それをするために何をすべきか
今日は一日、ホームページ作りに没頭した。といっても、途中で誰かが尋ねてきたり、いろんな用事が出てきて朝から晩まで全ての時間をホームページ作りに費やしたわけではない。
私は産業支援センターで、ホームページ制作の講座を合わせて4日間受講した。講座を受けたからできるというものでもない。何故なら、私が受講した講座は、指示にした従って動いている場面が多かったからである。
「はい右へ曲がって10歩進みなさい」、「次に左へ曲がって3歩進みなさい」、「そのまま真っ直ぐ10歩歩きなさい」、「目の前に八百屋さんがあるでしょう」というような調子である。言われたとおりに歩けば、確かに目的地に達する。
しかし、自分一人で歩くとなるとそうはいかない。歩数を間違えば全く別の方向へ行ってしまう可能性があるからだ。それでも、一度は指示どおりに歩くことも必要かも知れない。
左手でDVDプレイヤー操作、右手にマニュアル
今日は、2冊のマニュアル、そして2種類のDVDによる映像講座を使いながら、ホームページ作りを行った。1冊のマニュアルにはDVDが付いていた。また、もう1種類のDVDは産業支援センターで借りたものだ。
少し進んでは、自分もやってみる。この繰り返しだあった。DVDの講座で作る摸擬のホームページではなく、『いなかもんの“演歌の広場”』と題してホームページ作りを始めた。なかなか大変である。DVDを戻したり進めたりしながら作業を続けた。最後まで行けるのか、多少不安ではある。ぜひとも完成させだい。
本当に作りたいホームページとは?
私が本当にやりたいことは、『高校数学講座』である。サブタイトルは「数学は読解だ!」である。何か一つの数式なり、文章を見たときに、そこから何が読み取れるかである。国語の読解とは全く異なるが、一つの数式などからどれだけ情報を読み取れるかで数学ができるかどうかが決まる。
小学校算数を例にあげれば、次のようなことだろうか?
「25人の児童がいるクラスを、10人のA班と15人のB班に分けて空き缶拾いをしました。A班は50この空き缶を拾いました。B班の平均は3個でした。」
これだけを読んで子ども達は何がわかるだろうか。国語の読解ではなく、算数として何が読み取れるだろうか。実際に、小学校の子供達をお借りして、調査(実験)をしたことがある。子供にとって読み取るレベルは様々だった。(A班の平均、B班の総個数、このクラスの空き缶の総個数、このクラスの平均などがわかる。)
私には、いきなり数学講座を展開できるホームページを作ろうとしても無理である。そこで、第1回目の練習としては、『いなかもんの“演歌の広場”』なるホームページを作り始めた。お腹が空いたら田植えの如く、先ず、ホームページを作る技術の修得から始めなければならない。
そのためには、マニュアルだけでは無理なので、産業支援センターへ出かけることにした。講義も受けたが、産業情報資料室で映像講座のDVDや書籍も借りた。一方では、画像編集の技術も身に付けなければならない。動画編集の技術もほしい。アニメの技術も必要だ。
このように考えると、正に「腹が減ったので、ご飯を炊く」ではなく、「腹が減ったので田植えをして、米を育て、脱穀、精米して、ようやく炊飯器でご飯を炊けるのだ。道は遠いが、一歩一歩基本から始めるしかない。
(日記:午前中、区長と郷土芸能部長が事務所へやって来る。その後、ホームページ作り。午後も継続する。夕方、長女の家族がやってきた。長男の嫁と子供もいるので夕食はとてもにぎやかだった。)