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Archive for 5月, 2014

雨もまたよし

21 5月

久々の雨
 百姓育ちの人間にとっては、雨の日はホッとする。今日は朝から雨。こんなときは、事務所で自分のやりたいことを心置きなくやれる。先ずは、数学。とにかく、毎日少しずつ形にしていくことだ。今日で一区切りができた。

 1時間ほど集中しては目休め。お茶やコーヒーを飲んで作業開始。この間、しばらくはテレビ(の音声)を聴きながら、その後はラジオを聞きながらの作業だ。

 退職してからは、ラジオファンになった。ラジオは作業をしながらでも聞くことができるからだ。そして、結構自分のため(勉強)になることも多い。

 時々、目を休めるために、家庭菜園を除くのは楽しみだ。今は、イチゴが盛りだ。来週くらいからはエンドウもふんだんに食べられるだろう。そして、ジャガイモ、キュウリなどが続くだろう。

 庭の片隅にある3本のイチジクの木も果実をつけている。キウイも花盛りだ。そのうちに摘果しなければならないだろう。菜っ葉はいつでもおひたしにして食べられる。家庭菜園は、趣味と実益には最高の取り組みだ。

(日記 半日は数学。途中で、家内とオカリナ練習。午後も作業を継続。そして、自宅へ帰りCD作り。午後8時頃から食生活改善推進員『さわらび会』の皆さんに余興の踊りの指導。雨の日も結構忙しく充実していた。)

 
 

力でしか解決できないのか

20 5月

最近の世相
 ここ何十年かのうちで、今が一番世の中、騒がしい。日本の中では経済を前面に押し立てながら、憲法改正や憲法の解釈変更による集団的自衛権の扱いなどが大問題になっている。

 東南アジアでは領土問題が日増しに大きくなり、争いが絶えない。ウクライナも同様である。どうも国家が安定しない。安定した地域は非常に少ない。

 その根本にあるのは、人間の欲望ではなかろうか。個人の欲望、地域エゴ、そして国家の欲望が折り合いをつけることなく広がり、それが衝突を生んでいるように思われる。

 もはや、冷静に話し合う場はない、国連も、こうした大きな問題には残念ながら無力だ。最終的には、武力を背景にしたり武力に訴えるしかないのだろうか。

 国家の前には、個人の人権も無視され、それらに対抗するテロも後を絶たない。各国の一般住民は争いを望まないのに、政治がそうしたことに折り合いを付けられないでいる。こうした状況に天災野人脚が追い討ちをかけている。全ての人々に欲望のコントロールが今求められているのだろうか。

久々のオカリナ練習。月末に行われる自然観察会の際、大師山山頂で演奏するための練習だ。

久々のオカリナ練習。月末に行われる自然観察会の際、大師山山頂で演奏するための練習だ。

(日記 午前中は、数学。これからは、着実に数学をすると決めた。数学さえやっていれば気分は安定する。午後は、昨日に続いて庭木の剪定作業。今日も、軽トラいっぱいに剪定した枝等を積んでゴミ処理場へ行った。夜は、オカリナ練習。久々ではあったが、楽しかった。演奏しにくいところはきっと頭の体操になっていることだろう。)

 
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自分の中心

19 5月

中心があっての周囲
 時々、褒め言葉であるようなないような言葉を知人からかけられることがある。「何でもやれる」と。しかし、それは自分にとっては決してよいことではない。

 昨晩、寝る前に家内と話していて考えたことだが、やはり、自分の一番やりたいことを中心にして他のこともやるべきだということを再確認した。私の中心、それは数学だと思っている。

 毎日、時間の長短は別として、数学をやるべきだと思う。そして、その合間に、家庭菜園や音楽や紙芝居や地域の活動があるのだと思う。そんなわけだ、早速今日は事務所でパソコンに向かって数学。

