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Archive for the ‘芸能’ Category

郷土芸能へ先ず一歩

26 7月

初の生伴奏で
今日、旭町2丁目の『夕涼み会』が行われ、我が片瀬の銭太鼓保存会が招かれた。例によって、『片瀬豊年ばやし』を披露した。

秋のエコミュージアム大会の全国大会(勝山開催)出演に向けて、少しずつ私たちの芸を向上させようとしているが、これまでは、一部ではあっても、CDを使っていた。

今日初めて、全てを生で行った。伴奏は、三味線2人、篠笛、太鼓、鉦、歌二人であった。まだまだ練習しなければならないが、何とか、生でできることがわかった。

最初から、全てが生で行えることが、郷土芸能への第一歩だと思っている。まだまだ、磨きをかけなければならないが、出番を重ねることによって改善を重ねていきたい。

仲間と共に、一つのことができることは楽しい。課題は、若い人を加えていくことだろう。美山の劇団『ババーズ』も今日は最終公演で解散だという。創設も難しいが、維持することも同様に難しいことだ。これは、我々の課題でもある。

(日記 午前中は、部屋の整理をしながら、パソコン作業。最近、何かと忙しく、数学の作業が遅れていたが、時間を見つけて取り組んだ。午後ひととき、家庭菜園作業。家内はイチゴの仮植作業。午後6時に集会場へ集合し、旭町2丁目の夕涼み会出演のために会場の公園へ向かった。午後7時に出番。銭太鼓『片瀬豊年ばやし』を演じた。午後10時過ぎに、横浜の長男の家族が車でやって来た。渋滞に遭って時間がかかったとのことだった。早速、4年の孫娘と一緒に寝た。)

 
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市長へ要望活動

25 7月

小学校のない地域
市内の各町には小学校があるが、猪野瀬地区のみ小学校がない。学校がないと言うよりも、地域の中心となる核がないとも言える。

市内の旧町を除く8地域では我が猪野瀬地区は、村岡町に次いで2番目に児童数が多い。122名である。児童数が25名、36名、42名といった地域にも小学校や児童館がある。

小学校がある地域では、保護者も同じ学校の卒業生である場合が多く、地域の結びつきは大きい。小学校区単位で、運動会や文化祭など地域の様々な行事が行われる場合が多く、学校が地域の活動の中心となっている。

我が猪野瀬地区は、小学校がないために、公民館がその役割を果たさなければならない。小学校がないために、自由に使える体育館もない。そこで、今日、公民館近くにある林業者健康トレーニングセンターに簡易ステージを整備すること、公民館の施設・設備などを充実していただくよう「猪野瀬地区活性化委員会」で市長と市議会議長に要望しに出かけた。

主旨は理解していただいたが、何しろ金のかかることなので、いつ何を実現していただけるかは明らかにはされなかったが、市長の回答は前向きなものであった。

(日記 午前中は、少し部屋の整理。午後は、市長への要望活動。その後、3時半過ぎから公民館で「猪野瀬地区定例活性化委員会」を開催。熱を帯びて午後8時までかかった。それでも充実した時間を持つことができた。)

 
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『片瀬豊年ばやし』

24 7月

今後の方向性
我が地区の銭太鼓『片瀬豊年ばやし』は、少しずつ郷土芸能の体を為し始めている。あちこちから、お呼びがかかりつつある。銭太鼓のばちを操ると同時に、寸芸を挿入するのだが、その芸のコンセプトは、大正・昭和の農業をユーモアを交えて再現することだ。

今は、農業も機械化し、かつては作業の中心を担っていた女性が農作業から少し実姿を消しつつある。高度に機械化されたために、ほとんどを機械でこなすからだ。

しかし、大正・昭和時代は、そうでもなかった。機械の化ありに牛や馬が使われら。そこで、この豊年ばやしでは、馬による作業を芸に取り入れている。

昔の農作業を担っていた馬にも、いろんな性格ががあるのだ。また、馬を使い手の顔色を見るという化、その技量によって言うこと(指示)を聞いたり聞かなかったりするのだ。そこに、芸としての面白さが出るのだ。

