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旨い米作り

16 9月

「片瀬の米」はうまいか?
   今日も「農事組合法人かたせ」の作業割当日。コンバインで刈り取った籾を運ぶのかと思ったが、今日の私の仕事は「臼すり(籾を玄米にする)手伝いだ。

(1)軽トラで運ばれた籾は乾燥機へ運ばれる。

  コンバインで刈り取った稲は、軽トラックに乗せて組合の農舎へ運ばれる。すると、それを機械で吊り上げて乾燥機の籾投入口へ運ぶのだ。あまり力はいらない。

  乾燥された籾は、いったん籾格納庫に収められ、順次「臼すり機」煮送られて玄米になる。そして、混入している石を取り去り、計量機で自動的に一袋30.5kgに計られ紙袋に入る。袋の口は人力でとめ、パレットに30袋(15俵)ずつ人力で乗せることになる。

  その後は、リフトでパレットごと運び、所定の位置に積み上げる。区民は、これを注文した数だけ自宅へ運ぶのだ。かなり機械化されたと思う。気がつくと、米作りのほとんどの作業は男の仕事になってしまった。

  今日の仕事が終わった午後5時過ぎに、自家用米と縁故米(親類分)合わせて8俵半を軽トラックに積んで農舎を出た。早くも新米が手に入ったのだ。昨年より早い。

(2)乾燥した籾はいったん「籾貯蔵庫」に入れられる。

  その足で、郵便局へ行き、注文を受けている九州に住む妹に4俵を送った。また、半俵(30kg)は精米した。明日、横浜に住む息子達に早速新米を送るためだ。明日は、新米を試食できる。

  片瀬特産の“芋と生姜と旨い米”の三つとも早速味わうことができるのだ。今年から村(組合)で乾燥した米は果たして美味しいだろうか。明日分かる。上手く作って「片瀬の米は旨い」と言うことを世間にアピールしなければならない。

  春から作業を見ていると、まだまだ改善の余地があると思った。特に、雑草対策に力を入れなければならないと思う。田んぼによっては管理が悪く、雑草が生い茂っている。これでは肥料の効きも悪いだろうし、味も落ちるだろう。

(3)「臼スリ機」で玄米にされ、石抜きをして梱包。右端の黄色い帽子は梱包作業中の私。

  午前中は、「臼スリ」、午後は「籾運び」と一日肉体労働で、身体の節々が痛い。汗で体重もかなり減ったように思う。それでも、力仕事で筋肉は付いたのではないかと思う。

  後継者のいない我が村の農業が続いていくだろうか。それは、この組合のやり方にかかっている。そして、かなりの機械を導入して動き出している。私としては、「芋と生姜と旨い米」をんこれからもアピールしていきたい。

(日記 終日、「農事組合法人かたせ」の農作業の手伝い。午前夕は、「臼スリ」、午後は「籾運び」だった。午後7時半から集会所で『片瀬豊年ばやし』の練習。新しい演技を加えたい。そう思って

(4)パレットに人力で30袋乗せると、リフトで所定の位置へ運び、区民に配布される。米袋は機械で自動的に腰の高さまで上げてくれるので少しは助かる(左端の写真)。

今日は老人会の人たちに米俵を作ってもらった。この米俵を使ってユーモア溢れる芸を加えたい。)

 
 

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