間口を狭める
私は自称「物好き」だと思っている。かっこよく言えば“ a man of curiosity ”か。好奇心旺盛だ。そうはいっても、このままでは体が持たない。一つのことを極めた人はすばらしいと思う。
私はといえば、全部中途半端で手広くやっている感じだ。それならば、どれを止めるかとなると、簡単に決められない。それどころか、間口が広がりつつあるのが現状だ。
これは自分のやっていることばかりではない。持っているモノも同様だ。捨てればいいものを捨てられないでいる。いつか何かのときに間に合うのではないかと思ってしまう。
モノも間口が広く、やろうとしていることも間口が広い。限りある一日に収まりきらなくていつも忙しい思いをしている。退職者ののんびりした生活とはほど遠い。
こんなことを考えながら、タマネギに燻炭を撒いていた。昨日はニンニクに、今日はタマネギにだ。来春の収穫が楽しみだ。作業をしながら、音楽を聴き、時間をどのように使うか、考えていた。
(日記 午前中、先ず区の雑務。あまりにも天気がよいので、外での作業をすることにした。先ずタマネギに燻炭を撒き、次に枝打ちした木の枝や、庭木の剪定したものを軽トラックに積んで、大野市のゴミ処分場へ持っていた。その後、イチジクの木の剪定。外での作業を止めて、紙芝居の絵を描き、続けてオカリナの編曲作業。午後7時半よりオカリナ教室。遅羽地区のクリスマスと、自分たちのコンサートの練習をした。)