昔の勘が戻らない
来月の中旬に「大学の軽音楽同好会」のOB会があり、その日の午後は演奏会、夜は懇親会ということになった。その演奏会のために、にわか「おじさんバンド」を結成したが、腕の方はいっこうに昔に戻らない。
勝山、福井、大野、春江2人、松任(白山市)から私の事務所へやってくるのだ。昔は何らかの楽器をしていたが、それは約50年近く前のこと。なかなか若い頃の勘が戻らない。音楽をやりたい気持ちはあるが、指の方がついて行かないのだ。
それに記憶力の方も怪しい。なかなか覚えられないのだ。それでも、音楽をやる楽しさだけはある。午後4時半に家を出て児童館のスタジオでろくに晩飯も食べずに、夜の10時半まで練習した。
若い頃なら午前様になっても平気だったが、今ではそうはいかない。さすがに疲れてくる。おまけに私は、午前中は稲刈りでカントリーまで籾運びをしたのだ。今日は本当に疲れた。
この年になって新しい楽器を購入し、今日届いた。「ウインドシンセサイザー」だ。普通シンセサイザーは、ピアノと同じ鍵盤でいろんな音を出すのだが、この楽器は笛と同じように口で息を吹き込んで音を出すのだ。
そして、トランペットやトロンボーンやフルートなどいろんな音を出すことができるのだ。はたして使いこなせるかどうかだ。来月のOB会での演奏会で使えたらいいと思うが、たぶんマスターできないだろう。
今日、ようやくOB会で演奏する我ら「おじさんバンド」の曲目が決まった。しかし、まだまだバンドらしくない。前途多難である。後、1ヶ月ちょっとで人前で演奏できるようになるのだろうか。心配ではある。
(日記 午前中は「農事組合法人かたせ」の稲刈りで、私はカントリーまで軽トラックで籾運び。昼の12時半に終わった。午後は、おじさんバンドの楽譜書き。午後4時半から午後10時までおじさんバンドの練習。疲れた一日だった。)