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Archive for the ‘未分類’ Category

久々の温水プール

05 10月

最初はファミリー会員から
 久々に『勝山市営温水プール』へ出掛けた。家内が、リハビリのため医者からプールの中を歩くよう薦められているからだ。私の方はせっかく落とした体重がリバウンドしかかっている。腹の周りに肉が付いたような気がしたので同行した。

  最初に2人でプールの中を歩いた。歩くための専用コースも決めてあるのだ。なるべく、膝を上げて歩いた。その後、少し泳ぎ、再び歩いた。そして、サウナへ。かなり汗が出たようだ。最後にジャグジー風呂へ入って温水シャワーを浴びて帰宅。

『勝山市営温水プール』全景(プールのパンフレットより)

    私も、家内も、駐車場やプールの中で、いろんな人と出会った。普段と異なる行動をすれば、そこでまた、普段合わない人と会うものだと痛感した。いつまで続くかわからないが、時々はプールへ来たいものだ。それに、私の場合には、高齢者の割引があることを知った。半額でプールへ入ることができるのだ。

  このプールは、最初、相互スイミングプールとしてできたのだ。我が家は、ファミリー会員になって家族の誰もがいつでも利用できるようにしたのだが、しばらくして、子ども達は学校生活で忙しくなり、思うようにプールへ通うことができなくなった。

    そこで、夫婦だけがプール会員になったが、それでも仕事が忙し過ぎて思うように通えなくなり、最後は、回数券を利用するようになった。しかし、買った回数券を全て使うこともなくなり、とうとうプール通いはストップしてしまった。孫を連れて、せいぜい1年に1、2度プールへ行くというようになってしまった。

    今日、久々にプールへ通ってみて、これは健康によいと改めて感じた。私の方は割引券をもらい、なるべく多く通いたい。妻の方は会員になってリハビリをするつもりでいるようだ。いろんな人と会えるのも楽しい。

(日記:午前中は数学のホームページづくり。数学の内容よりも、ホームページ制作技術でつまづいている。それでも、少しは進んでいると思っている。午後、昼寝。その後、プールへ行く。何人かの知り合いと会った。退職者の特権は“昼寝ができる”と語ったのを思い出した。午後7時より市民大学講座『童話』を受講。今日は今年度の童話講座の最終回であり、5年間の童話講座の最後でもある。明日、この講座のことについて書きたい。)

 
 

太鼓と童話

04 10月

『選択音楽・和太鼓』前期最終講座
  今日は、北部中学校での『選択音楽・和太鼓』の前期の最終講座だ。午後1時25分に前期の最終講座が始まった。前期の最終日なので、生徒達に何かメッセージをと思って話から始めた。

「今日はみんなの夢を聞きたい。私のモットーは“DREAM & ACTION”です。夢を持ち、それに向かって、行動すればいつかは夢が叶うかも知れないしもし夢が実現しなくても、行動しているとき、努力しているときの人生は充実していると思う。」

 先ずこのようなことを話した。次に、生徒達一人ひとりから夢を語ってもらった。みんな素直に自分の夢を語ってくれた。

いつかは子ども達にも小笠原礼法と勝山藩について話してみたい。(絵は小笠原長清公:いなかもん)

「君たちも、いつの日にか親になるだろう。そんなときには、夢を持った親になってほしい。そうすればきっと、君たちの子ども達も夢を持つことができるだろう。君たち上級生がしっかりした学校生活を送れば、後輩達もそうなるだろう。」

 最後に自分も夢を語った。

「前向きに生きていれば、必ず友達はできる。年の差に関係なく、いろんな人達と語り合うことができる。」

 こんなことを話して、太鼓の練習に入った。今日のリズムは難しいぞと思ったが、殆どの生徒達がマスターできた。

 思えば、このクラスを最初に持ったとき、なんとやりにくいクラスだ思ったが、今は、どの子を愛おしい。うまく、生徒達に対応できないのは生徒達のせいではなく、自分の非力さからくるものだと思う。楽しく最後の講座を終えることができた。