 現役時代に考えて貯め込んだ膨大な数学の資料を使って、高校生の数学理解に役立つ参考書的なものを作りたい。おそらく完成までには3年ほどはかかるだろう。

 できた部分、例えば完成した章を冊子にして現役の高校生に使ってもらい、改善を加えていきたいと思う。千里の道も一歩からではないが、とにかく毎日少しずつでも作り続けることだと思う。昨年1年かけて創作紙芝居『親鸞聖人物語』を完成させたように。

(日記 午前8時より事務所で数学の参考書作り。2時間あまり続けた後、庭木の剪定。夕食後も、引く続き庭木の剪定作業。剪定くずの枝などを軽トラに乗せて大野市の処分場へ持って行った。帰りに村の後ろの山へ出かけ山菜採り。蕗、ワラビ、たらの芽を採った。午後7時半より横浜の孫の『爺ちゃん勉強』。充実していたが、疲れた一日になった。)

 
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エプロンシアター

18 5月
二人でオリジナル紙芝居『かくれんぼ』を演じた。

二人でオリジナル紙芝居『かくれんぼ』を演じた。

子どもたちの輝く目
 大野市の小山公民館からの依頼で、例によって「手遊び歌と紙芝居」をすることになった。約1時間前に自宅を出発して大野市へ向かった。20分ほどで公民館へ着いた。

 会場に入らず、駐車場にワゴン車を止めて家内と二人で紙芝居と手遊び歌のリハーサル。紙芝居と歌の練習をして会場へ入った。親子が会場の大広間に集まっていた。

 集まっている子どもは乳幼児から小学生までとかなり幅があった。一番やりにくいパターンだ。こんなときは、1、2歳児に的を絞った筋書きのない紙芝居『かくれんぼ』と『のぞいてみよう』をすることにしている。

エプロンを舞台に「三匹ヤギのガラガラドン」を演ずる家内。

エプロンを舞台に「三匹ヤギのガラガラドン」を演ずる家内。

 こちらの方は、子どもたちが見つけたキャラクターや動物達を先を争って見つけて発表してくれるので会場は盛り上がる。家内は、自作のエプロンシアターを演じた。

 そして、もう1本は、幼稚園児から小学生に的を絞った恐竜紙芝居『大雨に負けないぞ』を演じることにしている。そのほか、手遊び歌数曲を披露した。あっという間に1時間が終わってしまった。子どもたちの輝く瞳に励まされながらの1時間でもあった。少しだけ、子育てについても話す時間をいただいた。

(日記 午前中は小山公民館で親子に「手遊び歌と紙芝居」を演じた。午後は、親戚の「家見(新築披露)」があった。家内と二人で出向いた。昼食をいただき、家の中を見せていただいた。私たちは、「自分達も家を作りたい」と思って帰ってきた。午後は、オカリナカラオケの編曲とCD作り。今日も忙しい一日だった。)

エプロンシアターを演ずる家内の横で私は、ギターで盛り上げ役。

エプロンシアターを演ずる家内の横で私は、ギターで盛り上げ役。

 

カラオケ作り

17 5月

久々にカラオケ作り
 地元「猪野瀬地区」のイベント『大師山自然観察会』に、山頂で振る舞い鍋などのもてなしと共に、オカリナ演奏をすることになっている。過去2年間、経験しているので、今年も依頼された。

 オカリナ演奏メンバーは、「猪野瀬地区」の4人。自然観明日を終えて山頂へやって来た参加者に、心を込めて演奏するつもりだ。毎年同じ曲ではやりがいもないので、新しい曲を2曲加えることにした。

 山頂で演奏すると、意外によく聞こえるらしい。登山してきた人達は途中でオカリナの声が聞こえるらしい。そう思うと張り切らざるを得ない。

 楽譜を探して、自己流で編曲するのだ。演奏は一人でやるよりも、複数の人間でやった方がずっと楽しい。専門家ではないので編曲にはかなりの時間がかかるが、それでもきれいに聞こえたときは、嬉しい。

