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Archive for the ‘農作業’ Category

里芋収穫作業

14 10月

ブランドの力
今日は、『農事組合法人かたせ』の里芋収穫作業。先日、「里芋の収穫に出てきてほしい」と理事長から言われた。午前8時に組合の農舎前に集合。

快晴の空のもと、みんなで組合の里芋収穫作業。和気藹々のうちに作業が進む。

快晴の空のもと、みんなで組合の里芋収穫作業。和気藹々のうちに作業が進む。

里芋の収穫を始めた。里芋の茎を切る者、黒マルチを取り除く者、そして、機械で里芋を掘り起こす者、最後は親芋から子芋をばらして袋詰め。

いろんな作業を分担しながら行った。秋晴れの空のもと、仲間と雑談しながら、気持ちよく作業を進めることができた。

しかし、里芋と言えば、「上庄」か「大野」がブランドになっている。我が片瀬も昔から「里芋」を作っているが「量に於いては上庄の足下にも及ばない。

戦う恐竜の下を通る天空の回廊。三歳の孫は恐る恐る前進。(於:恐竜公園)

戦う恐竜の下を通る天空の回廊。三歳の孫は恐る恐る前進。(於:恐竜公園)

しかし、味は変わらない思っている。中には、片瀬の方が美味いと太鼓判を押す消費者もいる。しかしながら、ブランド力では、横綱と幕下以上の差があるように思う。

せめて、十両までには昇進しなければと思う。『片瀬三兄弟』で「里芋」と「ショウガ」と「米」を少しでもブランド化できないものかと作業をしながら思った。

(日記 午前8時より3時間、組合の里芋収穫作業。午後は、福井の長女が自分の仕事がしたくて孫を連れて我が家へやって来た。家内と二人で子守り。恐竜公園へ行くことにした。約3時間弱公園にいたが、孫達は元気はつらつ。行ってから帰るま

恐竜公園でのスナップ。かき氷が販売されるくらい暑かった。

恐竜公園でのスナップ。かき氷が販売されるくらい暑かった。

で、動きっぱなしだった。私は、午前中の里芋の収穫の疲れもあって子どもの動きにはついて行くことができず、見ているだけだった。しかし、晴れていたので気分はとてもよかった。)

 
 

「芋」と「ショウガ」と「旨い米」

13 10月

「せんいまつり」に参加して
今日は、「ゆめおーれ勝山」で「せんいまつり」が開催され、我が片瀬の銭太鼓保存会もアトラクションに招かれた。

歌のキャッチフレーズである「芋とショウガと旨い米」にちなんで、緑の葉っぱの付いた「里芋」と同じく葉っぱの付いたショウガと歌のタイトル『片瀬豊年ばやし』の名前の付いた米を持参することにした。

自分の育てた里芋を示しながら終わりの挨拶。隣は、片瀬特産のショウガと福井産コシヒカリ『豊年囃子』を持っている。

自分の育てた里芋を示しながら終わりの挨拶。隣は、片瀬特産のショウガと福井産コシヒカリ『豊年囃子』を持っている。

私は、自分の畑で収穫した葉っぱの付いた里芋を準備した。ショウガと米は他のメンバーが持ってくることになった。

午前9時頃、自宅を出発。開会式の後、幼稚園の園児のアトラクション。そして、いよいよ銭太鼓の出番。

いつもは狭いステージが多かったが、今日は広い野外ステージ。秋晴れの空のもと気持ちよく演技をすることができた。

演技の中と、演技の終了後、餅まきをした。全てが終わった後、片瀬の特産の芋とショウガと銭太鼓の曲でもある『豊年ばやし』と名付けた米袋(3kg)を示しながら挨拶をした。

銭の入ったバチを振るメンバー(上)と歌い手(下)。

銭の入ったバチを振るメンバー(上)と歌い手(下)。

願いはもちろん、「かたせ」のブランド化である。「市民の皆さんが「かたせ」と聞いたとき、これらのうちどれか一つでも思いだして下さればと思う。

(日記 午前7時半過ぎに、アトラクションに使う里芋一株を取りに、畑へ行った。その後、午前9時頃自宅を出発して『ゆめおーれ』へ。銭太鼓『片瀬豊年ばやし』を実演。おおむね好評ではなかっただろうか。午後、寺より報恩講参り。3時半過ぎから、家内とニンニクの種を植えた。夕食後、ウオーキング。)

