いつもの日々に戻る
午後0時半の列車で横浜に住む孫達と東京で務めている次女が戻っていった。我が家はいつもの我が家になった。早速図書館へ行き本を借りた。ほとんどが親鸞聖人に関するものにした。
今まで、何となく理解していた親鸞聖人と、今改めていろんな伝記を読んで少し分かりかけた親鸞聖人との間には大きな隔たりがある。これらをもとに『親鸞聖人物語』を大人向けの紙芝居にしたいと思っている。
しかし、親鸞聖人を理解するのは単純ではない。一つ、思うことは当時の時代が親鸞聖人を生み出したのだということだ。争いが続き、病気が蔓延し、正に世も末と思われると世情の中で、宗教界も乱れに乱れていたようである。
そして、最も置き去りにされていたのが一般大衆であった。そうした人たちを救うべく既存の宗教から独立して立ち上がったのが親鸞や法然、道元、日蓮などの僧侶でなかったのか。
私の、今年のやりたいことの一つがこの創作紙芝居『親鸞聖人物語』であるが、実は、この紙芝居の完成を待っていられる市内のお寺もあるのだ。たぶん、そちらとは絵の大部分は共通するだろうけれども脚本は別のものになるだろうと思っている。
もう一つは、子供向けの紙芝居だ。ここ1ヶ月ほどで完成させたい。これは、新しい童話をつくって紙芝居にしたいと思うが、まだ構想の段階だ。今の調子だと、これまでの自作童話を紙芝居化するしかないかもしれない。
毎日、これらの制作に向けて、一歩でも前進したいと思う。そうすれば、時が経つにつれて完成した絵が増えて紙芝居の完成に近づくはずだから。これが私の言う「毎日パワー」だ。
私個人の時間は、しなければならないことを少なくして、したいことを増やしたいと思う。今年も、地域のため、家族のため、自分のために時間を使ってマイペースで生きていきたい。
(日記 横浜に住む孫達と次女を福井駅まで送った。我が家は急に静かになり、いつもの日々に戻った。早速図書館で、親鸞聖人に関する本を10冊借り、それらを読んでみた。興味はあるが難しかった。今年中に創作紙芝居『親鸞聖人物語』を完成させ、道場やお寺で演じられたらというのが今年の夢の一つだ。)