明日は『市民大学・童話』の最終講座
  子ども達の夏休みの宿題ではないが、私は宿題になっている童話をまだ書いていない。今日の午後のスケジュールは童話を書くことだ。何をテーマにするかが決まれば後は簡単だが、なかなかテーマが決まらない。

  『野良犬シリーズ』でいくことにした。最近熊が出没している。熊と野良犬を題材にして書くことにした。北部中の太鼓指導から帰って書こうとしたが、疲れて眠かったので、昼寝をしてから書き上げた。

  藤井先生にFAXで童話を遅らせていただいた。夏休みの宿題を終えて、さっぱりした子供のような気分になった。

(日記:午前中は、事務所で数学のホームページづくり。途中で来客あり。午後は北部中学校で和太鼓指導。帰宅して昼寝。その後、市民大学講座の宿題である童話を書く。苦しかったが、楽しくもあった。充実感もあった。)

 
 

生かされて

03 10月

三室祭り
  午後、妻と一緒に三室祭りに出掛けた。いろんな演し物の後、踊りタイムになった。婦人会のステージ発表として『勝山よいとこ』が踊られた。一昨年に私が作った歌と踊りだ。三室の皆さんがこの歌を生かしてくださっていることに感謝感激だ。

三室祭りで生歌に合わせて『三室ほがらか音頭』を踊る遅羽町の皆さん。左の方のカラフルなTシャツ姿の女性は、村岡町の「おどり隊ひらり」の皆さん。祭りを盛り上げてくださっていた。

 
 その後、輪踊りが始まった。今年は三室小学校の子ども達も踊ってくれた。また、私の作った『三室ほがらか音頭』を若い衆が生で歌ってくれた。歌って踊るというのはやはり盛り上がる。みんな私の作った歌を生かしてくださっていることに感謝感激だ。

    また、踊りの輪の中に、村岡町の『おどり隊ひらり』の皆さんも加わっていた。いつも、盆踊り復活を応援にしてくださる強い味方だ。そろいのTシャツを着て、踊っていた。この人達も、私の作った民謡を伝えてくださっている。私の作った歌が皆さんに生かされている。ありがたいことだ。

    その後、餅まきも行われた。何となく、餅まきとなると血が騒ぐ。私も人混みの中で餅を拾った。何度か雑煮ができそうだ。毎年参加させていただいているが三室祭りも楽しいものだ。

私の事務所で和太鼓を打つ2人のアメリカ人女性ALT

 今年も外人さんと和太鼓
  午後5時から和太鼓の指導だ。丸岡と春江から知れぞれあめりかじんのALTの先生が、私の事務所へやって来た。和太鼓を教えてほしいとのことだった。私は、三つのステップで和太鼓を教えている。

  第一段階は、机などを使って手で譜面通りにリズムが打てること。第二段階は、バチで太鼓が叩けること。第三段階は、正しいフォームで太鼓が打てることだ。彼女たちは、日本で少し和太鼓を習っているので、教える方も楽だ。

  午後7時から、片瀬の秋祭りの反省会があった。『浦安の舞』に参加した中学生とその保護者、そして『片瀬豊年ばやし』に参加した銭太鼓や女踊りの人達が参加して会が始まった。いろんな話が出た。公民館祭や新穀感謝祭などでも、銭太鼓を披露することになった。

  この『片瀬豊年ばやし』も皆さんに生かしてもらっている。ありがたいことだ。作ったものとしては、皆さんに生かしてもらうことが最高の喜びだ。これからの作品づくりの励みになる。

(日記:午前中は数学のホームページづくり。午後も少し続けた。その後、三室祭りに行き、午後5時から外人さんに和太鼓指導。そして。祭りの反省会と、結構忙しい一日だった。)

 
 

『ゲゲゲの女房』

02 10月

妻と2人で見る2つの連続ドラマ
 私は、そんなにテレビを見る方ではないと思っている。しかし、必ず見るドラマが2つある。それは、朝ドラと大河ドラマだ。今は、『ゲゲゲの女房』と『龍馬伝』だ。全て録画して、必ず家内と2人で見ることにしている。

  今日の時点では、『龍馬伝』は、6月20日以降まだ見ていない。『ゲゲゲの女房』は、今日、7月5日から7月14日までの9回を一気に見た。『ゲゲゲの女房』は、すでに終わって新しいドラマが始まっているのに、まだ、2ヶ月分以上残っている。

