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Archive for the ‘創作活動’ Category

『じいじ達の子供時代』30年がかりでようやく完成

05 5月
30年がかりでようやく完成した『じいじ達の子供時代』(上巻・下巻)
思い出す学校生活

『お父さんたちの子供時代』がいつの間にか
  私は、戦後の「もの」の少ない時期に子供時代を送った。そんな子供時代のあれこれを子供達に伝えたいと思うようになった。  そこで、今から三十年あまり前に我が子達に向けて『お父さんの子供時代』として自分達の子供時代のことを少しずつ書き始めたが、当時はあまりにも忙しく、やらなければならないことがたくさんあって長い間中断していた。

『じいじ達の子供時代』へ 
     退職後、少し時間ができたので、今度は『じいじ達の子供時代』として冊子作りを再開した。本格的に取り組み始めたのはここ四、五年のことである。  ここに書いた事柄は、私の個人的な記録というのではなく、私の集落の人なら誰もが経験したことを中心に書いたつもりである。  あれこれ書いているうちに、項目が増え、一冊には納めきれなくなり、上巻、下巻に分割しなければならなくなってしまった。 

 文章は七五調に ごちゅおうに分主夫は          文章は、長々と説明するよりも字数を少なくした方が読みやすいのではと考え、七五調(詩というよりも定型文)にしたが、結果的には字数に制限があるために、自分の言いたいことを表現するのにはとても苦労した。  そのため、全ての項目に挿し絵(一部当時の写真)を入れることにした。挿絵や写真を見ることによって昔のことを鮮明に思い出していただいたり、周囲の人たちに話すときに役立てていただけるのではないかと考えたからである。

いろんな遊びがあった

文章は七五調に 文章は、長々と説明するよりも字数を少なくした方が読みやすいのではと考え、七五調(詩というよりも定型文)にしたが、結果的には字数に制限があるために、自分の言いたいことを表現するのにはとても苦労した。  そのため、全ての項目に挿し絵(一部当時の写真)を入れることにした。挿絵や写真を見ることによって昔のことを鮮明に思い出していただいたり、周囲の人たちに話すときに役立てていただけるのではないかと考えたからである。また、リズムに乗って読んでいただければ脳トレにも役立つのではと思っている。

思い起こせばいろんな食べ物があった
女の子独自の遊びもいろいろあった

回想法に有効では~脳トレ~ 
   高齢になると自分から求めない限り、会話の機会は減っていく。様々な技術もいろんな知識も忘れていく。
 ところが、昔のことを思い出し誰かと語ることは脳の活性化にはよいそうだ。本書夜がそれに役立てば幸いである。本書は七五調にしてあるために、膝でリズムを取りながら読んでいただければさらに脳トレになると私は期待している。

 
 

「~地域で楽しく暮らし続けるために~」(演題)

12 3月

講演「地域で楽しく暮らし続けるために」 (講師 永井裕子氏)会に参加して
   地区の活性化委員として講演会に参加させていただいた。多くの講演会は、タイトルを見ても参加意欲が湧かない場合が少なくないが、今回は〝楽しく〟に目が止まった。期待して参加した。
   参考になることが多かった。 自分でも何かできることがあるような気になった。
 心に残ったことをいくつか挙げてみると次のようなものだろうか。
○ 長生きの秘訣として最も影響の大きいのは?・・・つながりがある 
○ 少子化から無子高齢化・一人暮らしの高齢者の増加・ダブルケア
○ 社会的つながりと認知症
○ 関心縁と課題縁   
  ・施設に入っておられる高齢者の方(講師)による焼き肉のタレ作り
  (人はいつまでも誰かの役に立つことを望んでいる。人は関心のあるところに集まる。そして、そこから何かが始まる。)
○ 増進型地域福祉という考え方
等々、具体例を加えながらのお話であった。具体的な行動につながりそうだ。
  講演後、最前列にいたせいか、講師の先生から突然マイクを向けられた。話す機会を与えられて有り難かった。
  講演中、今後のまちづくりのためにも講師の先生のお勤めになる県立大学の学生さんと接点を持ちたいなあと考えていた。お願いしなければと思っていたところ、講演会の終了後、先生の方から話しかけてこられた。感謝。
  今後、どう話が進むのか、まち作りに若い人の意見は不可欠なので期待したい。(先生はお休み中ということで赤ちゃんを連れて来られた。赤ちゃんは別室でママを待っていただろうに時間をとって申し訳なかった。)

