無事手術が終わる
午前中、医大で家内の手術が行われた。関節を人工的な者に取り替えるのだ。昼過ぎに手術を終えて病室へ戻ってきた。医学の進歩に感謝したい。今はしっかりとリハビリをして、一日も早くもとの生活に戻れるよう祈るばかりである。
あまり役に立たないうだろうが、付き添うことにした。寝返りもできないような付き添いの折りたたみベッドの上で、何度か夜中に目が覚めた。普通の生活のなんとありがたいことか。何にもないということも、幸せなことだと実感した。
病院の中を見渡すと、いろんな所を手術する人のなんと多いことか。人間も機械と同じように、長年使うといろんなところが劣化するのだろう。手足が自由に動くということは、身体の中にある骨と骨の間の軟骨が滑りをよくしているからだろうか。
しかし、長年の生活習慣から、ある人は腰を、ある人は背骨を、ある人は首の軟骨を痛めて、痛みを感じ、手術をするのだろう。体重が増えることに無神経でいると、膝を痛めたり、腰を痛めたりするだろうし、内蔵にもよくないだろう。これからは、体重の動向にも注意を払いたい。
それにしても、看護婦さん達は皆親切であった。頭の下がる思いがした。職務に忠実だと言えばそれまでだが、表情から、親身になって行動しているかはよくわかる。皆笑顔を忘れず親切であった。