漫画家志望
家にある諸々のものの整理は容易ではない。ある人によれば、2年はかかるといい、先日我が家を訪れたI先生は、10年かかりますよとおっしゃる。
毎日、半日ぐらいは家の諸々のものの整理をしているが、いずれにしても簡単でないことはよく分かる。あれこれ資料を整理していると、思いがけないものが出てきて、思わず見入ってしまう。尊簡作業は中止だ。
今日は、50年前の手紙が見つかった。
秋田書店からのものだ。
秋田書店と言えば、1952年に少年雑誌『冒険王』を創刊し、同誌の大ヒットをきっかけに漫画の出版を柱とするようになった。私の子ども時代には、『イガグリくん』(福井栄一)や『木刀君』(高野よしてる)が有名であった。また、漫画雑誌『漫画王』も創刊している。1969年に『週刊少年チャンピオン』を創刊し、同誌に連載された『ドカベン』(水島新司)や『ブラックジャック』(手塚治虫)、『がきデカ』(山上たつひこ)などの漫画作品は国民的大ヒットとなった。
出版社から返事が来て大喜び
中学・高校時代に漫画家志望だった私は、せっせと出版社へ漫画を送り続けていたのだ。このときは、カラーで西部劇漫画の表紙だけを送り、後に、中身を送ったことを覚えている。
当時は、手紙(返事)が来るだけでも、大したものだといわれていたので本当に嬉しかったことを覚えている。
こんなものまで保存していた自分が愛おしい。!?
(日記:午前中家の整理。午後、和太鼓の楽譜書き。そして今からサッカーを見る予定。)