団体には無料(送料のみ)で寄贈させていただきます。




 
 

四苦八苦

13 3月

ウインドウズ10
毎日、トップページに「ウインドウズ10」が無料でインストールできると出ている。以前に、「対応していないソフトがあるかもしれない」と言われていたので、導入を渋っていたが、毎日毎日示されるので、そろそろいいかと思ってインストールすることにした。

ところがである。私の最もよく使う音楽ソフトが対応していない。古いものから最新のものまで3つのソフトを持っているが、私にとって一番使い勝手がよいのは一番古いものである。見やすさと音の感じがいいのだ。

機能は、たいしたことがないかもしれないが、使い勝手が最もよいからだ。ところが、ウインドウズ10になったら、古い二つは対応していないとのことだった。最新のものは使い難いし、それに百曲以上、いやその倍はあるかもしれない、自作の音楽データが新しいソフトには対応してくれないのだ。

昔からの愛用者ということで音楽ソフトメーカーの方は、親切にこちらの質問に答えて下さるのだが、簡単には理解できない。マニュアルのどこを見なさいとか、わざわざ図まで送ってくださるが、思うようにはいかない。

昔、息子が言った「下手に新しくすると大変だ」という言葉が身に染みる。膨大なマニュアルはとても読みこなせない。今日も質問のメールを送ったが、今や愛用のソフトから見放されて四苦八苦している。新しくするばかりが能じゃない。これから先どうなることやら。創作意欲が萎えてしまう。

 
 

童話を書く楽しみ

23 1月

『かっちゃま児童文学会』の新年会
私たちは、数人で、童話サークル『かっちゃ児童文学会』を続けている。今日は、市内の寿司屋で新年会を行う日だ。集まって雑談をしながら食事。

創作童話から生まれた自作の紙芝居。上から『ぼく逃げないよ』、『野菜ロボット・ベジタ』、『野良犬物語』、『タン吉・コン子の卒業旅行』。

創作童話から生まれた自作の紙芝居。上から『ぼく逃げないよ』、『野菜ロボット・ベジタ』、『野良犬物語』、『タン吉・コン子の卒業旅行』。

今から10年あまり前に、市民大学講座で「童話教室」が始まった。私は欠かさず参加した。そして、数年後にこの「童話教室」が閉講した。

しかし、会員の一部で今度は童話サークル『かっちゃま児童文学会を立ち上げた。そして、年に一度、サークルの会誌を発刊し続けている。以前は年に2、3編の童話を書いたが、この頃は年に一つの童話を書くだけになっている。

それでも、この会のおかげで、童話を書く楽しみを持ち続けられて感謝している。おかげで、私の下手の童話もかなりの数になった。今年は、これらを一冊にまとまられないかと思っている。

自作童話で紙芝居 
その後、私は、自作童話のいくつかを紙芝居にすることができた。そして、自作の童話なので、紙芝居の絵の都合に合わせた話を簡単に変えたりすることもできる。

私なお拙い童話で作った紙芝居を、幼稚園や保育園、学校で演じてきたが、瞳を輝かせて見てくれる子供達がいるとうれしくなる。これからも、童話を書き続けていきたいと考えている。

今年は、自作童話だけでなく、県内の偉人の生涯を紙芝居にできないかと今考えているところである。これまでに、『白山平泉寺物語』や『親鸞聖人物語』を紙芝居にしてきたが、今年はこれらにも挑戦してみたい。

このように、創作の楽しみを与えてくれる『かっちゃま児童文学会』の活動を細々とでも仲間と友に続けていけたらと考えている今日この頃である。仲間の皆さんには感謝したい。

 
 

久々の紙芝居作り

12 3月

紙芝居の手直し

創作紙芝居『親鸞聖人物語』の一部分。

創作紙芝居『親鸞聖人物語』の一部分。

今月は、紙芝居上演を2回依頼されている。一つは、市内の50歳位以上の年配者、もう一つは松岡町の児童館で小学1年生から4年生対象に演ずるのだ。

今日は、大人の法の紙芝居の手直しをすると決めた。創作紙芝居『親鸞聖人物語』だ。なかなか理解しがたい話だ。歴史上の偉人の話はかなり史実とは異なる部分がたくさんあるからだ。

