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片瀬の秋祭り

24 9月

余興から郷土芸能へ
   今日は片瀬の秋祭り。天候に恵まれた。今日は私達『片瀬豊年ばやし』保存会が子ども達の『浦安の舞』と共に神社に芸能奉納を行う日だ。昨年のこの祭りで誕生したこの『片瀬豊年ばやし』を今日も披露するのだ。

白山神社拝殿横の特設ステージで『片瀬豊年ばやし』の奉納。

   昨年は、歌はCDで、銭太鼓と女踊りだけを披露したが、今年は、歌はカラオケを使い、実際に歌ったことと銭太鼓の合間に今年の豊年を祝って『米俵芸(米俵を使って力比べをする)』を加えた。

   まだまだ余興の域を出ないが、今後磨きをかけて『郷土芸能』と言われるように持って行きたいと思う。私の頭の中には、余興というと“たた受ければよい(面白ければよい)”というような軽い芸を連想し、芸能というと“一つ一つの仕草に意味があり、その技のすごさで見ている人に感動を与える”者だと思っている。

  今回は、まだ余興の域を出ないと感じているが、今後練習し、磨きをかけて「芸能」になるよう努力したい。来週は、三室祭り、その後も出番が続くがよく練習して、感動を与えるものにしたい。もちろんドジョウすくいの伝統を活かし、ユーモアもあるようにしたい。

米俵芸に使う米俵の入場。この米俵を持ち上げて力比べをする芸能を今年は加えたのだ。

   指導している時間がなかったので、私も出演することにした。我ながらまだまだ改善の余地があると思った。それでも、皆さんに喜んでいただけてよかったと思っている。

(日記 午前中、「片瀬の祭り」のために里芋と生姜を掘り取り、里芋は桶で洗った。その後、祭りのために、「片瀬豊年ばやし」の舞台用のカラオケCDを作った。家内は、私の“米俵芸の衣装”である継ぎの当たった法被や金太郎腹掛けを作ってくれた。午後1時よりおじさんバンドの練習。午後5時半までみっちり練習した。夕方は子福井へ嫁いだ長女や東京から帰省した次女達を祭りの食事。そして、午後8時半過ぎから、子ども達の“浦安の舞”に続いて、米俵芸入りの銭太鼓「片瀬豊年ばやし」を奉納。絶えず、歌は流れていた。特に、米俵芸のバック音楽は、“片瀬の里芋と生姜と旨い米”を讃える歌詞だ。まだまだ推敲の余地がある。しかし、まあまあのできだった。村の人が喜んで下さったのが救いだった。これで、また一つ創作が終わった。)

じいさん役の私の演技。どうしても持ち上がらないので、法被を脱いで俵を持ち上げているところ。途中でギックリ腰になるところがミソ。最後にオチがある。

神社の拝殿と特設ステージを使った子ども達による「浦安の舞」。

 
 

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