自作の歌『昭和の子ども達』より
ずいぶん、昔のことだが、「父さんの子供時代」という詩らしきものを書いたことがある。しかし、子ども達が大きくなって孫が5人になって、「爺ちゃんの子供時代」という感じになってきている。
その中に昭和でなく、今を題材にした「物、物、物」といタイトルのものが出てきた。
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『 物、物、物 』
物があるから 考えぬ
物あり過ぎて 考えぬ
あるからなくて なけりゃある
考える暇 与えずに
物を作って 儲けてる
考える暇 ないほどに
物を作って 売りまくる
物に溺れて 物を買う
物に流され 物を買う
物を買うため 働いて
働いてまた 物を買う
気がつきゃ「時」が 流れてる
買えない「時」が 減っていく
貴重な「時」が 過ぎていく
気がつきゃ子育て 終わってる
後でどんなに 悔やんでも
月日はただただ 進むだけ
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「物を買うため 働いて 働いてまた 物を買う」という部分が、昔も今もじ実感としてそう思っている。「買えない“時”が 過ぎていく」というのも同感だと思う。一日一日を自分の合点がいくように生きていきたいと思う。
経済、経済という今の世の中、人に急かされて、人が皆生きていると言えなくもない。豊かさを感じるのは自分の物指しだ。自分らしく生きていきたいと思う。
(日記 午前中、いつものように数学。午後は、家内とウオーキング。田んぼ道を歩き、途中から住宅地をあるいてかえってきた。約1時間半のウオーキングだった。汗が出るくらいの距離だった。)