図書館で本を借りたが、多くの部分でいろんな説があると書かれている。しかも、宗教上の偉人なのでうかつに取り扱うことができない。そんな中で親鸞聖人の生涯を描くことは私にとっては大仕事だ。人間親鸞聖人を自分なりに描ければと思う。

それだけにやりがいもある。自分流にやってみたいと思う。少しでも、興味を持って理解していただくためには、絵の出し方にも工夫をしなければと思う。

子ども対象の方は、その点、楽だ。創作童話だから気楽にできる。いかに子ども達を惹きつけられるかを考えることは、苦労はあっても楽しい作業だ。今日は、紙芝居の手直しに明け暮れた。

(日記 朝一に、除雪機で家の横の道の除雪作業。その後は、終日、紙芝居の手直し作業。途中で、米かち。一日中、画面を見ていたので目が疲れた。夜は、「爺ちゃん勉強」。 )

 
 

果たして幼児に通じるか?

03 2月

“子育てマイスター”として
今週の金曜日に、子育て支援センターで“子育てマイスター”としての出番があるのだ。対象は0歳から3歳までの幼児とその保護者で、合間に『子育て講座』を行うのだ。私は、知人の勧めでめで“子育てマイスター”に登録されたのだが、まったく専門外の活動だ。

幼児向け紙芝居の表紙。

幼児向け紙芝居の表紙。

しかし、活動のほとんどは家内と一緒に行動している。私達は、二人で一人前というわけだ。主に、手遊びや歌、そして、簡単な紙芝居を上演している。その間、短く『子育て講話(子育てのヒントなど)』を挿入している。

参加しておられるのは保護者とその幼児なので、話しばかりでは間が持たない。手遊び歌では、私が、ハーモニカとギターなどで伴奏し、家内が歌い、手遊びを実演するのだ。

ここ数日、数学を休んで、幼児向けの紙芝居を作っている。しかし、1,2歳中心の幼児を相手に紙芝居をするのは簡単ではない。先ず紙芝居に注目してもらうだけでも苦労する。

幼児との勝負だ。幼児にそっぽを向かれたら私の負け。シンプル内容で幼児も参加できるようにするにはどうしたらよいか、いろいろ考えて簡単な絵を描いた。幸い、息子には3歳の幼児がいるので、参考になることが多い。金曜日の出番が楽しみだ。

(日記 朝から、紙芝居の印刷。A3ノビの厚紙を使って時間をかけて印刷した。調整しながらの印刷だったので、ほぼ一日かかった。)

 

自作アニメ、「まほろば」で上映

11 10月

終わったことの充実感
 ここ焼く1ヶ月半あまり、連日、『平泉寺物語』のアニメ作りに集中していた。そして、いよいよ今日は、「エコミュージアム研究会」でできたてのアニメの発表日。

 午後1時少し前に、平泉寺の「まほろば」へ行く。平泉寺の子どもたちの発表の後、いよいよ上映。少しだけ前置きをして発表開始。

 とにかく、完成したことにホッとした。映像を見ているうちに、改善点がいくつか見受けられた。樹影が終わった後、参加者の一人から、「売っていただけませんか」と言われたが、まだまだ未完成だ。

 貸し出すことはかまわないが、売ることについては、自分が満足できるレベルになるまで、できないと思っている。先ずは、もう少し完成度を上げなければと思う。

 それでも、何人かから「ご苦労さんでした」との声がかかった。それだけでも、取り組んだ回があったと思っている。一つのことをやり終えた満足感に浸りながら平泉寺を後にした。

(日記 午前中は、最終チェック。午後12時半過ぎに、平泉寺の「まほろば」へ向かう。午後1時半過ぎから上映開始。午後3時頃、「全国さといも産地交流会(コロちゃんまつり2014)に出演のために楽器を運搬。午後6時半頃、懇親会で『片瀬豊年ばやし』を発表。色々あった一日だった。)

 
 

