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世界は力に頼るのか?

16 8月

日本近海の不穏な動き
  日本近海が領土問題で揺れている。領土問題は、もはや話し合いで解決しない様相だ。力でしか問題は解決しないのだろうか。それとも、経済と引き替えに決着を先延ばしするのだろうか。

  こうした問題で難しいのは、それぞれの国民によって考え方が全く異なることだ。冷静に判断する場所はないのだろうか。公平に判断できる代三者機関ははないのだろうか。

 物事の判断の基準は国の成り立ちにも大いに関係しているように思う。他から、隔絶された我が国と、国境を接している国では全くものの考え方が異なるだろう。領土の場合、そのうちに「既得権」と言うことで所有権が固定してしまうのが怖い。

 結局の所、歴代の政権が、その場しのぎの先延ばしで物事を曖昧にしてきたツケがいろんな問題を発生させているように思われる。しっかりと、一つ一つの問題のけじめを付けて次世代に渡さないといつまでも同じ問題を繰り返しそうだ。

 それともう一つ困るのは、特に近隣諸国では、政権交代時、あるいは選挙の行われる年には強い指導者のイメージを作らなければならないために、必要以上に外国を刺激することだ。

 また、内政の失敗や矛盾点、国民の不満を外部に向けるために、近隣諸国にプレッシャーをかけることも少なくない。そんな中で、毎回繰り返される不穏な動きを地道な外交努力によって解決できないものか。

 しかし、政治家の皆さんは、今それどころではないだろう。政策よりも、政局だ。もっと言えば、次回の選挙で自分が当選するかどうかだ。当選する自信のある政治家は、過半数をとれるかどうかが気になるところだろう。

 過半数をとることはどの政党にとってもハードルは高そうだ。当分、この不安定な政治が続くことだろう。「大阪維新の会」の存在も既成政党に与える影響は少ないだろう。一般国民は、誰に日本を任せることができるのだろうか。

 こうした一連の動きと、オスプレイの配備はどこかではつながっているのだろう。この頃、力による解決が前面に出て来ているように思う。いつか来た道に戻らないためにも、ここ一番知恵を出し合い、穏便に解決してもらいたい。

(日記 朝は宗教の勉強。浄土真宗について調べている。紙芝居の次回作のためだ。午前11時頃、市営プールで一泳ぎ。午後は、比較的のんびり過ごす。音楽を聴いたり、区長の雑務をこなしたりした。午後7時半頃息子が横浜から帰省。一足早く帰省していた息子の嫁や孫がこの週末に横浜へ帰るために迎えにきたのだ。)

 
 

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