 昨日は、創作民謡で三味線を弾き、今日はオカリナ曲の編曲。音楽は楽しむことが一番だ。色々したいことがあるので、時間がかかることだけが、気になるが、それでもやめられない趣味の一つだ。

(日記 午前中は、家内に敬老会の踊りの振り付け指導。午後は、もっぱら、オカリナグループの編曲作業。一日があっという間に終わってしまった。)

 
 

福井の木田神社で「片瀨豊年ばやし」

16 5月

出演は恒例になりつつある
 今年も、福井の木田神社の春の例大祭に我が片瀬の銭太鼓『片瀨豊年ばやし』出演が恒例になりつつある。まだまだ模索中の郷土芸能だ。

 去年と全く同じではさみしい。少しでもよりよい郷土芸能を目指して現在も進化を続けている最中であると、私は考えている。挿入芸は、農業に絞っているが、今年は農耕馬を舞台に登場させることにした。

 しかし、残念ながら、練習不足でまだまだ満足できる芸には到達しないようだ。それと、今回は生演奏を目指して先ずは、尺八と三味線と太鼓を使って伴奏をすることにした。

 とは言っても、三味線は知人の知人である福井のMさんにお願いすることにした。我が片瀬の住民だけで生伴奏をするにはまだまだ時間がかかる。今回は、生伴奏に向かっての第一歩だ。

 「よかった」という人もいたが、私としては、まだまだだと思っている。秋の全国大会までにはもっともっと腕を磨かなければならないと思う今日の出演だった。まだまだ本物にするには時間がかかりそうだ。

(日記 午前8時から午後3時まで、『農事組合法人かたせ』の田植えの補助員を務めた。午後4時過ぎに福井の木田神社へ向かった。早めに福井へ向かったのは、尺八のMさんと締太鼓の長女とは初めて練習をするためだ。練習は、ワゴン車の中で行った。本番は7時半頃だった。初めての挿入芸もあり、楽しく演ずることができた。ただ、今日は本当に疲れた一日だった。)

 
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農耕馬

15 5月

農耕馬を使った作業
 農業に馬を使っていたということを、今の若い人たちはほとんど知らないのではなかろうか。昭和も中盤から後半になると、機械化が進み、馬や牛を使うことがなくなっていったのだ。

 私は、我が家の馬の世話をした世代だ。馬の餌を作るのは私の役割だった。二階に保管してある藁を切り、豆殻や米糠を混ぜ、米のとぎ汁などを加えて馬に与えたのだ。生き物だけに手抜きはできなかった。

 今も、村の中には当時の馬具を保管してある家がある。我が家にも「馬鍬(当時“まんが”と呼んでいた)」がある。今回は、手作りの馬に、実物の「馬鍬」を改造したものを使って芸をするつもりだ。

 我が片瀬の『豊年ばやし』には、こうした昭和時代の農作業を挿入芸として取り入れていきたいと思っている。私たちが子どもの頃に行われてきた農作業が忘れ去られる前に、何らかの形で残していくのは私たちの役目だと思っている。

 とは言うものの、これらを芸として豊年ばやしに取り込むのにはそれなりの努力が必要だ。馬役のメンバー(前足・後ろ足)と「馬鍬」の使い手の呼吸を合わせるのは簡単ではない。練習あるのみだ。

(日記 午前中は馬の調整。そして午後は数学。午後7時からは明日の木田神社での演技のための最終練習。時間がどれだけあっても足りないくらいだ。外国人英語指導助手のジョスリンさんが練習を見にやってきた。彼女もこれらの芸に興味があるようだった。)

