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桃栗3年柿8年

29 9月

仕掛けなければ結果は得られない
 
  私は柿が大好きだ。私の家は、30ほど前には、道路から玄関までには柿の木の並木(?)があり、玄関の前にも甘柿と天文柿があった。その他、栗の木、梨の木、グミの木、イチジク、ナツメの木、桑の木などがあった。

   どの木がどこにあったかも明確に覚えている。子どもの頃は、日本全体が貧しく、我が家も例外ではなかった。柿なども、赤くなるまで待てずに、ごま(黒い点々)のふいている緑色の柿まで食べたものだ。

家庭菜園の隅に実ったキウイ。家内がリンゴと一緒にビニール袋に入れて保管した。そのうちに熟して甘くなるだろう。

  しかし、今は我が家にはこうした果物がなる木はほとんどない。今残っているのは、柿の木が一本だけだ。その後、自宅にキウイを植えた。しかし、あまりにも蔓が茂りすぎるので事務所の後ろの家庭菜園へ移動した。

  また、家内が2年ほど前に、友人からイチジクの木をもらった。この木が毎年イチジクを実らせてくれる。今年も、たくさんのイチジクが実り、今でも毎日2、3個のイチジクを食べることができる。甘くてとても美味しい。

  今春、植木鉢用の小型のイチジクの苗木と大型の実が実るという富有柿の苗を買った。買ったこのイチジクは、当分の間、鉢で育てるつもりだが、富有柿は、今日、畑へ植えた。「桃栗3年、柿8年」という。

  いつになったら、大型の富有柿を食べることができるのだろうか。とにかく、植えなければ柿を収穫することができない。ついでに、畑のいちじくの小枝を挿し木にして育てた苗木も植えた。

  いろんなことを仕掛ければ、そこからいろんなの「もの」が生まれる。一つだけを待っているのではなく、いろんなものを育てておけば、忘れた頃に、収穫があると思っている。

   これは作物ばかりでなく、いろんなことを仕掛ければ、そこからいろんな発展があり、いろんな人と知り合いになり、人生が楽しくなると思っている。まだまだやることはいっぱいありそうである。

スタジオの隅に設置した整理棚。少し部屋がすっきりしたように思う。

(日記 午前中、イチゴを植える場所を作り、黒マルチをかけた。しばらくしたら、イチゴの苗を植えたいと思う。その後、家庭菜園の隅にイチジクと富有柿の苗を植えた。午後は、昨日に続き、スタジオの整理棚作りを作った。夕方ようやく完成した。空間を利用するために、一番下は、パイプ椅子の整理、2番目、3番目には棚を作り、和太鼓のバチなどを収納した。午後7時半より『片瀬豊年ばやし』の締め太鼓の練習。基本のリズムを練習した。 )

 
 

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