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Archive for 12月 28th, 2012

発信力

28 12月

発信力のある人、ない人
  発信力のある人とない人の違いはなんだろうか。私の考えは、立場をはっきりさせることが発信力ある人間になるための第一歩ではないかと思う。あやふやな立場で反対ばかりする人がいるが、それでは、誰もその言動を信用せず、結果的に発信力はないことになる。

  常に前向きであることも、発進力を持つための必要条件ではなかろうか。前向きでないということは、停滞しているか、否定的な意見を多く述べる人のことだと思うが、これではその言動は他人には伝わりにくい。 前向きに考える人の周りには仲間は集まるものだ。

 どんなすばらしい内容があっても、自分の言葉で語れなければ意図するところは相手に伝わらない。誰かの書いた原稿を読む人と原稿なしで思いを語ることができる人がいるとしたら、明らかに後者の方が伝わりやすい。自分の考えを持ち、自分の言葉で語ってほしい。

  最後に、自分の意見を持つことができるかどうかで発信力が決まるように思う。誰かの受け売りばかりしているようではこれまた説得力がなく、そんも言動は軽くなってしまう。結果的に、いくら言葉を多く語っても何も伝わらない。

  しかし、発進力があるかどうかは結果を見なければわからないときもある。前政権では発進力がありそうな人を重要なポストに選んだが、場当たり的な言動が多く、すっかり信頼をなくしてしまったからだ。

  発進力があるとは、説得力があると言い換えてもよいかもしれない。そんな政治家が出ることを期待する。「出でよ!平成の龍馬!」は私の若者達に対する期待のフレーズだ。

  自ら「龍馬」を名乗ったり、龍馬気取りをする人がいるが、本物の龍馬に申し訳ないではないか。船出した「阿倍丸」の中にどれだけ発信力のある政治家がいるのだろうか。自らの指針を持たず、党の方針のみに右往左往するようでは国民の信頼は得られないだろう。

  事の本質を見抜けないようでは、悲しい。物事には裏表があるからだ。実体験を積んで、机上の空論のみを振り回すことのないように願いたい。全ての国民の納得する政治を行うことは最初から無理な話だろうから、より多くの国民の願う方向へ向かって進んでほしい。

(日記 午前中は、自分の部屋の整理。四苦八苦する。午後は、区の雑務。特別区費をいただいている会社などへ領収書を配りに出る。また、図書館の本を返却し、新たに十冊の本を借りた。その後、年末年始に向けて精米したり、灯油を買ったりした。そのうちに暗くなってしまった。昨日娘が東京から帰省した。少しずつ我が家か賑やかになっていく。)