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鳥獣との戦い

19 8月

食べ頃に現れる鳥獣達
 我が家のイチジクが食べ頃になった。それと同時に、鳥や獣がやって来るようになった。明日は、熟するだろうと思って採りに出かけると、ぱっくりと噛みついてある。事務所の裏にあるイチジクだ。町中だから、大丈夫だろうと思って油断していた。

 早速、家内と網を張ってイチジクを囲った。枝が茂っているのでとても作業はやりにくかった。私はイチジクを栽培しているわけではないので、被害を受けたと言っても知れているが、商売にしている人だったら、大変だろう。

 幸い我が家は、山際に田畑がないので、よいが、山際にある人は大変だ。最近では、いろんな獣が平地へも出てくるので、被害を受ける人が増えている。ジャガイモの種を全部掘り取られて植え直した人も少なくない。

 後継者のいない農家に鳥獣害が追い討ちをかけるかのように作物を食い荒らす。もはや電気柵では対応できないようだ。隣村では、檻で田畑を囲っている。今のところ、我が村は電気柵で対応しているが、効果がなくなるのは時間の問題だろう。

 人と動物の共存はなかなか難しい。収穫直前の作物を食い荒らされた農家の怒りはよく理解できる。我が家は植林をしてはいないが、鹿の食害に悩まされている人も少なくない。いろんな面から田舎の生活を難しくしているように思えてならない。

(日記 午前中は数学。午後も作業を継続。午後3時過ぎに、草取りとイチジクの木に長寿害を防ぐための網を張った。完全には防げないだろう。久々に里芋と生姜の畑を見に出かけた。ショウガには少し虫が来ているように思う。里芋の脇から出る子ズイキも切らなければならない。今日も暑い一日だった。間もなく孫達も帰るので以前のように久々に一緒に風呂へ入った。そしていつものように尻取り遊び。)

 
 

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