まだまだ練習しなければならないが、少しずつ成長していると思っている。今後、あちこちから注目され、演じている者も自信を持てるような『片瀬豊年ばやし』にして、当地区の郷土芸能であるばかりでなく、当地区の労働歌、当地区のコマーシャルソングとして地区の農産物のブランド化に役立てばと思う。

(日記 午前中は、部屋の整理。午後は、事務所で数学。午後6時半過ぎから事務所で笛のFさんを交えて伴奏練習。私は三味線、家内は歌で練習に参加。午後7時半から、村の集会場で銭太鼓『片瀬豊年ばやし』の合同練習。伴奏も生で行った。全て生で行って初めて郷土芸能になると思っている。まだまだ練習して、エコミュージアムの全国大会には、県外の人たちにも見ていただきたいと思う。)

 
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市民会館で『片瀬豊年ばやし』初舞台

08 6月

人手不足の中での出番
今日は、我片瀬の銭太鼓保存会の市民会館初出演。県内の各地で演奏してきたが、地元の市民会館では初舞台だ。地元の歌謡クラブのショウでの特別出演に招かれたのだ。

しかし、残念ながら、女性陣は婦人会の研修旅行。男性の一部も市の行事等で出演できない。止むを得ず、知り合いのSさん(三味線)にお願いしたところ、前歌を歌う二人を紹介された。

また、片瀬のアパートに住む外人講師のJさんも応援出演してくれた。それも、早乙女姿になって、寸劇の一部に出演してくれた。また、寸劇として銭太鼓のバチも振ってくれた。

それは、『演技中に、「私もバチを振らせて」と私の法被の袖をつかんで懇願する。私は「ダメダメ」と断る。それでも彼女が懇願するので、許すというストーリーでバチを振ってもらう』という筋書きだ。失敗しても、それも演技ということだ。

本番ではまあまあの出来だった。ただ、出演メンバーが少なかったのが残念だったが、伴奏と歌で3人、早乙女姿で一人(アメリカの若い先生)の応援を得たのだ何とか様になった。秋の本番ではフルメンバーで臨みたいものだ。

(日記 午前中、本番用の『豊年ばやし』の伴奏補助CD作り。午前11時に村の集会所へ集合して市民会館へ。歌謡ショウのアトラクションとして銭太鼓『片瀬豊年ばやし』を演ずる。帰宅後、切り替えて創作紙芝居『平泉寺物語』の脚本作りと絵描き。一つ終わってもまた次の出番。一息つく暇もない。充実はしているが目が悲鳴をあげそうだ。)

 
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天気頼みの農作業・・・法人の麦刈り

07 6月

雨で作業中断
今日は、『農事組合法人』の麦刈り作業の補助員として作業に出る日。午前8時に農舎前へ集合。私の役目は、自分の軽トラに収穫用の袋と袋設置台をつけてコンバインの近くに待機。コンバインが刈り取った麦をカントリーまで運ぶというものだ。

麦刈りの場合には、2台のコンバインオペレーターと補助員が二人。稲刈りと同じ要領だが、稲刈りほど早くコンバインのタンクに一杯にならないので補助員も少ないのだ。

農作業は天候が相手なので、雨が降れば作業は即中止。農舎に集まった時点で中止になることもあれば、集合前で中止になることもある。今日は、正午近くになって雨がポツリポツリ。昼食をとらないで雨が降るまで頑張るということになった。

しかし、午後1時近くになって本格的に雨が降り出したので作業は中止となった。今日に関しては、中止になったことは私にとっては幸いだった。というのは、夜の銭太鼓練習までにCDを作らなければならないからだ。

これまでも、何度か雨で作業が中断したり、中止になったりした。そんな時、作業が平日に延期されると、私達のように平日でも作業が出られる人間は貴重な人足となる。朝、突然作業要請の携帯が鳴るのだ。とにかく、時々なら、私もできるだけ依頼にこたえたいと考えている。

