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農業の明日

04 2月

『農事組合法人かたせ』の監査
私は、村の『農事組合法人かたせ』の監査委員になっている。今日は、集会場でTさんといっしょに監査を行った。農業従事者が高齢化し、後継者もいない地区の田畑を守るために、組織を作って米作りを続けているが、中心になって活動している者も高齢化している。

そんな中で、今年の米の収穫量も少なかった上に、JAへの売り渡し価格も下落し、経営的にはなかった。補助金がなかったら、赤字になっていただろうと思う。私達は、収穫した米をそれなりの価格で購入している。「縁故米」として親戚等にはさらにその価格より少し高めに販売している。いずれにJAへの売り渡し価格よりは、かなり高めである。

そして、利益のいくらかは今後のために蓄え、さらに組合員に配当金として配っている。少しでも、法人の利益を上げるためには、一般の人たちへの販売量を増やさなければならない。

当番として、組合の稲刈りの助手を務めた。(2014.9.28)

当番として、組合の稲刈りの助手を務めた。(2014.9.28)

このあたりのことを監査の後、話し合った。HPで知らせる程度では簡単に販売量を増やすことはできない。なぜならば、私達の米を買って下さる可能性ある人達は、おそらくネットを見ない人が多いのではないかと思う。

こうしたとき、私達のような小規模な組合ではものを販売するには、大手の流通に乗せることは不可能であろうし、また,乗せた場合には安価でしか引き取ってもらえないであろう。収穫量から言っても、私達個々の人間関係、ネットワークによって販売するのが有効ではないかと思うのだが、どうなんだろうか。ただし、購入者には、価格面、または何らかの農産物などによる付加価値が必要ではないかと思う。

(日記 午前中、紙芝居の絵の印刷作業。厚紙にA3ノビで印刷した。衆院の予算委員会を聴きながらの作業だった。午後は、天気もよかったので、ウオーキング。事務所に車を置いて市街地をウオーキング。市街地の商店街も、少しずつ住宅地が抜けて駐車場になっていくようだ。午後6時より集会場で『農事組合法人かたせ』の監査。)

 
 

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