 

籾殻燻炭づくり

11 10月

朝から作業開始
今日は,天気もあまりよくないので籾殻燻炭を作ると決めた。籾殻燻炭などの炭は、植物の生育に好影響を与える微生物の生育にはよいと言われている。

そうかどうかは知らないが、土に籾殻燻炭を混ぜて使うと何となく植物の成長によかったように思う。

上:燻炭づくり 中:ほぼ完成 下:広げて水をかけて完成

上:燻炭づくり 中:ほぼ完成 下:広げて水をかけて完成

午前8時に自宅前で種火を付け、煙突を設置。そして、組合からもらってきた籾殻4袋を煙突の周りに置いた。

家の前で作業を始めたのは、常に進捗状況を見なければならないことと、火を使うので近くにいなければならないからである。

時々、風が吹くので困った。午前7時半に準備し、午前8時に着火。正午にだいたい完成した。水を撒いて灰にならないように広げた。

燃焼と炭化は似て非なるものだ。通常木材などの炭素化合物を加熱すると燃焼が起こり、炭素は周囲の酸素と結合して気体の二酸化炭素になる。

しかし、酸素を遮断した状態で加熱を行うと、炭素化合物は分解し、その中から揮発性の低い固体の炭素分が比較的多く残る。この現象が炭化なのだ。

燃やして灰にするか、酸素を絶って加熱して炭にするかの違いだ。この燻炭づくりでも一つ間違うと、籾殻は燃えて白くなり、灰になってしまう。そうさせずに炭化させるためには少しは気を遣う。

今日もだいたい上手くいった。もう一二度燻炭づくりをやりたい。植物の成長によいと言われる燻炭をふんだんに使うためにも、もう一頑張りしたい。

(日記 燻炭づくりをしながら、紙芝居の絵を描いた。午後、4時から、大野で約1時間家内と一緒にラジオを聞きながら、ウオーキング。見慣れぬ土地を歩くのもなかなかよいものだ。車では気がつかないいろんなものが見える。午後7時から踊り指導。事務所近くの女性二人に『勝山よいとこ』を指導。『勝山よいとこ』は、おわら踊りを参考に創作したおどりだ。市内のあちこちで踊って下さる人がいるのでありがたい。)

 
 

ジンジャーガールズ(生姜女子)

05 10月

ショウガを地域の特産に
知人から電話がかかってきた。「ラジオを聴いていたら、福井にショウガを作るグループ“ジンジャーガールズ(ショウガ女子)”があるとのこと。ホームページに載っているらしいとのこと。

立派に育った我が家のショウガ。

立派に育った我が家のショウガ。

早速ホームページを開いてみると、確かに“ジンジャーガールズ”についての記事が載っていた。この地区は、ショウガをブランド化すべく昨年からショウガ作りを始めているとのこと。

わが片瀬は、100年以上の伝統がある。しかし、昨年から始めたJA福井に負けそうだ。それは、関わる人間と栽培規模だ。

記事によれば、福井市のJA女性部は、昨年から本格的にショウガ栽培を開始し、女性ブランド野菜づくりグループ「ジンジャーガールズ」として活動しているとのこと。

左義長ばやしを演奏する大人たち。太鼓は子供中心だった。

左義長ばやしを演奏する大人たち。太鼓は子供中心だった。

今年(2013年)のメンバー数は、昨年の409人を遙かに上回る698人。我が村の人口の3倍ほどもあるのだ。そして、このグループは栽培技術とショウガの品質の底上げを目指しているとのこと。

さらに、新たな取り組みとして「特化チーム」制度と「強化地域」を設け、JA管内に17チームを設置し、「特化チーム」では、メンバーで協力しながらチーム単位で技術向上を目指しているらしい。

