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中国技能実習生と楽しい一日

10 11月

研修講座で歌とダンスも
   一月ほど前に、「新しくやって来る中国技能実習生の研修会で何か話しをしてほしい」と依頼された。自分としては、楽しい活動だと思う。そして、今日がその研修を引き受けた日だ。

プロジェクターで写真を示しながら、日本の生活について講義をする私。

   言葉をあまり理解できない人達に何かを話すには言葉だけでは無理だと考えた。私は、パソコンで奥越の季節の移り変わり、日本人の生活スタイル、行事、観光地などの写真をプロジェクターで示しながら話すことに決めた。

  しかし、その教材を作るために大変時間がかかった。ここ、一昨日、昨日はほぼ半日、昨日は午前中と夕方から真夜中の2時半まで作業を続けた。今朝は、午前7時に起きて昨日の作業の続きを行って完成させた。

  午前9時に研修所へ着いた。まずは、スライドを使って日本の様子を伝えた。通訳を入れての説明なので、1時間のつもりが1時間半、時間がかかった。みんな熱心に聞いていてくれた。時々、日本語の練習もしながら講義を進めた。そして、ここで休憩。

  続いて、2限目は、私のアコーデオン伴奏で「ふるさと」と「四季の歌」を指導した。妻の春美もいっしょに来ていたので、研修生と一緒に歌ってもらった。歌詞を黒板にひらがなで書き、少し意味を説明した後、歌ってもらった。

アコーディオンで伴奏しながら日本の歌を指導する私。

  全員で歌ったり、二人ペアで歌ってもらったりしながら「ふるさと」と「四季の歌」を練習した。3限目は、ダンスだ。本当は2曲踊ってもらおうと思ったが、時間の都合で1曲になった。

   盆踊りで踊られる「越前千本搗」と「ときめきのルンバ」を用意していったが、若人が多いので「ときめきのルンバ」を踊ってもらうことにした。それぞれ、部分的に上手な人がいたので、それらを大いに褒めた。終始笑いが絶えないダンスの授業となった。

   結局、半分は日本についての座学、残りの半分は歌とダンスの実習となった。平日は日本語の練習など座楽が多いと聞いていおるので、今日は身体を動かすことを考えて出かけた。みんなの笑顔がとてもよかった。とても楽しい研修となった。日本語が上手になった彼らと再び会いたいと思った。

(日記 午前中は、中国技能実習生の研修会に、講師を務め、日本の生活等について話し、歌と踊りを指導した。午後は、部屋の

リズムに乗って「ときめきのルンバ」を踊る中国技能実習生。笑いの絶えない時間となった。私(右から2番目)も一緒に踊ることができて楽しかった。

整理。思い切って捨てられない自分を情けなく思う。いつかどこかで役に立つのではと思う気持ちがある限り、ものを減らすのは大変なことだと痛感した。しかし、毎回、捨てる「モノ」は確実に増えていると思っている。)

 
 

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