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永代経

15 3月

子どものことから寺(道場)に親しんだ世代
私達、70歳前後より上の世代は寺(道場)に親しんだ世代であると思う。というのも、私達が子どもの頃は、道場が宗教活動の場であるばかりではなく、集会場として各種の会合が行われたり、文化会館として巡回映画や芸能発表を行った場所である。

また、夏休みにはトランプなどをして遊んだ場所であり、ソロバンを習ったり勉強をした場所である。村の大人や子どものたまり場だったのだ。

今は、ほとんど宗教関係の場となった。今日は『永代経』だ。「永代経」は「先祖への永代の追善供養」という意味もあるが、浄土真宗における「永代経」は、「先達・先祖を御縁として私が経(教)を頂き未来永代に伝える」という意味もあるとのことだ。

言い換えれば先祖のおかげでこうした村のみんなが集まることができ、私達がお経を聴くことができたとも言える。最初は文字通りお経をあげられたが、その後はほかのお寺から招いた住職による「説教」だ。

自分を見直すよい機会にはなった。両親が早くなくなったので、お寺へ顔を出す機会は他の人たちよりも多いかも知れない。今日は家内と一緒だったが、自分にとってはよい機会だったと思う。

(日記 午前9時半より道場での『永代経』に出る。途中で説教を聞く。午後は、紙芝居の絵を描く。作業は夜まで続いた。)

 

 
 

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