また、昨年の実績が高かった一乗と美山地区を「強化地域」とし、体験談を交えながら他地域への技術指導や情報提供を行うとのことだ。

2年目にして、この勢い。伝統があると思っていた我が村の100年の歴史を数年で乗り越えて一大産地になるのではなかろうか。品種も複数取り入れて地域ごとの適性を探るという。

先日、子供達と慰問に出かけた介護施設『さくらんぼ』での和太鼓演奏。

先日、子供達と慰問に出かけた介護施設『さくらんぼ』での和太鼓演奏。

さらに、面白いのは、11月にはショウガを使ったオリジナル料理を募集する「ショウガレシピコンテスト」や、グローブのように大きなショウガを栽培することを目指す「グローブショウガコンテスト」などを開く予定という。

2年目にしてこの勢い。羨ましくもある。生姜の収穫の様子を動画でYouTubeにアップしている。本当に数年で福井ブランドのショウガができるかもしれない。その時、我が村のショウガはどうなっているだろうか。

(日記 午前中は、紙芝居の絵描き。午前9時半から親子太鼓の指導。次回の出番に向けて練習。午後は、紙芝居も絵描き。その後、区の『各種団体合同会議』の資料作り。そして、午後7時半から『各種団体合同会議』。続いて『九月定例役員会』。今日もかなり慌ただしい一日だった。)

 
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ウルトラショウガ

03 10月

薄切りにするのはもったいないけれど
我が村は、ショウガの産地だ。ショウガは健康によい。しかし、区民のみなさんはどれだけショウガを食べているのだろうか。

かくいう私は、ショウガ大好き人間。特に柔らかい新ショウガの味噌漬けは最高だ。一夜漬けでよい。3~5mmの厚さにスライスした新ショウガを味噌の中に入れておくだけでよい。