(日記 午前8時から午後1時まで連続5時間、『農事組合法人かたせ』の麦刈りの補助員。その後、銭太鼓の練習用CD作り。午後7時半から集会場で銭太鼓『片瀬豊年ばやし』の練習。明日出番があるからだ。しかし、行事があり、参加できないメンバーもいるのだ。そこで、アメリカ人女性を含めて4人が応援出演のため練習に参加してくれた。にぎやかな練習会だった。明日はうまくいくだろうか。)

 
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生伴奏でいけるか

05 6月

先ずは日曜日に向けて
今年は、わが片瀬の郷土芸能『片瀬豊年ばやし』に出番が多い。エコミュージアムや里芋サミットなどの全国級のイベントでも出演を要請されている。

少しずつ進化していると思うが、まだ完全に自前では伴奏できないでいる。先日ンぼ福井の木田神社では、尺八と三味線と太鼓で伴奏したが満足な出来ではなかった。

明後日の出番では三味線と篠笛で伴奏するつもりでいる。しかし、完全には生伴奏でいけそうにないので伴奏用のカラオケを作った。このカラオケに合わせて三味線や篠笛を演奏するのだ。

秋の本格的な出番までには何とか、生伴奏で演奏したいと思っている。これができて初めて郷土芸能としての第一歩を踏み出すことができると思っている。

午後3時に三味線をお願いしたSさんと一緒に伴奏の練習をした。いつもは前歌を歌う私の家内だが、今度の日曜日に村の婦人会の研修旅行があるため出演できない。生で演奏することは簡単ではないが、少しずつ前進させたい。

(日記 午前中は、村の郷土芸能の伴奏カラオケ作り。これに合わせて三味線を弾き、篠笛をふくのだ。午後4時から村岡公民館でこのカラオケを使って伴奏練習をした。午後7時から横浜の孫の『じいちゃん勉強』。3人で『アナと雪の女王』の挿入歌「雪だるまを作ろう」を歌ってくれた。明日は、映画『アナと雪の女王』を観たいと思う。)

 
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福井の木田神社で「片瀨豊年ばやし」

16 5月

出演は恒例になりつつある
 今年も、福井の木田神社の春の例大祭に我が片瀬の銭太鼓『片瀨豊年ばやし』出演が恒例になりつつある。まだまだ模索中の郷土芸能だ。

 去年と全く同じではさみしい。少しでもよりよい郷土芸能を目指して現在も進化を続けている最中であると、私は考えている。挿入芸は、農業に絞っているが、今年は農耕馬を舞台に登場させることにした。

 しかし、残念ながら、練習不足でまだまだ満足できる芸には到達しないようだ。それと、今回は生演奏を目指して先ずは、尺八と三味線と太鼓を使って伴奏をすることにした。

 とは言っても、三味線は知人の知人である福井のMさんにお願いすることにした。我が片瀬の住民だけで生伴奏をするにはまだまだ時間がかかる。今回は、生伴奏に向かっての第一歩だ。

 「よかった」という人もいたが、私としては、まだまだだと思っている。秋の全国大会までにはもっともっと腕を磨かなければならないと思う今日の出演だった。まだまだ本物にするには時間がかかりそうだ。

(日記 午前8時から午後3時まで、『農事組合法人かたせ』の田植えの補助員を務めた。午後4時過ぎに福井の木田神社へ向かった。早めに福井へ向かったのは、尺八のMさんと締太鼓の長女とは初めて練習をするためだ。練習は、ワゴン車の中で行った。本番は7時半頃だった。初めての挿入芸もあり、楽しく演ずることができた。ただ、今日は本当に疲れた一日だった。)

 
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農耕馬

15 5月

農耕馬を使った作業
 農業に馬を使っていたということを、今の若い人たちはほとんど知らないのではなかろうか。昭和も中盤から後半になると、機械化が進み、馬や牛を使うことがなくなっていったのだ。

 私は、我が家の馬の世話をした世代だ。馬の餌を作るのは私の役割だった。二階に保管してある藁を切り、豆殻や米糠を混ぜ、米のとぎ汁などを加えて馬に与えたのだ。生き物だけに手抜きはできなかった。

