予想通り家事は大きな仕事
今月の3日に家内が入院して、25日になる。この間、病院にいるとき以外は一切外食をしなかった。一人暮らしをするためには、最低でもしなければならない家事がいくつかある。
先ず食事を作ることだが、食材の買い出し、菜園での野菜の取り入れ、調理、食後の食器洗い、炊飯器で翌日のご飯を炊く準備、ゴミ出しなど一連の仕事がある。要領よくやらないと、すぐにたまってしまう。
私は、漬け物が大好きなので、糠漬けを作っているが、食べた分だけ、いつも野菜を補充しておかなければならない。採れ過ぎたキュウリ、黒瓜、ナスは塩漬けにした。次々と塩と共に桶に放り込めばよい。いつか、奈良漬けなどにできる。
多少は、栄養バランスも考えなければならない。野菜、海草は常に使うようにしてきた。買い物は、衝動買いは禁物だとわかった。冷蔵庫がいっぱいになって、それを使うために常に頭を使わなければならない。特に、一人暮らしの場合は、無駄になることが多い。
次に、洗濯と掃除。これまでは、手拭いやバスタオルとまるでティッシュペーパーでも使うように使っていたが、使えばそれだけ洗濯物が増えてしまう。そのことを頭に置いて、使わなければならない。
行事があると、早く起きなければ、食事の準備などはできない。地域の付き合いも一人暮らしの場合は大変だ。時間に間に合わせるためには、食事の準備を早めに行動しなければならない。
以前にも書いたが、私は“外で働くのも、家で家事するのも同じだ”と考えてきた。私の給料の半分は、妻が稼いだものだということを子ども達にも言ってきた。実際、一月近く、自分でやってみて実感した。
子供が3人いて、弁当を作らなければならなかった十年ほど前のことを考えると家事も大変だっただろう。食事の量も、洗濯物の量も半端ではない。外へ働きに行っている方がよほど楽だったかも知れない。
そんな一人暮らしも、今日で終わる。家事の大切さと大変さを実感した一月であった。
(日記:午前中、済生会でドッグの再診。午前中いっぱいかかった。昼、医大へ行く。明日から、また二人暮らしが始まると思うと嬉しい。
帰宅してから事務所でホームページづくり。途中で、来客あり。
今日も尖閣問題をテレビでやっている。池上さんの論調も、「これまでの政府が尖閣諸島は日本の領土であるときちんと言ってこなかったことが問題だ」ということであった。私も同感である。この難局を乗り切るためにも、与党だ野党だではなく、“オールジャパン”で対処してもらいたい。国内の非難合戦では相手につけ込まれるばかりだ。)