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野村克也氏の『リーダー論』

05 11月

同感すべきことが多い本
本屋で野村克也元プロ野球監督の著した『リーダー論』が目に入った。この本を買った動機ははっきりしている。本の中で下記の部分を見つけたからだ。

『教えすぎず気づかせよ』と書いてあったからだ。この部分は境域の神髄を著している。授業を説明と勘違いしたり、懇切丁寧に教える指導者は少なくない。

そうして獲得した知識は本物ではないと思う。それは、“自分の頭で考えて獲得したものではない”からだ。“考えよ”は、現役時代の私のモットーでもあったのだ。

『自分以外の全てに学べ』も大切な言葉だ。組織で一番やっかいな人間は、“自分はできる”と思っており(勘違いしている)人間だ。謙虚になって、いつまでも学び続けなければならないと思う。

また、氏は前書きで『組織はリーダーの力量以上には伸びない』も同感だ。政治家、企業のトップなど、多くの人たちは是非ともこのことを理解してほしいと思う。

この本のほとんどが、納得できることばかりだった。さすがに、選手としての実績、監督としての実績があり、“考える”ことのできる監督だけのことはあると改め手感じた次第だ。

(日記 午前中家内と二人で福井へ向かい、先ず知人に里芋を届けた後、福井で衣類などのショッピング。本屋で本を三冊使う。一冊は上記の本で2冊は楽譜。楽譜のうち一冊はジャズの本。最近無性にジャスに興味が湧く。またドラムを叩きたくなった。夜は、山代温泉で宿泊。家内と二人で温泉とカラオケを楽しむ。)

 
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