大阪を、日本を変えられるか
国民が注目の大阪ダブル選挙は、大阪維新の会が圧勝し、大阪市長に橋下徹氏、大阪府知事には松井一郎氏が当選した。
既成政党や特定の団体の支持を受けていない分、それまでの候補者よりも自由に改革を行える立場にある。大阪都構想は前進するのだろうか。少なくとも、既成政党に所属したり,支援を受けている政治家よりは進みそうだ。
昨日読み終えた古賀茂明氏の書いた『官僚の責任』にもあるように公務員制度改革の見直しも必要であろう。誰のための公務員かが今問われている。
国民のために行動するのか、それとも、省益を守り、自分を守るために行動するのか。特に官僚の場合には、古賀氏の言を待たずとも、後者であるように思われる。
十数年前にノルウェーへ行ったことがある。北欧の国民は日本では信じられないほど多額の税を納めている。なぜ、国民はそうするのか。答えは簡単である。国家を、政治家を信頼しているからである。
今、財政不足を増税で乗り切ろうとしている。増税の前にすることがたくさんあるのでは思ってしまう。府と市の二重行政の無駄をなくすことができるのか、当選したからには、橋下市長の手腕に期待したい。
また、国政にも変化をもたらしそうである。出方によっては、大阪維新の会は国政に進出しそうである。危機を感じた国会議員がどう動くか。政界再編は必至であるように思われる。
閉塞感の漂う昨今の状況に大阪の若者達が動いたのだろうか。今後の大阪の動向に注目したい。当選したからには、国政にも良い影響を与えることを期待したい。
(日記 午前中、窓用の雪囲いを新設するためにホームセンターで材料を買いそろえた。その後、北部中学校での和太鼓の授業に出かけた。いろんなことを話しながらの和太鼓指導。もっと思い切ってやってくれたらと思う。午後、窓用の雪囲い枠の制作を始める。この作業と併行して米ぬかで燻炭作りを行った。米ぬか燻端は土壌改良にはよいらしい。なかなか思うように進まない。暗くなっても作業を続けた。)