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ウインド・シンセサイザー

06 9月

70歳目前の手習い
  ここ10年ほど前から、ずっとほしいとは思ってはいたが手に入れることができなかったウインドシンセサイザー「EWIUSB」を購入した。退職グッズとしては、優先順位が低かったので、ネットで眺めているだけだった。

   今回購入したのは、OB会でジャズをやるのだが、管楽器はトローンボーンしかない。そこで、この楽器でトランペットやサックスの音を出してハモったりアドリブが吹けたら楽しいだろうなと思って購入に踏み切ったというわけだ。

  この「EWIUSB」はクラリネットの形をしている。そしてこの楽器をパソコンに接続するのだ。すると、パソコンに入っているソフトのおかげで、いろんな種類の音が出るのだ。キーボード型のシンセサイザーや電子オルガンのようにいろんな音が出るのだ。

居間でウインドシンセサイザー「EWIUSB」の練習。うまく吹けたらいいな。

  どちらも入力端末が異なるだけで機能はよく似たものだ。一方は笛の形をしていて、他方はピアノのように鍵盤の形をしているだけの違いだ。私自身はピアノを習ったことがないので、入力は笛の形をしている方がやりやすい。

  この楽器で、サックスやトランペットやクラリネットやバイオリンなどの音を出すことができるのだ。と言ってもうまく弾けたらの話しだが。それと、素人の私にはこの笛型の方が自分の思いを表現できそうな気がするのだ。

  さて、この楽器を購入したのはよいが、今日までパソコンの設定がうまくできないので、全く音を出すことができなかった。おまけにマニュアルは数ケ国語で書かれているが、日本語のものはないのだ。そのため音を出すことができなかった。

  今日は何が何でも音を出したいと気合いを入れて、ネットを探したところ、日本語のマニュアルが見つかった。そして、ついに音を出すことができたのだ。このときはうれしかった。

  夢中になってならしてみた。笛の形をしているが、空気の通りが悪いので、口の両側から息を出しながら吹くようにとマニュアルには書いてあるが、そう簡単にいくものではない。

  一ヶ月後に迫ったOB会でこの笛を使えるかどうかが問題だ。せっかく買ったのだから、1曲ぐらいはこの笛でやってみたいと思う。それにしても、この頃指の動きは悪くなった。他のメンバーもそうだという。これからは、おじさんバンドも年齢と戦いながらやるのだろうか。

   今は、とにかく寸暇を惜しんで練習するしかない。音楽の練習と言うよりも、脳の運動には良さそうである。できないことを何とかやろうとするのだが、脳にはそうとう負荷がかかるだろう。それは脳にとってはよいことだろう。この楽器の演奏は楽しみである苦しみでもある。

(日記 ウインドシンセサイザーのマニュアル研究。音が出てうれしかった。せっかく買ったのに音が出なくてもてあましていたのだ。午後2時より北部中学校で文化祭のための和太鼓練習。帰宅後、音の出た楽器の基本練習。楽しかった。)

 
 

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