簡易アニメ、最後の追い込み

09 10月

試作に安堵
 今日も朝から、アニメ作り。未完成ながら、とにかく、焼いてみた。そして、何とか、焼けた。自宅のテレビで見てみると、何とか、見られる。

4枚の絵で僧侶を走らせようとするので、チョうっと無理がかかるが致し方ない。

4枚の絵で僧侶を走らせようとするので、チョうっと無理がかかるが致し方ない。

 第一に関門突破。とにかく、DVDに焼けるかどうかが心配だった。パソコンのフリーズとの戦いであった。パソコンの能力が悪いのか、使い方が悪いのか。

 特に、テロップを編集しているときに、八割ぐらいはパソコンがフリーズしてしまった。悪戦苦闘しながら、テスト版でも何でもいい。最悪の事態は免れた。

 後は、少しでも、校正すればいいのだ。1秒間に1枚の絵が必要でも、1分にはかなりの絵が必要だ。今回間に合わなくても、いつか、もう少し完成度を上げたいと思う。

 眼が限界に達している。眼科へも通ったが、目を酷使しているので、改善しない。これが済んだら、ゆっくり眼を休めたいと思うが、なかなかそうもいかないだろうな。

(日記 例によってアニメ作り。難関は最後のDVDに焼く部分だ。やってみたが、うまくいかなかった。止む無くマニュアルを見てmpg.2ファイルに焼いた。夕方、Y君に来てもらって教えてもらった。午後7時から市民会館で、“豊年ばやし”のステージリハーサル。何度も練習した。本番は、日曜日だが、まだまだだ。)

 
 

“平泉寺”の大きさと素晴らしさ

06 10月

調べれば調べるほど興味が湧いてくる
 土曜日に行われる「エコミュージアム研究会」の全国大会に発表する簡易アニメ『平泉寺物語』制作を通じて、毎日平泉寺について、考えながら作業をしているが、平泉寺についての興味は尽きない。

アニメに登場する平泉寺の僧達と寛永寺創建の天海僧正と徳川家光

アニメに登場する平泉寺の僧達と寛永寺創建の天海僧正と徳川家光

 今、平泉寺は奥越の山際の小さな集落で過疎化も激しい地域だ。敷かし、かつては、宗教都市とまでいわれる大きな町だったというのだ。簡単には信じがたいことだ。

 しかし、かつては、全国的にも存在の知られた大きな存在だった。先ずは、福井藩初代の松平秀康の平泉寺に対する対応だ。県内では破格の200石を寄進し、その後も、福井藩は平泉寺に対して厚くもてなしたのだ。

 また、源氏と平家の争い、南北朝の争いなど天下分け目の戦いでも、平泉寺は関わっている。また、平泉寺は、比叡山の末寺から、江戸幕府の安泰と万民の平安を祈願するために創建された上野の寛永寺の末寺になっている。

 そのため、江戸幕府とは強いつながりを持つようになったのだ。平家物語にも、太平記にも登場するなど県内のどの寺社よりも大きな存在だったのだ。しかし、このことを知っている人は非常に少ないように思う。これからも、平泉寺の素晴らしさを紙芝居やアニメなどを通して多くの人たちに知ってもらいたいと思う。

(日記 終日、アニメ制作。午後7時過ぎから、Tさんと『片瀬豊年ばやし』の伴奏練習。Tさんは、普段フルートを吹いているので、時々、篠笛をお願いしているのだ。)

 
 

永平寺町で紙芝居と手遊び 

05 10月

永平寺で紙芝居と手遊び
 私たち夫婦が、子育てマイスターとして、紙芝居や手遊びで呼ばれる地域は、主に勝山市と大野市だったが、少し範囲が広がり、今日は永平寺町での2回目の活動だ。

永平寺町の子育て支援センターで手遊びと紙芝居を演じた。

永平寺町の子育て支援センターで手遊びと紙芝居を演じた。

 でも、難しいのは、対称となる子どもだ。今日は、0歳から2歳の幼児とその保護者だ。ストーリーのある紙芝居は無理だと思って、今日は、幼児向けの二種類の紙芝居を演じることにした。

 2つの紙芝居とは、『かくれんぼ』と『のぞいてみよう』だ。切り抜いた景色の後ろに動物が隠れているもの、もう一つは大・中・小の穴の開いている紙を、小→中→大の順に引き抜いていき、穴の中から見える動物を言い当てるというものだ。

 はじめは、小声で答えていた子ども達もだんだん大きな声で答えてくれるのだ。この紙芝居も、3、4、5歳児になると会場は騒然となるのだ。答えを大声で言うためだ。

 紙芝居以外では、親子がふれあえる『ぞうきんの歌』などいくつかの手遊びをした。合間に、若い保護者に向けて子育てに関する“ミニ講話”をして、会場を後にした。

(日記 午前10時半頃から、永平寺町で“子育てマイスター”として、紙芝居や手遊び歌を演じ、子育てミニ講話をした。それにしても、0~2歳児の前での活動は難しい。)