RSS
 

「片瀬」をブランドにできるか?

12 9月

「片瀬豊年ばやし」にかける夢
   今日は、朝から「農事組合法人かたせ」の稲刈りの補助員を務めた。午前8時から午後6時まで、コンバインで刈り取り、脱穀した籾を軽トラックでJAのカントリーまで運ぶのだ。その他、コンバインが刈り残した稲の刈り取りも行った。今日は残暑が厳しかった。
 
  今刈っている稲はコシヒカリだ。このコシヒカリだが、全国的にもかなり作られている。今日、カントリーで順番を待っていると、片瀬以外の集落の人たちもどんどん籾を運んでくるのだ。これらの米は全部混ざり合って乾燥され、玄米にされるのだ。

「農事組合法人かたせ」の農舎に備え付けた乾燥機、籾保管庫、臼スリ機など。今日から自家用米の乾燥を自前で始めた。「片瀬の米」誕生が近い。

  極端に言えば、勝山市内の米が混ざり合って勝山産のコシヒカリとなって出荷されるのだ。従って、以前のように全てを自分でやらない限り「片瀬産のコシヒカリ」は存在しないのだ。JAへ運び込む限り、猪野瀬、平泉寺、遅羽……等の米が混ざり合ってしまうからだ。

  しかし、我が「農事組合法人かたせ」では、今年から実験的に、「村の人たちやその親類に販売する自家用米」は、自前で乾燥し、臼スリを行って玄米にするのだ。今年から、「片瀬の米」を作り出すのだ。

  そのために、組合では、農舎にそのための機器や設備を導入したのだ。乾燥機を買い、籾保管庫を作り、臼スリ機を購入し、リフトなども購入し、安全で能率よく作業ができるようにしたのだ。

  今年は、少なくとも、組合員は片瀬の米を食べることができる。そして、近いうちに、「片瀬ブランド」の米を生産するのだ。そのためにも「かたせ」をブランド化する必要があるのだ。

  農事法人では、 「芋と生姜と旨い米」がキャッチフレーズである。昨年、100年近くの伝統ある銭太鼓を片瀬オリジナル「片瀬豊年ばやし」として創作しなおしたが、この歌の歌詞にも「芋と生姜と旨い米」を入れてあるのだ。もちろん銭太鼓のバチを振る技のいくつかはこれまで村に伝わるものを利用しているが。

  この銭太鼓「片瀬豊年ばやし」が「かたせ」をブランド化するのに役立てばと思っている。そして、「片瀬の里芋」、「片瀬の生姜」、「片瀬の米」が固有名詞となり、多くの人に認知され、販売できればと思っている。

  その第一歩が今日始まったのだ。先ずは、区民が美味しいと思える米が食卓に上ることを願いたい。そして、第2彈として片瀬に縁のない一般の人たちにも「食べたい」と思える米に育っていくことを願っている。

(日記 午前8時から午後6時まで稲刈りの補助員。残暑が厳しかった。午後7時半よりオカリナ教室。幼児の前で演奏する曲目を練習した。その他、「上を向いて歩こう」と「また君に恋してる」も練習した。長い一日だった。)

 
 

Leave a Reply