     家内が入院していたために、長い間見ていなかった。それに、何だかんだと忙しくて見る時間がなかった。村の祭りが終わり、三室祭りの踊り指導も終わってようやく夜時間が取れるようになった。そこで、今日は一気に9回分も見てしまったのだ。

  この『ゲゲゲの女房』は、特に興味があり、見出すと止まらない。それは、私が漫画家志望だった時代と全く重なるからだ。特に、テレビの出現で、漫画家が淘汰されるという漫画家志望の者にとっては最も厳しい時期に、私も漫画家志望だったからだ。

漫画家の世界の裏側を知らせてくれた漫画家Y.Y氏から来た手紙

紙芝居と貸本漫画を蹴散らしたテレビ
  今日見た7月13日のテレビで、主人公の水木しげるが語った言葉は、私にとっては、人ごとではない。

 「紙芝居も貸本漫画も、テレビに蹴散らされてきえていったようなもんだ。」

 実は、私の師匠 Y.Y氏はその貸本漫画家だったのだ(時には、雑誌の読み切り漫画も描いていたが。後に仲間と装飾関係の仕事を始めた)。私は、通信教育で漫画を学ぶと同時に、親戚筋の知り合いの漫画家 Y.Y氏に教えていただくことになったのだ。

   忙しいY.Y氏が私の描いたストーリー漫画の1頁を「私ならこのように描く」と言って描いてくれたこともあった。そのY.Y氏からは何度も手紙が来た。そして、漫画界の実情などを知らせてくれた。昨日、その手紙を見つけた。

  その手紙の中にも、テレビの出現が書いてあった。漫画か受難の時代の到来である。Y.Y氏に手紙には次のようなことが書いてあった。

 ・テレビの普及で漫画本が売れなくなり、原稿料が下がる。
 ・一流の漫画家が、その下の漫画家を弟子としてではなく、アルバイトのような形で、「べた塗り」、「枠線入れ」、「背景」、「脇役の人物」などを手伝わせ               ている。
 ・単行本(貸本漫画)は雑誌以上に不景気で利益が少ないため、安価で数多く出版しなければ利益が出ない。
 ・貸本漫画は読者の大部分が大人相手になり、画風がリアルになり、誰の画風も似通ってくる。出版社もそのようなものを要求する。

 いろいろ漫画家の厳しい面を教えてくれた。『ゲゲゲの女房』は、そんな時代の漫画界の裏の部分をドラマの中で見せている。私にとっても、人ごとではなく、とても興味を持ってこのドラマを見ている。

 それにしても、水木しげる氏の生き方には感銘を受ける部分が多い。私は水木しげる氏の足元にも及ばないが、漫画家を目指して時代の何かが、これからの生活に少しでも役立つことを願っている。

(日記:午前中は数学ホームページづくり。男女の生徒のキャラクターを描いた。数学講座に、自分の似顔絵と共に登場する人物の絵だ。午後も、3時までホームページづくり。その後、家庭菜園の草取りなど。夜、『ゲゲゲの女房』を9回分も見る。)

 
 

ムカシの自慢話

01 10月

前向きに生きれば
  自分が関わる人間には、友達、知り合い、ネット仲間、区民、隣人、職場仲間(現役時代)、昔の生徒(教え子とは言いたくない。対等のイメージがない。)、……など様々な人達がいる。

  例えば、職場の仲間の多くは、職場を離れると関係は薄れる。その中の何人かは、年賀状を交わすだけの関係となる。仲間はどんどん増えるので、増えた分だけ減っていくこともある。

   “長くつきあえる人とはどんな人だろうか”と考えてみると、前向きに生きている人になる。前向きに人音の関係は長続きがするようだ。自分が興味を持っていることに相手が全く興味を示さない場合には、関係は義務的になるか、長続きしないかのどちらかになる。

    私の考えは、“前向きに生きていれば友達または仲間は増える”と思っている。昔の話題や自分の自慢話に終始する人とは関係は長続きしない。しかし、そんな人が同じ集落にいる人の場合には、関係は近くも遠くもならないが。

