+・-の影響
物事には裏表がある。薬でも効能と共に副作用もあるだろう。どんなものにも長所と短所がある。それを一方の面だけを強調するのはフェアではない。
円高一つとってもそうだ。好影響を受けて笑いが止まらない者もいれば、その逆に外国からの資材を輸入して成り立つ企業は逆であろう。ガソリンもどんどん上がる。
これから物価はどんどん上がるだろう。おまけに消費税も上がる。消費税はその性格上どんどん上がっていくと、導入時に懸念を示されていたが、その通りだ。10%になれば、さらに15%、20%とと上昇していくだろう。
私個人は上がることを問題にしているのではなく、それらを決定する人間に信頼感があるかどうかということだ。少なくとも、北欧ではもっともっと高い税率であるが、国民は日本よりは政治家を信頼しているように思われる。
携帯電話も文明の利器だ。しかし、成長過程の子どもたちには経費も含めて必ずしもプラス面ばかりではなかろう。今や、大人も子どもも、通信機器と言うよりも、おもちゃを手にした子どものように振る舞っている部分が見られる。
自己コントロールの未熟な成長過程の子どもたちが、こうした機器に莫大な時間を費やすことは大問題だと私は思う。ゲームも漫画も雑誌も同様である。
そうしたものの副作用が重なるとどういうことになるのだろうか。人間としての成長が阻害されて大人になった子ども達は将来どんな社会人になり、どんな社会を築くのだろうか。
実体験から学ぶことの大切さ、為政者はものの副作用を十分考慮に入れて政治を行っていただきたい。今の世の中、複合汚染されているように思えてならない。その結果、命がどんどん軽んじられていくように思えてならない。
(日記 午前中は、もっぱら『かたせ瓦版』作り。午後、できあがったものをコピーした。その後、久しぶりに市営プールへ行った。歩きを中心に、風呂、サウナ、ジャグジー風呂と繰り返し帰宅。久々に自由な時間がやって来た。)