 今も、村の中には当時の馬具を保管してある家がある。我が家にも「馬鍬(当時“まんが”と呼んでいた)」がある。今回は、手作りの馬に、実物の「馬鍬」を改造したものを使って芸をするつもりだ。

 我が片瀬の『豊年ばやし』には、こうした昭和時代の農作業を挿入芸として取り入れていきたいと思っている。私たちが子どもの頃に行われてきた農作業が忘れ去られる前に、何らかの形で残していくのは私たちの役目だと思っている。

 とは言うものの、これらを芸として豊年ばやしに取り込むのにはそれなりの努力が必要だ。馬役のメンバー(前足・後ろ足)と「馬鍬」の使い手の呼吸を合わせるのは簡単ではない。練習あるのみだ。

(日記 午前中は馬の調整。そして午後は数学。午後7時からは明日の木田神社での演技のための最終練習。時間がどれだけあっても足りないくらいだ。外国人英語指導助手のジョスリンさんが練習を見にやってきた。彼女もこれらの芸に興味があるようだった。)

 
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重要な出番の多い一年

13 5月

木田神社の例大祭に向けて
私達、片瀬銭太鼓保存会は、金曜日に木田神社の春季例大祭に出演することが決まっている。今日は、午後7時練習会。今日は、主に挿入芸について練習した。秋に向けて新しい挿入芸を考えていたが、その一部を今回披露することに決めた。

練習は十分ではないが、人前でやると決めた以上は真剣に練習しなければならないと思っている。決めた以上は見る人に失礼に当たらないように頑張らなければならないと思って気合いを込めて練習した。

練習後、「郷土芸能とは何か」が話題になった。かつて、この片瀬伝統の銭太鼓は、島根県の民謡安来節に合わせて銭入りのバチを振り、ドジョウすくいを演ずるものであった。これが、当区に100年余りに渡って伝わってきたのだ。

しかしながら、近年は再興はしたものの完全に演ずる者がなくなってきていた。他県の芸能そのものであるので、余興にはなっても郷土芸能にはなり得なかったからだ。

そこで、伝統を生かしながら、銭太鼓のバチを振り、「農業」をテーマに挿入芸を入れて新たな郷土芸能『片瀬豊年ばやし』として創作し、現在に至っている。これが、地区の本物の郷土芸能になるかはこれからの私達の活動によると考えている。

田植機をバックに記念写真。午前7時からの作業なので少し疲れた。

田植機をバックに記念写真。午前7時からの作業なので少し疲れた。

(日記 今日は田植えの補助員だ。午前7時より若猪野のハウスから苗を運び、午後5時まで田植え作業。予定より多くの苗を植えることが出来た。午後7時半より、銭太鼓の練習。長い一日だった。)

 
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終日《豊年ばやし》づくし

09 5月

挿入芸

 来週の金曜日に、私たち『片瀬銭太鼓保存会』は木田神社の春の例大祭に出演することになっている。今回は、新たに農耕馬による芸を加えようとしている。

 そのために、小道具の馬の調整をしなければならない。それは、馬が「馬鍬」を引くためだ。午前中は、事務所で家内と共に、馬の小道具作りをした。

 午後、私は音楽の調整。そして楽譜とCD作りだ。芸を加えるたびに音楽の流れを変えなければならない。それと、今回は伴奏を尺八と三味線と締太鼓で行うためにその楽譜も書かなければならない。

 家内は、事務所で馬具作り。全ての作業を終えたのは、私は午後9時過ぎだった。今日は一日中、豊年ばやしの小物作りや曲作りに費やしてしまった。

 問題はこれらを使っていかに芸をするかだ。ただ漫然と練習しているだけでは見ている人を満足させることはできない。これを理解してもらうことは簡単ではない。場数を踏まなければ身につかないこともあるからだ。

(日記 終日、『片瀨豊年ばやし』関係の小物や曲、楽譜、CD作りに明け暮れた。来週の出番が上手くいくかどうかが問題だ。)

 
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