    昔のこと(現役時代の自慢話)は、本人は気分がよかろうが、聞いている者には退屈で無意味な時間になる。勝間さんの言う“消費的時間”だ。勝間さんはそういう席には出席しないそうだ。

    昔の自慢話ばかり話すのは、何年ぶりかの同窓会で十分だ。昔のことは話している本人は気分がよかろうが、聞いている者には、進歩がなく退屈で不愉快になることが多い。特に、何度も聞いた話だと、なおさら大変だ。酒の席でもそのような場面に出くわすことが少なくない。

  そんなことを歌った演歌がある。都はるみの『ムカシ』だ。歌詞の一部を紹介したい。

『ムカシ』        
         作詞:阿久 悠  
       作曲:宇崎竜童
       
歌唱:都はるみ 

  ムカシ ムカシ そのムカシ
  いいことばかり あったそな
  ほんとに ほんとに いいことばかりで
  ムカシって 凄いんだな

1.きみの部屋に オバケが住みついて いないかい
    ほんの小さな 掌(てのひら)にのるくらい
  可愛いオバケで 名前はムカシという
  こいつにうっかり 住みつかれたら
  きみも駄目に なってしまうぞ
  何故って そいつはムカシ話で
  いい気持ちにさせる オバケなんだ
 “あの日 あなたは強かった”
 “あの日 あなたは偉かった”
 “あの日 あなたは華だった”
  あの日 あの日で
  うっとりさせ 駄目にする
  気をつけなよ ムカシってやつだよ

  2番以下は、 Youtube で見てください。都はるみさんが歌っています。

     我が家でも、ムカシのことを言い過ぎると、「ムカシ君になってるよ」と妻の声が飛ぶ。反省!反省!ムカシのことは、聞かれない限りは言わないようにしたい。昔話に次いで不愉快なのが、子供や家族の自慢話だ。これも、聞かれない限り言うまい。

ほぼ完成した家庭菜園工事。右側はアスファルトに、手前はコンクリートをしてその上に円形の土管を置き、花を植えるつもり。

(日記:午前中、家庭菜園工事の補助と雑草の根の除去。蔓性の雑草に畑を占拠されかねない。家庭菜園の強敵だ。午後は、数学のホームページの研究。ホームページづくりは楽しいが難しい。途中で、知り合いが来た。今日も、“半農半 I T” だった。)

 
 

晴耕雨 I T(セイコウウイット)

30 9月

午前中は土木作業
    今、家庭菜園用の畑と隣地との境界にコンクリートで仕切りを作ってもらっている。畑周辺につる状の雑草が繁茂して困惑しているので、畑の外側はアスファルトをして草が生えないようにしてもらっている。

    家庭菜園というと、困ることが二つある。それは、雑草と病気や虫による食害だ。雑草は、とにかくとらなければどんどん生えてくる。夏などは、とってもとっても生えてくる。そこで、なるべく黒マルチをして雑草が生えないようにしているつもりだが、少し油断をすると雑草だらけになってしまう。

  かといって、除草剤を散布する気にもなれない。健康に悪影響尾を及ぼしそうだからだ。また、虫による食害も被害は大きい。殺虫剤もうかつにまけない。特に、大根の葉や白菜などの菜っ葉類は虫も好むのでいつも虫との戦いとなる。

    野菜の病気も困る。こればかりは素人にはどうしようもない。こればかりは、人体の影響を考えながら、最小限利用せざるを得ない。それに、連作の被害もあるので、野菜によってはとても作りにくい。

  今日はN工業のNさんが重機を動かすので、掘り起こしたところにある“しぶとい鶴のある雑草の根”を拾った。下手をすると、畑中がこの雑草に占拠されるのではという危機感がある。昼近くに雨が振ってきたので午後は作業をやめることにした。

午後はパソコンで学習
    午後は、ホームページ制作ソフトである『Dream weaver』の勉強。DVDを見ながら要点をまとめた。今日のテーマは『Spry~アコーディオンの挿入~』である。アコーディオンのじゃばらのようにクリックするとページが現れるものである。

