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地区の活性化

12 9月

猪野瀬活性化委員会
  私たち8人が、猪野瀬活性化委員会として、猪野瀬地区の活性化に取り組んでいる。これまで何度か、話し合ってきた。予算は市からの800万円弱がある。

  これは、市内全地区に与えられたものだ。それぞれ均等割と人数割りで配分が決められている。先ず、地域の活性化とはどのような状態を指すのだろうか。

 「地区を少しでもよくしよう」と思う住民がいること、そして、地域の行事等には義務的ではなく参加し、楽しむこと、また普段は挨拶を交わし立ち話ができること。

 そして次世代を育てようとする空気があること等ではなかろうか。しかし、現実はそれぞれがつながりを欠き、孤立化しているように思われる。これは、生活環境の変化と無縁ではないと思う。

  そして、この傾向はますます深まる。大きくなればスマホにレンタルDVDなど時間を潰す。人と人との交わリの楽しさ、心地よさを味わう経験は皆無であろう。

  子供時代をどのように過ごすかによって、その後の生き方が変わるように思われる。ゲームやテレビや漫画に多くの時間を費やし、自由な時間に子どもたちがこれらの機器を離れて遊ぶことはほとんどないようだ。

  昔よかったことを今の時代に復活しようとしても、生活環境が異なっているのでそれは無理だろう。しかしながら、昔のよさの全てを捨て去るのもまた惜しいことだ。

  今度の猪野瀬活性化委員会では、このようなことを頭に置き、考えてみたいものだ。人と人とが顔をつきあわせて遊ぶ機会の減少はこれからも様々なところで悪影響を及ぼすのではなかろうか。

 結局は、大人社会が、世の中を無意識のうちに壊しているように思えてならない。利益優先、効率優先の社会では、私たちは単なる消費者、労働者としてしか存在しないのだろうか。

(日記 午前中は、『農事組合法人かたせ』の稲刈り当番。私は、稲刈りの補助員として軽トラックでコンバインが刈り取った籾を組合の農舎へ運んだ。雨が降りそうだったので途中でパンをかじりながら午後1時半まで休まず作業をした。)

 
 

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