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オリンピック選手の裏側

17 2月

選手の努力
今日は作業をしながら、オリンピックを見ていた。今日、興味があったのは、カーリングの対中国戦だった。ゲートボールのように複雑な作戦の必要なスポーツだと思った。そして、後攻が圧倒的に有利だということも分かった。

ところで、私達は、メダル、メダルと言って選手がメダルを取ることばかり、または取った人のうわべばかりを見ているが、その人の隠れた努力を見逃している場合が少なくない。

しかし、選手の努力やそれまでの生い立ちを知ると、選手の見方が一変してしまう。今日は、高橋大輔選手の生い立ちをテレビで見て、驚くと共に、その努力に感心した。

彼の家はスケートをするにはあまりにも貧しかったようだ。母親は息子の練習のための費用を稼ぐために身を粉にして働いたようだ。昼は美容師として普通に勤め、夜は別の仕事をして睡眠時間は5時間しかなかったという。

大会に出るにも、フィギュアスケートの衣装を買えず、全て母親手作りの衣装で試合に出ていたというのだ。その衣装が番組ではスタジオに持ちこまれていた。

母親は、ペットボトルに貯金をしていたのだが、いつの間にか周囲の人にもそれが伝わり、ペットボトルによる募金が広まったというのだ。

貧しさの中でも、家族は、高橋選手を必死で支えてきたのだ。たぶん普通の選手なら、ここでスケートを諦めていたかも知れない。しかし、そんな貧しい環境の中で高橋選手は頭角を現し、オリンピック選手として頭角を現していったのだ。

こんな裏話を知ると、今回のソチでは体調万全でスケートをしてもらいたかったと思わざるを得ない。膝を痛めたままの状態で出場したのだ。入賞はしたものの残念だっただろう。選考の過程から考えても。

こうした努力は、高橋選手ばかりではなさそうだ。葛西選手にも家族の支えや超人的な努力があったのだ。“レジェンド(伝説)”と呼ばれるだけのことはある。私たちは、こうした選手から勇気を得て、自分のできる範囲で少しはその努力を見習いたいと思う。

上村愛子選手も同様の苦労はあっただろうと思う。そう思うと、高梨沙羅選手も先輩達の努力を見習って、次回は金メダルを取ってもらいたいと思う。まだまだ若いんだから。

(日記 今日は区の事務処理をすると決めた。実のところ、私はこうした諸帳簿の整理や会計処理は好きでもなければ得意でもない。しかし、間違いなく処理しなければならない。3月の総会のためには、このあたりで帳簿を整理しておかなければならない。そう思って、今日は思い切って時間を取ることにした。あれこれ、事務処理をし、最後にJAへ出かけ記帳して今日の事務処理を終えた。時々、オリンピックを見ながらの作業だった。)

 
 

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