 
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終日事務所で作業

14 5月

家内は「エプロンシアター」作り・私は数学

今日は、事務所で作業をすると決めた。家内は、昨日から「エプロンシアター」作り。幼児向けのものだ。私達二人は、幼児の前でボランティア的にいろんなことをやっている。

その日に向けての教材作りだ。直近の出番は日曜日の大野市の公民館での出番だ。小学生や就学前の子ども達とその保護者が参加するという。2つの紙芝居、そしていくつかの手遊び歌などを準備している。

それに加えて、家内は「エプロンシアター」を幼児に向けての新しいプログラムにしたいと考えてる。隣で、私は、金曜日の出番の三味線練習。そして、数学参考書作り。

それぞれが、それぞれのことをやっている。昼食のために自宅へ帰る時間ももったいないので弁当持参で事務所へやって来た。窓からは、家庭菜園の作物が見える。

他人から見れば、まねごとに見えるかもしれないが、二人にとっては、創作だと思って取り組んでいる。今日はかなりの能率が上がったと思っている。途中でエンドウにネットをかけた。鳥害を防ぐためだ。充実した一日だった。

(日記 今日は、弁当持ちで終日事務所で作業。夕食後も10時まで事務所で作業。朝から晩まで家内と二人。楽しい一日だった。)

 
 

重要な出番の多い一年

13 5月

木田神社の例大祭に向けて
私達、片瀬銭太鼓保存会は、金曜日に木田神社の春季例大祭に出演することが決まっている。今日は、午後7時練習会。今日は、主に挿入芸について練習した。秋に向けて新しい挿入芸を考えていたが、その一部を今回披露することに決めた。

練習は十分ではないが、人前でやると決めた以上は真剣に練習しなければならないと思っている。決めた以上は見る人に失礼に当たらないように頑張らなければならないと思って気合いを込めて練習した。

練習後、「郷土芸能とは何か」が話題になった。かつて、この片瀬伝統の銭太鼓は、島根県の民謡安来節に合わせて銭入りのバチを振り、ドジョウすくいを演ずるものであった。これが、当区に100年余りに渡って伝わってきたのだ。

しかしながら、近年は再興はしたものの完全に演ずる者がなくなってきていた。他県の芸能そのものであるので、余興にはなっても郷土芸能にはなり得なかったからだ。

そこで、伝統を生かしながら、銭太鼓のバチを振り、「農業」をテーマに挿入芸を入れて新たな郷土芸能『片瀬豊年ばやし』として創作し、現在に至っている。これが、地区の本物の郷土芸能になるかはこれからの私達の活動によると考えている。

田植機をバックに記念写真。午前7時からの作業なので少し疲れた。

田植機をバックに記念写真。午前7時からの作業なので少し疲れた。

(日記 今日は田植えの補助員だ。午前7時より若猪野のハウスから苗を運び、午後5時まで田植え作業。予定より多くの苗を植えることが出来た。午後7時半より、銭太鼓の練習。長い一日だった。)

 
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雑草対策

12 5月

草とどう向かい合うか
 本格的な農業であれ、家庭菜園であれ、花や庭造りであれ、「雑草」を避けることはできない。特に、農業の場合には、雑草は収穫に大きな影響を及ぼすのでその対策は大変だ。

 かつての米作りでは、除草機を回し、手で草を取り田んぼの中へ埋め込んだりしたのだ。この作業は重労働だった。時間がかかり、しかも腰を曲げての作業だけに、身体に与えるダメージはとても大きかった。

 今はどうだろうか。畑などは、雑草を防ぐために、費用はかかるが「防草シート」を張ることが多い。私なども、あまり除草剤を使いたくないので「黒マルチ(防草シート)」は欠かせない。

 しかし、田んぼの畦となると、畑に使うような簡単なシートではもたない。先ず、このシートは1m幅で50mの長さのものは固定用の留め金も含めると10,000円以上はする。

 水田となると、今では除草剤は欠かせない。田植機で苗を植えると同時に、除草剤も同時に撒布するのだ。除草対策にはかなりの費用がかかるということである。水田の場合には無農薬はかなり困難だ。