RSS
 

歌は世につれ、世は歌につれ

25 9月

歌を歌うこと
歌は世の成り行きにつれて変化し、世のありさまも歌の流行に影響されるという意味だろうか。ある歌によって、その歌が流行った時代に一気に戻れる気がする。

今年の祭りには、村の壮年会が『面白のど自慢』を企画した。今日は、のど自慢に出場する二人の老人会の会員の練習に立ち会った。

それぞれ、『落ち葉しぐれ』と『踊り子』を歌うという。二人とも、非常に歌が上手だ。歌うことが好きなのだろう。

『踊り子』は、川端康成の『伊豆の踊子』を題材にした三浦浩一の歌だ。私の若かりし頃に流行した歌だ。その頃の世の中の状況が思い出される。

北海道旅行の際、小樽の『石原裕次郎記念館』を見学した。映画の一部な上映されていた。石原裕次郎の『嵐を呼ぶ男』は私に大きな影響を与えた。

時々、写真や映像で石原裕次郎のドラマー姿を見ることがあるが、懐かしさと共にじーんとするものがある。この姿にあこがれて、約50年前に軽音学部で私は迷わずドラムを選んだ。

当時のいろんな歌を聴くたびに、その頃の状況が鮮やかに浮かんでくる。高校の英語教師が予選会でポールアンカの『ダイアナ』を歌ったことをはっきり覚えている。

ポールアンカやプレスリーの時代、そしてビートルズの時代……、日本ではグループサウンズの時代、フォークソングの時代と音楽は時代と共にどんどん変化してきた。

そのたび、楽器を買い換えたりして、なんとかその時代の音楽を演奏しようとしたことを思い出す。しかし、50年前に購入したスティール(ハワイアン)ギターだけは今も大切にし、演奏を楽しんでいる。

正に、「歌は世につれ、世は歌につれ」である。今回秋祭りで実施される『面白歌合戦』が来年以降も続くことを願いたい。

野向公民館のフラダンス教室に協力してくれた四人の太鼓のメンバー。

野向公民館のフラダンス教室に協力してくれた四人の太鼓のメンバー。

(日記 午前中は、フラダンスの振り付け表を作った。午後は、明日の中国人の研修のための資料づくり。午後7時より、野向公民館で『フラダンス教室』。太鼓のメンバー4人が協力してくれた。1時間で『月の夜は』の練習をした。最後に、私がハワイアンギターを弾き、家内が歌い、太鼓のメンバー4人がリードし、受講生達と一緒に練習したばかりのフラダンスを踊った。)

 
 

Leave a Reply