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絵入りで数学参考書

07 8月

作る価値があるのか
 今、数学の参考書を作ろうとしている。かける時間は膨大だ。しかし、田舎者の私(“いなかもん”は私の創作時のペンネーム)の私が作ったモノを誰が読むのだろうか。

 「作る価値があるのか」と自問自答することがある。私の手元には百冊以上の参考書がある。そして、今でも買い続けている。どれも似たり寄ったりで新鮮みはそんなにない。

私の数学参考書に登場するキャラクターの高校生達。この6人の喜怒哀楽の顔が揃えてある。

私の数学参考書に登場するキャラクターの高校生達。この6人の喜怒哀楽の顔が揃えてある。

 そうしたモノの仲間入りをしても何の価値もない。ただ、それらと似たものを私が作る意味もない。高校生の役に立って、今までにないものを作るとなると簡単ではない。

 私の作っている参考書は基本中の基本となる“重要例題”で作られている。それぞれ例題の直後に、高校生と私の会話を挿入している。文字だけでは、読みづらいだろうと思って高校生6人の顔を入れている。

 6人のキャラクターが語る重要例題についてのコメントが一つの売りのつもりでいる。それと、最後のまとめとなる“セオリー”(それをごく短くまとめた5・7・5の単文)が売りのつもりでいる。ヒントなども付けているが、これはどの参考書にもある定番のものだ。膨大な時間がかかっているが、高校生達に少しでも役立てばと思って取り組んでいる。

(日記 終日、参考書作り。横浜の孫達は息子の嫁の実家へ。昨日の午後やって来た福井の孫達は、家の中を元気に駆け回っている。夏休みの我が家は賑やかである。)

 
 

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