帰省の孫達
午後2時2分の列車で横浜の息子の家族が、3人の子供(孫)を連れて帰省するというので家内と二人で福井まで迎えに行った。そして、途中でショッピングセンターへ寄って帰宅した。
我が家へ着くなり、長旅の疲れも忘れて上の孫二人は雪遊びを始めた。1シーズン前に私が作ってやった雪のうさぎを上の孫は作っていた。南天の実を目にするところも同じだった。
雪のほとんど降らない地域から来ると、雪はとても珍しいものなのだろう。その気持ちは分からないでもない。この雪に関しては、地元の者は、道路の除雪や屋根の雪下ろしなどマイナス面を思い浮かべがちだ。
しかし、子どもたちには「雪は遊び相手」であり、「工作の素材」であり、「遊びのグランド」であるのかもしれない。雪のほとんど積もらない地域の者には、雪のプラス面しか見えないのかもしれない。
雪以外のことで考えてみても、身近にいる者には「ものごと」のマイナス面ばかりが目に入り、遠くの者には「プラス面」がよく見え
るようだ。こうした考えを頭に置けば、観光の考え方もまた違ったものになるだろう。
そんなところから、まちづくりには「馬鹿者」、「若者」、「よそ者」が必要だと言われる。観光面でも、やって来るのは「よそ者」だから、その「よそ者」の目で田舎がどう見えるのかをしっか把握しなければならない。
今回の「雪」や夏休みの「昆虫」なども都会の子にはとても興味あるものに映るのだろう。私の二人の孫もそうだった。「よそ者」の視点を失わないように物事を進めなければならない。
(日記 午前中は年賀状書きに追われた。もう少し早く書いておけばよかったと悔やまれる。というのは、年賀状管理のソフトが故障して住所をプリントアウトできなかったからだ。やむなく、手書きで住所を書き、全体の3分の1だけ投函することができた。午後1
時に自宅を出発し、福井へ孫たちを迎えに行った。夏休み以来の再開である。急に夕食の食卓が賑やかになった。夕食後、再び年賀状作りを始めた。)