塩分は身体によくないと思うので、私は味噌を洗って食べることにしている。新米と一緒に食べれば食が進む。辛さが最高だ。

ところでこのショウガだが、一年中食べるには、少し考えなければならない。保存食なら、味噌漬け、醤油漬け、酢ショウガ、梅干しの中に入れる紅しょうがだろうか。

片瀬特産のショウガで健康によい『ウルトラショウガ(乾燥ショウガ)』づくり。少し日射しが弱いので、2、3日かかりそうだ。

片瀬特産のショウガで健康によい『ウルトラショウガ(乾燥ショウガ)』づくり。少し日射しが弱いので、2、3日かかりそうだ。

調味料としてなら、おろしたものをビニール袋に入れ、薄くして冷凍すればよい。チョコレートのように、割って使うことができる。

もう一つの使い方は、『ウルトラショウガ(乾燥ショウガ)』にすることだ。体を温めて「免疫力」をアップすることができるのだ。

体の「冷え」は万病の元。 体温が、一度か二度下がるだけで免疫力は大きく低下し、病気になる危険が増えるそうだ。低体温改善に「しょうが」はとても有効だ。

生のしょうがは、一時的に手の指の温度を上げるが、その後、体の内部の温度を逆に下げてしまうらしい。ウルトラショウガはしっかりと体温を上げてくれるらしい。

「ウルトラしょうが」とは、乾燥したしょうがなのだ。   作り方は簡単だ。ショウガを薄切りにし、天日で一日、または室内なら一週間乾燥させるだけでよい。

私は乾燥したショウガを粉砕して粉末にしておくのだ。そして、小さな瓶などに入れて食卓に置けば、何にでも使える。味噌汁に入れてもよいし、鍋にも使える。

日射しのまだ強い9月半ば頃に作っておくべきだったが、何となく忙しくて今日になってしまった。日射しが弱いので、乾燥には2、3日かかるかも知れない。

せっかく作った大きなショウガを細かく切り刻むのは、心苦しいが、やむを得ない。でも、薄切りにするにはこうするしかない。片瀬特産のショウガが健康に役立てばと思う。

新曲を演奏する三室太鼓の皆さん。中学生2人、二〇歳代3人、後の4人は40、50歳代。果たして私の作った新曲を上手く演奏してくれるだろうか。気になるところだ。

新曲を演奏する三室太鼓の皆さん。中学生2人、二〇歳代3人、後の4人は40、50歳代。果たして私の作った新曲を上手く演奏してくれるだろうか。気になるところだ。

(日記 午前中は、紙芝居の原作づくり。あるコンテストに応募するためだ。宝くじは買わなければ当たらないように、コンテストも応募しなければ入賞しない。目標を持って行動することが楽しいのだ。結果はどうでもよい。午後は、親戚に送る里芋とショウガを収穫した。そして、『ウルトラショウガ(乾燥ショウガ)』作りもした。夕方は、横浜の孫の『爺ちゃん勉強』。夜は、猪野瀬公民館で文化祭についての会議。続いて猪野瀬区長会。e その後、遅羽公民館へ。約二時間半、文化祭に出演する三室太鼓のメンバーに新曲を指導。今日が最後の練習日。本番でうまく演奏できるだろうか。午前中はのんびりしていたが、夕方から夜にかけては忙しかった。)

 
 

スローライフ

08 4月

朝から快晴。久々に自宅での落ちついた一日が始まった。まず、今日は何をするかを妻と相談。
午前中は、雪囲いはずしと雪で痛んだ樹木の剪定。

家庭菜園
 昼食後、剪定した樹木の枝などをゴミ処理場へ持って行って」処分。その帰りに、JAへ行って籾殻の堆肥をもらいに行った(無料)。そして、ミニ耕耘機で畑を耕し2種類のじゃがいもを植えた。JAからもらった堆肥も土に混ぜ込んだ。また、ポットにあるエンドウの苗の定植。

朝から晩まで猫の額のような畑で過ごした。しばらくすると、じゃがいもの芽が出るであろう。その頃、ナス、キュウリ、ニガウリ(ゴーヤ)、トマト、生姜、さつまいも、とうもろこし、各種の豆や菜類などの苗を植えたり、種を播いたりと、家庭菜園の仕事が続く。充実した時間でもある。そのうちにイチゴが実り始めるであろう。

小さな菜園を維持するための元手は、苗、種、肥料、マルチフイルム(雑草防止)等の費用だが、大した額ではない。一年間楽しめて、東京ディズニーランドへ一日行くだけの費用もかからない。それで、春から雪が降るまで楽しめるのだ。金もかからず、植物相手に、充実した時間が過ごせる。そして、それらを使った料理が食卓を賑わす。

一時に実りすぎたキュウリは、キュウちゃん漬けに、いちごはジャムに、豆やトウモロコシは冷凍してしておけば一年中楽しめる。息子夫婦やわたしの妹たちはこれらの大ファンである。

わずかな田んぼは地区の農事法人に預けてあるので、家庭菜園での野菜作りだけ楽しむことができる。

その昔、休みになると町の人達は行楽に出かけるが、それらを横目に私は田畑の手伝い。いつも田んぼがあることを疎ましく思ったものだが、今は何よりの楽しみになっている。

スローライフの始まり
これからは、家庭菜園の作業の合間にギターでも弾きながら、好きな歌でも作りたいものだ。それが自分の理想だと思っていたが、それができるようになったのだ。

金を使わなければ遊べない。金を使わなければ充実した時間が持てない。これが当たり前になって、国民が金を使わなければ世の中の景気が良くならない。国民に金をばらまかなければ国が立ちゆかないなんてどこかおかしい。

あれもこれもとモノを手に入れようとしたり、金を使ってせわしく遠くへ出かける生活スタイルから、生活の質を向上させる生き方を目指したいものだ。その生き方の一つがスローライフではなかろうか。

『晴耕雨読』ならぬ『晴畑雨歌(晴れたら家庭菜園、雨が降ったら歌作り)』か『晴歩雨創(晴れたら山歩きや散歩に出かけ、雨が降ったら室内で創作活動)』といきたいものだ。

(日記:午前中は庭木の剪定など。午後は、JAで堆肥をゲット。家庭菜園にじゃがいもの植え付け。)