  数学のホームページで、「ヒント」や関連公式などがクリックすることによって、現れてくるものである。本当にもどかしい。早く、作りたいのだが、表現手段であるホームページの技術がないと、思うように数学講座を展開できないのである。

   野球の投手がいつまでも、ランニングや柔軟体操をやっているようなもので、早くピッチング練習をやりたいのに、身体ができていないとコーチにとめられているようなものだ。

今、数学ブーム
  昨日、公民館のYさんが事務所へ踊りの衣装を返却に来た。そこで少し話した。その中で、Yさんは、「市民大学で数学をやったろどうですか?」と私に提案した。内心、「受講を希望する者ががいるんだろうか」とあまり深く考えなかった。

    帰宅してテレビを見ていると、数学講座についてテレビが放映していた。今、数学ブームだという。学校を卒業した社会人が数学を学び直すのだという。“考えることが楽しい”かららしい。40代、50代の人も興味を持って数学を勉強しているそうだ。ある人は、微分・積分であったり、またある人は、ピタゴラスの定理(三平方の定理)が成り立つことを証明したりと様々である。

 学校では点数を取ることが中心だった数学が、社会人になってからは考える楽しみを味わうことのできる数学として人気があるらしい。私の数学講座も楽しみながら学習できるものにしたいと思う。

   考えることは楽しいことである。考えることによって“できなかったことができるようになる”こともあるし、“無から何かを生み出す”こともできる。“考えることによって達成感を得る”こともできる。そうしたことの基礎に数学があると私は考えている。

よろしかったら聞いてみてください。
http://song.inakamon.net

 
 

「平凡」が最高

29 9月

春美退院
  9月3日に入院した家内の春美が今日退院した。10時過ぎに医大を出て、生活必需品を買うためにワイプラザへ出掛けた。その後、2人で昼食を取り、勝山へ向かった。家内にとっては久々の勝山だ。

 家内には、入院中から気にしていたことがあった。それはショウガの収穫のことだ。取り遅れるとかたくなるからだ。塩漬けにして紅ショウガや酢漬け(ガリ)を作りたいという。帰宅して、作業服に着替え、ショウガを堀った。ド素人にしてはまあまあのできだった。

素人にしてはまあまあのできだった我が家のショウガ。私は、2、3日で食べられる「味噌漬け」が一番だ。

  家内は、当分の間はリハビリをしなければならず、運動も十分できない。退院して2,3年は特に気をつけなければならないという。しかし、食事の準備はできるだろう。ようやく、食事の準備からはある程度解放されることになった。重いものを持つこと以外がだいたいできそうだ。

  これからは、家事を2人で分担してやっていきたいと思う。以前は、私は外での仕事が中心であり、家内は家事が中心であった。しかし、退職した今は、私の外での仕事がなくなった。従って、今後は、家事を2人で分担しなければならないと思う。当分は妻の手足になって動くつもりだ。

   この1ヶ月を終えて思うことは、「平凡が最高である」ということだ。平凡な中に、少しでも、変化に富んだことや刺激的なことが混ざったりすればそれでよいのだ。平凡な中に、少し自分のやりたいことがミックスできれば最高だ。

    これから、歌の文句ではないが、お互いに相手の“杖になったり”しながら、生きていきたい。そんな中で、夫婦は、「お互いが一人でできること」、「二人でできること」を持っていることが大切ではなかろうか。

   退職してからは、「二人でできること」といえば、家庭菜園と郷土芸能や音楽関係のことではなかろうか。今後は、これらを利用しながら、ボランティア活動として施設慰問などができればと思う。

    夕食の準備をする食器の音やまな板で食材を切る音は、平和そのもので幸せな響きだ。これからは、私も少しは家事の応援団としてがんばれるのではと思っている。「平凡な一日」こそ何物にも変えられない最高のものかも知れない。

