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雑草との我慢比べ

06 8月

作物が育てば雑草も育つ
 昔の稲作は機械がなかっただけではなく、肥料や除草剤などの農薬がなかったので普段の作業量は現在とは比較にならないくらいの多さだった。そんな中の一つに雑草対策がある。畑の草取りはもちろんのこと、田んぼの草取りも重労働だった。

 歩きにくい田んぼの中を素足で歩き、常に前かかみで、虫除けの「かんこ(ぼろなどを藁で縛り、火を付けて腰にぶら下げて出てくり煙で虫除けにした)」をぶら下げ、田んぼの中を這い回るように作業をするのだ。主に女性の作業だったが、腰の曲がる原因の一つでもなかっただろうか。

 家の周辺もまた草が生える場所だった。今は、草刈り機があり、除草剤があり、防草シートや黒マルチがある。それでも、雑草対策には苦労するのだ。昔の人のすごさが雑草対策一つとってもよく分かる。

私の知っている人にも、黒マルチを使わなかい人がいるが、畑は雑草が生えて大変そうだ。人の何倍も除草作業をしなければならない。涼しい時期ならよいが、夏まっさかりの今の時期なら早朝しか除草作業はできないだろう。

おまけに、昔は自宅で農耕用に馬や牛を飼っていたので、それらのえさとしての草刈りもあった。草との付き合いは不可欠だった。今は、舗装道路や街路樹の根元にも雑草が合えているのをよく見る。不毛の砂漠では困るが、辺り構わず生えてくる雑草にも、当分の間は悩まされるだろう。 

(日記 午前7時過ぎより、田んぼの畦の草刈り。本当は早朝の涼しい時間帯にやりたいのだが、我が家の田んぼの周辺には住宅があるのでそれができない。騒音公害になるからだ。太陽が出てきたので作業を止めて帰宅。それでも、全身汗でずぶ濡れ。シャワーをしてようやく落ちついた。孫呉、孫の学習を見ながら数学。午後も作業を継続。夕方、Y君がパソコンの不具合を見に来てくれた。おかげで私と家内のパソコンの不具合が改善された。午後7時から、和太鼓の練習。長女も福井から子ども(孫)を連れて参加。孫5人が我が家へ集まった。騒々しいくらいの賑やかさだった。)

 
 

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