若い頃できたのに
今日は、約一ヶ月後に迫った軽音楽同好会のOB会のために集中練習をすることにした。というのも、福井組の中に、石川県、名古屋市のメンバーが加わり、練習は私のミニスタジオですることになった。遠路はるばる練習にやって来るので、今日は、たった2曲を2時間かけて練習した。
ジャスのスタンダードナンバーとも言える「ワークソング」と「朝日のごとくさわやかに」の2曲だ。トランペット、トロンボーン、ギター(2台)、ベース、ピアノ、ドラムの編成だ。特に、トランペットは名古屋から練習に来るのだ。
この2曲は、いずれもテーマとなるメロディーを全員で演奏し、後は一人ずつアドリブをやるのだ。このアドリブが簡単そうで簡単ではない。でも、自分勝手にメロディーを作って演奏するのとても楽しい。
せっかく来たのだからと、この2曲に集中した。午後1時から6時まで、この2曲を繰り返した。そして。彼は帰って行った。本当にご苦労さんなことだ。でも、やっていて結構楽しかった。
彼が帰った後で、ロックをやった。私も2曲ドラムを叩いてみたが、早いリズムが打てない。とても悲しかった。若い頃はこうではなかったのに。でも仕方がない。あのスーパースターの長島選手や王選手でも、もっともっと早くに現役を引退したのだ。
いつまで続くのだろうと思っていた大鵬、北の湖、千代の富士等の関取もそれぞれ引退していったのだ。体力や気力の限界を感じて。それでも私は心からは納得していない。
今日は、結局午後1時から午後7時半まで練習した。本番までに練習して、もっと速く手が動くようにして、遊びとは言え、本番の演奏会では頑張ってみたいものだ。
これからは、少しずつ、老いと戦うことになるのだろうか。それともあきらめてできることだけをすればいいのだろうか。迷うところである。デモできないながらもやっていることは楽しい。
(日記 午前中は、クラリネット型のウィンドシンセでジャズのアドリブを考えていた。午後1時から、午後7時半まで「おじさんバンド」改め「じいちゃんバンド」の練習をした。午後7時半から晩ご飯を食べないで集会所へ行き、「片瀬豊年ばやし」の追加部分の練習をした。本番の今週末の土曜日までに完成するだろうか。危ういところである。)