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楽しいな、久々の数学

25 11月

まだ役に立つのは嬉しい
村の女子高校生が、今日初めて数学を習いにやって来た。小学生の妹が付き添いでやって来た。彼女達のお母さんに頼まれて数学の指導を引き受けることにしたのだ。それにしても、退職してからかなりの年数が経っている私に頼むなんて。

数学の授業をしなくなってから15年目だ。昨日、彼女に借りた三冊の模擬試験の問題を朝から目を通してみた。問題を解いていると15年の歳月が縮まって昨日のように懐かしい。私は退職以来、いや現役時代からいろんなことをやってきたが、やはり私の中心は数学だと思って来た。

それを今日は再認識できた。数学を教えているときが、一番楽しい。相手が少しでも数学を理解してくれたときが一番うれしい。学校帰りの高校生と約一時間半、数学を勉強した。

二十数年前に作った自作のオリジナル参考書。今も十分間に合う。

二十数年前に作った自作のオリジナル参考書。今も十分間に合う。

高校の数学を初めて学ぶ生徒にしてみると、次から次へといろんな分野が出てきて大変だと思う。ベクトルをやったり、指数・対数関数を学んだり、数列を学んだりと、次々と前へと進む。

分かるか分からないうちに前へ進んでしまうのは、消化できないのに新たな食べ物をどんどん飲み込むようなもので、身につかない。そんなとき、指導者は何が基本なのかをしっかりと指摘できなければならないと思う。

まだ、生徒の前へ立てるというかすかな自信はある。夏に、数学の苦手な者を集めて無料で特訓講座をやってみたいぐらいだ。4月からは、数学ブログを立ち上げたいと思う。すでに、ブログは登録してあるので、年が明けたら試運転を始めたい。

それにしても、今日は楽しかった。まだ、自分の中心となる数学で高校生の役に立つのは嬉しいものだ。しかし、これがいつまで持つのやら。そう思うと、この機会を大切にしたいと思う。

(日記 語彙全中は、亜こたつに入って数学の問題とにらめっこ。午後は、昨日泊まった家内の姉と家内が両親を連れて温泉へ出かけた。午後外へ出てみると、雨が降っていないので、少し雪囲いを始めた。しかし、途中で雨が降ってきたので作業を中断。再び、数学。午後5時、息子の友達のY君がパソコンを直しに来てくれた。同じく午後5時から『爺ちゃん勉強』。午後6時から高校生に数学指導。結構忙しい1日だった。)

 
 

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