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時間の道

10 2月
ペープサートで使う「犬のお巡りさんの絵」

ペープサートで使う「犬のお巡りさんの絵」

アクセルしかない車

人は誰でも 後戻りのできない時間の道を歩んでいる
大人も子どもも 男も女も 富者も貧者も
この世のあらゆる生き物も

車にたとえれば アクセルのない車に乗っているようなもの
ただただ前へ進むのみ

20歳の頃に戻りたくても 30歳の頃に戻りたくても
それは不可能なこと

20歳らしく、40歳らしく生きることは
50歳の者には 可能かもしれない
それはあくまでも “らしく”だ

しかし50の者はどんなあがいても  来年は51歳になり
再来年は51歳になるのだ

かつての青春スターが テレビや映画で老人を演じている

初老の歌手が 昔の自身の青春ヒットソングを歌っている

見ている自分も同様だろう 時というベルトコンベヤーは
選挙に出た元首相達を 過去の人として 葬り去るのだろうか

それともサムエル・ウルマンの詩のように
「情熱のある限り人は老いない」と話しておられるように
何らかの形で復活するのだろうか?

70歳を越えた私はサムエル・ウルマンの言葉を信じて
自らは「精神までは老いないで生きたい」と思う

後戻りのできない時間の道を歩むならば 急がず一歩ずつ、一歩ずつ
周囲の景色を楽しみながら 歩みたいものだ

(日記 午前中は先ずは医者へ。昔の同僚に会い待合室で雑談。その後、自宅で『かたせ瓦版』の1面を仕上げる。その後、子育て支援センターでのグッズを作る。相手は1、2歳児とその保護者だ。ストーリーのある紙芝居は無理だろう。午後は、家内と二人で事務所でそれぞれの仕事をする。最初は子育て支援センターで使うグッズの下絵を描く。その後は、数学の参考書作り。家内はグッズの人形作り。乗ってきたので、今日は自宅へ帰らず、軽食をとって夜も事務所で作業をすることにした。)

 

 
 

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