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「赤とんぼ」と「草取り」と「農薬」

11 8月

寝不足続く
  昨日は、なでしこジャパンのサッカーを見るために午前4時前起きで寝不足。今日は、法人のヒエ取りで午前4時半起き。ヒエ取りは、法人から頼まれた仕事だ。午前5時半、農舎前集合。十数人が一斉にヒエ取り開始。

  二日続けての午前4時前後の起床は寝不足になる。今日は午前7時まで寝るつもりだったが、予定が狂ってしまった。それはともかく、除草剤を撒くか手で草を取るか、それによって小動物の生息環境が変わってしまう。

 赤とんぼを増やそうとすれば、農薬を控えなければならない。そうすれば、田んぼに生える草は手で取らなければならない。しかし、これは重労働だ。とてもコストがかかるのだ。当然、米価は上がる。消費者は外国産の安い米を買うのだろうか。どこかでこれらの折り合いを付けることができないのだろうか。

  泥だらけになりながら、今の時期の「ヒエ取り作業」はハードな仕事だ。雨が降ってきたので2時間半で作業を終えた。多くの人手をかけて短時間に作業を終えるという野が片瀬の法人の考え方だ。

野外ステージでオカリナ演奏を行うオカリナサークル『てんとうむし』のみなさん。右端は私、歌は、孫。(ゆめおーれ野外ステージ)

  今日、田んぼへ入った人は皆、子ども時代に田んぼへ入った経験のある者ばかりだ。10年後、20年後にはこのような作業をする人間はいないだろう。それでも米作りを続けるならば、農薬に頼らなければならない。もしそうなると、赤とんぼは激減し、.人体にもよくないだろう。

  そんなことを考えながら、ヒエ取りを行った。持続可能な農業を目指すには、いろんな壁がある。一方では、TPPが話題になり、将来もっともっと安い米が外国から入ってきそうだ。そのとき、どんな米作りが行われているだろうか。米が、食品から商品になってしまう可能性がある。

(日記 午前4時半起床。午前5時半より法人の田んぼの「ヒエ取り」。汗だくになった。午後2時半より勝山市の夏まつりの一環としてはたや記念館『ゆめおーれ』の野外ステージでオカリナ演奏を行った。途中で孫が歌ってくれた。まあまあのオカリナ演奏だった。午後7時半より村の集会所で区の役員と各種団体長による『合同会議』を行った。主な議題は「秋祭り」と「住みよい片瀬を造る住民アンケート」の件だった。区に関心を持

野外ステージで演奏を行うオカリナサークル『てんとうむし』のメンバー。

ってもらうためには時間がかかるだろうが、一歩ずつ進めていかなければならない。)

 
 

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