(日記:妻が退院のために福井医科大へ行く。家内といっしょに、福井へ行き買い物をして帰宅。午後は、ショウガの収穫。晴天続きの暑い夏だったが、川から水をあげて育てたので、素人にしては、まあまあのできだった。久々に妻と一緒に夕食を食べた。会話もあり楽しい一日だった。
   午後7時半より遅羽公民館へ踊りの指導に行く。総踊りの『三室ほがらか音頭』を歌う若い衆が練習にやって来た。歌はうまい。ラップ部分を指導した。若者が、民謡を歌ってくれるとはありがたい。三室祭りの盛り上がりを期待したい。「おどり隊ひらりも応援に駆けつけるという。嬉しい限りだ。)

 
 

一人暮らしをしてみて

28 9月

予想通り家事は大きな仕事
  今月の3日に家内が入院して、25日になる。この間、病院にいるとき以外は一切外食をしなかった。一人暮らしをするためには、最低でもしなければならない家事がいくつかある。

   先ず食事を作ることだが、食材の買い出し、菜園での野菜の取り入れ、調理、食後の食器洗い、炊飯器で翌日のご飯を炊く準備、ゴミ出しなど一連の仕事がある。要領よくやらないと、すぐにたまってしまう。

  私は、漬け物が大好きなので、糠漬けを作っているが、食べた分だけ、いつも野菜を補充しておかなければならない。採れ過ぎたキュウリ、黒瓜、ナスは塩漬けにした。次々と塩と共に桶に放り込めばよい。いつか、奈良漬けなどにできる。

  多少は、栄養バランスも考えなければならない。野菜、海草は常に使うようにしてきた。買い物は、衝動買いは禁物だとわかった。冷蔵庫がいっぱいになって、それを使うために常に頭を使わなければならない。特に、一人暮らしの場合は、無駄になることが多い。

  次に、洗濯と掃除。これまでは、手拭いやバスタオルとまるでティッシュペーパーでも使うように使っていたが、使えばそれだけ洗濯物が増えてしまう。そのことを頭に置いて、使わなければならない。
 
 行事があると、早く起きなければ、食事の準備などはできない。地域の付き合いも一人暮らしの場合は大変だ。時間に間に合わせるためには、食事の準備を早めに行動しなければならない。

    以前にも書いたが、私は“外で働くのも、家で家事するのも同じだ”と考えてきた。私の給料の半分は、妻が稼いだものだということを子ども達にも言ってきた。実際、一月近く、自分でやってみて実感した。

 子供が3人いて、弁当を作らなければならなかった十年ほど前のことを考えると家事も大変だっただろう。食事の量も、洗濯物の量も半端ではない。外へ働きに行っている方がよほど楽だったかも知れない。

  そんな一人暮らしも、今日で終わる。家事の大切さと大変さを実感した一月であった。

我が家のショウガ。大部分は、紅ショウガ、ショウガの酢漬け(ガリ)にするが、私が一番好きなのは、ショウガのみそ漬け。一晩でできる。

(日記:午前中、済生会でドッグの再診。午前中いっぱいかかった。昼、医大へ行く。明日から、また二人暮らしが始まると思うと嬉しい。

    帰宅してから事務所でホームページづくり。途中で、来客あり。

    今日も尖閣問題をテレビでやっている。池上さんの論調も、「これまでの政府が尖閣諸島は日本の領土であるときちんと言ってこなかったことが問題だ」ということであった。私も同感である。この難局を乗り切るためにも、与党だ野党だではなく、“オールジャパン”で対処してもらいたい。国内の非難合戦では相手につけ込まれるばかりだ。)  

 
 

「オールジャパンでいけないのか?」

27 9月

吉永さんの発言に同感
  朝、家事をしスーパーモーニングを見ていたら、尖閣問題をやっていた。評論家の皆さんや与党、野党の皆さんが、今回の船長の釈放問題について意見を述べていた。そのとき、コメンテーターの吉永みち子さんが次のように述べた。

  「今は国難の時、与党、野党を問わず、全議員が力を合わせて“オールジャパン”で今回の問題に対処できないのでしょうか?」

  この発言には私も同感である。野党どころか、与党の議員までが今回の政府の言動に異を唱えている。毅然としていれば、音を上げた経済界から声が上がるだろう。勝手に評論するほど簡単な問題ではない。これまでの代々の政府の取り組みも今回の問題に無関係ではない。

