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『農事組合法人かたせ』について考える

21 8月

瓦版で『法人』を特集
  先日、、『農事組合法人かたせ』の理事長のNさんに、片瀬の法人についていろいろ聞かせていただいた。少子高齢化と後継者不足の農業を組合員の力で何とか守ろうと立ち上げた法人の今後や問題点についてICレコーダーに約2時間あまり録音した。

  そして、昨日と今日の午前中一杯をかけてようやく文字化することができた。これを瓦版に掲載するためには編集し直さなければならない。文字化しながら考えたことは、区民にはこの法人の今後について関心をもってほしいということだ。

  法人ができたから、自分の田んぼを丸投げすればよいというものではない。しかし、現実には丸投げしているような人が少なくない。法人が成り立つのは、一部の理事やリーダーとそれを支える組合員の協力があってのことだ。

法人の農舎内部。これらの施設を有効に活用するためにも、法人は持続させなければならない。

  区民は、自分一人では先祖から引き継いだ田畑を守ることはできない。そこで、組合を作ったのだから、できる協力はしなければならない。水の管理をする、草刈りをするなどは,その気になればそんなに苦労することではない。私でもできることだ。しかし、これがうまくできない人もいるのだ。

 せっかく法人を作り、農舎も建て、機械も備えたのに、組織そのものが持続不可能では情けない。そのあたりを瓦版で伝えたい。みんなで守っていくという気持が今求められているのだ。

  私は予てから、こう思っている。町であれ、会社であれ、それらは「ある」のではなく、誰かが「守っている」のだと言うことだ。会社も「ある」のではなく、社長以下社員が会社を「守っている」のだ。

 同様に、我が『農事組合法人かたせ』も、「ある」のではなく、役員や組合員で守っていかなければならないのだ。残念ながら、この感覚が希薄である。持続可能にするには、代表者をもり立て、励まし、協力していかなければならないのだ。そんなことを瓦版で訴えたい。

(日記 午前中は、ICレコーダーに録音された対談を文字化した。かなり時間がかかった。午後は、同じく『農事組合法人かたせ『』苑のホームページに使うBGMを作りCD化した。また、他の法人の米価や労賃についても取材した。夜は、法人の書記のSさんに法人の経理内容について説明してもらった。)

 
 

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