり、会計処理のためにJAへ行ったり、書類提出に公民館へ行ったりした。帰宅して短時間、紙芝居の仕上げ作業。午後は、牛糞堆肥をたっぷり入れて水菜を植える場所を耕した。春一番に食べることができる緑の野菜だ。午後は、黒マルチに玉ネギの穴を開けた。帰宅してから、再び、紙芝居の仕上げ作業。かなり忙しい一日だった。)

 
 

来春に備える

18 10月

農作物以外に来春に備えるものはあるか
私のような“サンデーファーマー(家庭菜園人)”でも、いろんな作物を収穫するためには、来春に備えて今のうちから準備しておかなければならない。

今日は、収穫を終えたオクラや千石豆のあとを片付けてイチゴを植える場所をつくった。すでに、イチゴは植えてあるが、少し場所が足りないのでもう少し植えたいと思う。

イチゴは生食の他、ジャムにしている。ジャムは身内に喜ばれるからだ。添加物の入っていない自家製のジャムを食べたら他のジャムは食べられない。

すでに、来年のためにニンニクを植えたし、イチゴもすでに植えてある。今後、タマネギ、水菜、エンドウ等も植えておきたい。そうすれば、春には水菜に始まりいろんなものが収穫できる。

夏に植えた大根をはじめとする根菜類、秋ジャガイモ等がまもなく収穫できる。常に先のことを考えて、準備しておけば、次々と収穫物が得られるのだ。

今年最後のショウガを収穫。素人にしてはまあまあのデキだった。

今年最後のショウガを収穫。素人にしてはまあまあのデキだった。

ところで、こうした農作物以外に、来年に備えて収穫できる(成果の得られる)ものはあるだろうか。数ヶ月かけて完成させるものはあるだろうか。農作物しかないとなると悲しい。是非とも、半年、一年掛けて創作活動を継続したいし、数学関係の何かを考えたい。エンドウの収穫ができる頃には、農作物以外からも何らかの収穫を得たいものだ。

いくら退職したからといって、出たとこ勝負の人生では、収穫物は知れていると思う。そんなことを考えながら、来春に向けての家庭菜園準備をしていた。

(日記 午前中は、自宅で写真整理。午後は、暖房器具と扇風機などの入れ替え作業。その後、知人に里芋を送った。そして来春に備えての家庭菜園作業と今年の後片付け。風は冷たく、冬がそこまで来ているようだ。)