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マップ的指導

06 1月

マップの効用
知らないまちを歩くとき、行き先を延々と口で言われてもなかなか飲み込めないだろう。ところが、地図があればいとも簡単に行き先へ行ける。

高校の数学を例に取れば、次から次へといろんなことを習う。しかし、全体像の見えていない者にはどの部分を学んでいるかが理解しがたいだろう。

数学の苦手な者には、ブラックボックスの中でもがいているようなものではなかろうか。今学んでいるのは、どの単元のどの部分かを何とかイメージ的に理解させることができないだろうか。

小学校の低学年の算数を例にあげれば、部分と全体がイメージできなければ、訳も分からずに数字を見たら足したり引いたり掛けたり割ったりしてしまうのではなかろうか。

イメージが分かれば(全体が想像できれば)理解が早くなるのではなかろうか。私は、今、こうしたことを大切にしながら参考書を作れないかを考えている。

数学を身に付けるには、(1)基本的な公式、(2)基礎的な解法が身に付いたら、後は(3)考えるしかないのではなかろうか。「考える」といっても、基本が身に付いていなければ簡単にはできない。

まだ、私には出番があるのではなかろうか。そんな気がして、私は、今はワクワクしている。やっぱり数学を教えることが好きなんだ。そう思う。

(日記 久々にのんびりした一日だ。読書をしたり昼寝をしたり。午後は、家内に誘われてウオーキング。風は冷たいが晴れていてとても気持ちがよかった。明日も、外を歩くか、プールで歩きたいと思う。夜は録り貯めておいた朝ドラを見た。)

 
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