「片瀬の米」はうまいか?
今日も「農事組合法人かたせ」の作業割当日。コンバインで刈り取った籾を運ぶのかと思ったが、今日の私の仕事は「臼すり(籾を玄米にする)手伝いだ。
コンバインで刈り取った稲は、軽トラックに乗せて組合の農舎へ運ばれる。すると、それを機械で吊り上げて乾燥機の籾投入口へ運ぶのだ。あまり力はいらない。
乾燥された籾は、いったん籾格納庫に収められ、順次「臼すり機」煮送られて玄米になる。そして、混入している石を取り去り、計量機で自動的に一袋30.5kgに計られ紙袋に入る。袋の口は人力でとめ、パレットに30袋(15俵)ずつ人力で乗せることになる。
その後は、リフトでパレットごと運び、所定の位置に積み上げる。区民は、これを注文した数だけ自宅へ運ぶのだ。かなり機械化されたと思う。気がつくと、米作りのほとんどの作業は男の仕事になってしまった。
今日の仕事が終わった午後5時過ぎに、自家用米と縁故米(親類分)合わせて8俵半を軽トラックに積んで農舎を出た。早くも新米が手に入ったのだ。昨年より早い。
その足で、郵便局へ行き、注文を受けている九州に住む妹に4俵を送った。また、半俵(30kg)は精米した。明日、横浜に住む息子達に早速新米を送るためだ。明日は、新米を試食できる。
片瀬特産の“芋と生姜と旨い米”の三つとも早速味わうことができるのだ。今年から村(組合)で乾燥した米は果たして美味しいだろうか。明日分かる。上手く作って「片瀬の米は旨い」と言うことを世間にアピールしなければならない。
春から作業を見ていると、まだまだ改善の余地があると思った。特に、雑草対策に力を入れなければならないと思う。田んぼによっては管理が悪く、雑草が生い茂っている。これでは肥料の効きも悪いだろうし、味も落ちるだろう。
午前中は、「臼スリ」、午後は「籾運び」と一日肉体労働で、身体の節々が痛い。汗で体重もかなり減ったように思う。それでも、力仕事で筋肉は付いたのではないかと思う。
後継者のいない我が村の農業が続いていくだろうか。それは、この組合のやり方にかかっている。そして、かなりの機械を導入して動き出している。私としては、「芋と生姜と旨い米」をんこれからもアピールしていきたい。
(日記 終日、「農事組合法人かたせ」の農作業の手伝い。午前夕は、「臼スリ」、午後は「籾運び」だった。午後7時半から集会所で『片瀬豊年ばやし』の練習。新しい演技を加えたい。そう思って
今日は老人会の人たちに米俵を作ってもらった。この米俵を使ってユーモア溢れる芸を加えたい。)