  一般大衆が、ああだ、こうだと意見を述べるのならまだしも、国会議員が政府を非難している場合ではない。全議員上げて、知恵を出し合い、この難局を乗り切らなければならないのではないか。相手の弱点を叩いているだけではことは進展しない。内輪もめは、他国からの信頼を失うだろう。

出でよ!平成の龍馬!!
  「薩摩だ、長州だ、土佐だと言っている場合ではない。この日本をどうするかだ。」と薩長同盟を成し遂げた龍馬のような政治家はいないのか?とにかく、相手の弱点ばかりを攻めている今の状況は、外国から見ればまとまりのない烏合の衆に見えるだろう。

  現在の状況は、江戸時代に似ているが、その対処の仕方は、それ以下だと思う。もっと理恵を集めてこの問題に対処できなかったのか?我々の子供時代には、尖閣問題などあったのだろうか。いつからこのように問題になったのだろうか。

    これまでの政府の取り組みに問題はなかったのだろうか。とにかく、吉永さんではないが、“オールジャパン”でこの難局を乗り切ってほしい。中傷合戦や足の引っ張り合いでは、益々事態は悪く思えてならない。

 「出でよ!平成の龍馬!!」と叫びたい。

家庭菜園の工事現場。私は既存の花壇を取り壊した。新しい花壇を作りたい。

(日記:家庭菜園の工事現場で作業。午後、北部中学校で和太鼓指導。その後、家内の入院している医大へ行く。帰宅して、夕食を作って食べ、遅羽公民館へ行く。遅羽公民館で『勝山よいとこ』と『勝山小唄』の踊りの指導。結構忙しい一日だった。)

『三室まつり』に向けて踊りの練習をする遅羽町婦人会の皆さん。

 
 

「今日のスケジュールは?」

26 9月

前日または早朝に一日の計画
  サンデー毎日の身は、他人から見ればひまそうに見えるだろうが、当人は全くひまではない。一日にやりたいことは、24時間を超える。ただ、できなければ「明日があるさ」と考えられるところが退職者の特権か。

  朝、「今日は先ず家庭菜園の作業方始めよう」と決めた。畑の境界部分をコンクリートにする作業を行っているので、作業のじゃまになるさつまいもを掘らなければならないのだ。狭いところに沢山の苗を植えたが、我々夫婦では食べきれないくらいの芋を収穫することができた。

  家内が帰ってくれば“スイートポテト”を作ってくれるだろう。その後、第3番手の大根の種を播いた。最初に植えた大根はすぐり菜にできるくらいに大きくなった。マルチの穴に最初は5粒ずつ種を播いたが、途中で選って3本立てにし、最後に一本だけ残す予定である。

一つの穴に5粒ずつ播いた大根の種から芽が出た(9月17日)。今はもっと大きくなっている。

  選った大根菜は油揚げといっしょにみそ煮にして食べるのがヘルシーで美味しいと思っている。スーパーで大根菜を買ってすでに数回みそ煮にして食べた。最後に、秋ギュウリや秋なすに油かすの腐熟液を20倍ぐらいに薄めてかけた。採れた秋キュウリとナスは全て塩漬けにすることにしている。

    午後も、家庭菜園の作業を少しやった。帰宅してシャワーをして小休憩。

  午後、5時から祭りの後始末のために神社へ行った。宮番(神社の当番)、青年団、中年会、壮年会の会員が集まって秋祭りの後始末を行った。今日も結構忙しかった。個人的なことはあまりできなかった。明日があるさ!

  その明日だが、北部中学校の選択音楽での和太鼓指導が始まる。それに、昨日、丸岡中学校のALTから「和太鼓を教えてください」と連絡があった。一区切りついたと思えば、次のスケジュールが待っている。

  この他、明日と水曜日は遅羽公民館で『三室祭り』のための踊りの練習がある。いつの間にか指導者になってしまった。数学のホームページづくりを進めたいし、歌作りも再開したい。今度は、津軽系の演歌を作りたいと思っている。

  来週の水曜日には家内が退院して帰ってくる。そして、リハビリが始まる。プールやウオーキングには私も楽しんで付き合いたい。2人で、「明日のスケジュールは?」と話し合う生活が再会する。