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終日『親鸞聖人物語』づくり

19 1月

校正の難しさ
昨年一年間かかって仕上げた創作紙芝居『親鸞聖人物語』の追加校正作業。話を分かりさすくするためにえを加え、文章を変えた。

「もうこれでよいだろう」と思うが、次々と直したくなる部分が出てきて終わらない。家内は、「脚本はまだか」と催促するが、思うようにことが運ばない。

今日中に完成させるつもりが、なかなかできない。かといって、手抜きして程々のところで妥協することもできない。何度を資料を読み返すと、話に影響する部分が少なくない。

それは、いろんな説があるからだ。しかも、既に、それぞれの説が寺で話されているからだ。「親鸞聖人の妻は玉日姫か恵信尼か、それとも、両者は同一人物か、それとも、両者が別人でありながらそれぞれが妻なのか」。資料でははっきりしない。

疑問は尽きない。資料を読んでも、それぞれ、いろんな説を述べているからだ。小説家も同様だ。だからと言って曖昧なままでは、話を組み立てられない。

勝手に創作しなければならない部分も出てくる。しかし、楽しい作業でもあった。図書館で、何回にもわたって資料となる本を借り、それらを調べる作業は楽しい。わからないことがわかるということは知的好奇心を満たしてくれるからだ。

(日記 終日、紙芝居作り。朝から深夜までパソコンを覗いていたので、目が疲れた。こんなことならもう少し早くから取り組めばよかったと思って悔やんでも遅い。今度こそ、もっと余裕を持って取り組みたい。)

 
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