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優先順位

29 6月

我がまちの優先順位
 午後7時より「市長となんでも語ろう会」が教育会館で開かれた。第5次総合計画の話が中心ではあるが、特に、学校の統廃合問題と総合体育館の建設問題が話の中心であった。

 いずれも、少子高齢化が進み、過疎化する当市においては、避けて通らなければならない問題ではあるが、最優先課題であろうか?人によって考え方は異なる。優先課題ではあっても、最優先課題であろうか?

 学校が統廃合されることによって、効率的な市の運営はできても、まちが活性化すること、過疎化を食い止めることは果たして出来るだろうか?

 かつて、北谷地区には3,000人以上の人達が住んでいた。今、は超高齢化が進み、100数十人しか住んでいない。理由はいろいろあろうが、その最たるものは、働く場がなくなったことではなかろうか。

 働く場を作ることは容易ではない。企業誘致だけではなく、既存企業の活性化、そして、起業することの出来る人材を育てることのいずれも大切ではなかろうか。すでに確たる働く場を持っている役所の職員(公務員)に働く場を考えてほしいと望むのは酷なことだろうか。

 税金を使って事業を進めることの出来る役所の職員こそ、働く場を獲得する必要も、給料が大幅減額になったり、雇用打ち切りになることもないのだから、腰を据えて、「今、我がまちで一番力を入れるべきことは何なのか(優先すべきことは何か)」をよく考えて行動してもらいたい。役所の外へ出てみてそのことを強く思う。

政治不信
 参議院選挙で各党、各個人に審判が下されようとしている。国会議員だけではなく、官僚というべき多くの人材がいるのだから、もう少し政治家らしい識見を持ち、政策を実行してほしい。

 まるで、中学校の生徒会レベルではないかと思われるような言動が目立つ。今国家が最優先すべき課題は何なのか。個人の金の問題ばかりに多くの時間を割いたり、有名人を担ぎ出して票を獲得しようとする人達にこの国を任せられるのだろうか。一体全体この国をどうしようとしているのだろうか。

 今のままでは、政治不信は深まるばかりである。仕事をして金を得ているものは、政治家でなくても、全てプロである。もう少しプロ意識を持って仕事に取り組んでもらいたい。少なくとも、勉強はしてもらいたいと望む次第である。

(日記:午前中、楽譜作成。セールスマンの話を聞く。午後、楽譜を書く。夜、「市長と何でも語ろう会」に参加。)

 
 

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