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瓦版作り

28 11月

第二、第四木曜の午後はホッ!
今日中に、瓦版を発行しなければならない。朝から、編集作業。2面は、写真を多用したが、これが予想外に時間がかかった。1面は、先日(26日)に政府が決めた『生産調整(減反)』廃止について書くことにした。

これまでは、政府が減反面積を決め、それを守った者には補助金を出してきた。10㌃当たり15,000円の補助金が、来年は7,500円になり、5年後には廃止されるのだ。

生産調整がなくなり、自由に米が作れるとなると、米価は安くなる可能性がある。高品質の米を作って価格を維持する方法がないわけではない。しかし、これは簡単ではない。出来るだけ、低コストで米を作らないと米作りは採算がとれないことになる。

一方では、飼料米などを作れば、補助金はこれまで以上に拡充するとのことだ。農家は選択を迫られる。今後米作りはどういう方向へ進むのだろうか。とにかく、今後は、米の生産調整が行われなくなったのだ。

これまでは政府の方針に従って生産調整(減反)をしていれば補助金がもらえたのだ。しかし、今後は農家自らが米作りについて考えなければならなくなるのだ。何をどう作るかの選択を迫られるのだ。農家の情報収集能力と、経営力が求めれらる時代になったのだ。

少し堅いが、『かたせ瓦版』の一面にはこんなことを書いたのだ。読む人は少ないかもしれない。予定通り、3時に編集が終わった。コピーして、市の配布物と共に班長に配ってようやく自由になった。ホッとする瞬間だった。瓦版作りは、今回も、楽しくも苦しい作業であった。

(日記 朝から、午後3時まで、『かたせ瓦版』の編集作業。その後ぼんやり。夕食後、最近忙しくて見られなかった朝ドラを久々に見る。前半忙しくて、後半のんびりの1日だった。)

 
 

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