勝山の新作民謡に工夫
夏以来、郷土芸能などの音楽活動がとても忙しかった。いろんな所から声がかかったり、自分が開催したからである。また、軽音楽同好会のOB会では演奏会があり、約50年ぶりにOB同士がバンドを組んで練習したりして、忙しいながらも、充実した期間を過ごすことができた。
そして、今シーズン最後の出番である地元の『猪野瀬公民館祭』が、今度の日曜日に行われることになった。私自身は、自作の民謡に銭太鼓や女踊りや米俵芸を加えた『片瀬豊年ばやし』に出演することになっている。
今では、直前に練習すればだいたい出演できるまでになった。また、子どももメンバーに加わることになった。若者も加わろうとしている。やりがいのある楽しい芸になりつつある。私の家内も歌で出演することになっている。
もう一つは、家内達『さわらび会(食生活改善推進員)』が踊る『勝山よいとこ』と『勝ち山ほがらか音頭』だ。これらの民謡は私が作ったものだが、前者はかの有名な『おわら踊り』を参考にして作ったものである。
編み笠を付けて踊る所はおわら節をまねている。曲も踊りも『おわら踊り』とは異なるが雰囲気は似ているかもしれない。毎回、「さわらび会」が踊っているが、今年は、背の高い3人に男踊りを踊ってもらうことに決めて、練習を始めた。
文化祭では、毎回、『勝山よいとこ』を踊ってもらっているが、少しずつ工夫をこらしている。今年は、男踊りを加えたのだ。また、『勝ち山ほがらか音頭』は、「牛深はいや節」からヒントを得て、“手ぬぐいを使った踊り”と“鍋ぶたを使う踊り”を挿入して踊ることにした。
「牛深はいや節」は、北前船によって全国に広がっていった踊りで、「佐渡おけさ」のルーツであるとも言われている。各地に「はいや節」があるが、これらの元になっているのではなかろうか。今回はこの踊りをヒントにして振り付けを考えたものである。
「さわらび会」の皆さんが、毎回私の作った民踊を踊って下さるのはとても嬉しく、ありがたいことだ。勝山の民謡を大切にしてもらっていることが特に嬉しい。今日で7回目の練習である。本番まで後1回は練習する予定だ。だいぶ上手になってきた。本番が楽しみだ。
(日記 午前中、ハワイアンのカラオケCD作りのための編曲作業。午後も作業を継続。午後7時から「さわらび会」の踊りの練習に付き合った。だいぶ上手になってきたようだ。本番の公民館祭が楽しみだ。)